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この写真は恐竜のミイラです。
8000万年前と、古生代のものに比べればかなり「新しい」ものになりますが、
完璧な軟体性の化石です。
恐竜化石としては通常は腐りにくい歯や骨など、稀に筋肉組織(腱など)も残りますが
内臓や皮膚などは滅多な事では残りません。
これは、化石の形成には
遺骸の埋没→遺骸と鉱物との置換→化石化
というプロセスを踏むのですが、埋没前に食べられてしまったり、
埋没しても置換する前にバクテリアに分解されてしまったりして、
結局鉱物に置換(化石化)されないからです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、極めて稀ながらミイラが発見されます。
これは、乾燥した環境下で所謂ミイラ化してから化石化したもので、
特殊な環境でのみ実現される奇跡のようなものです。
この写真をご覧になりますと、この皮膚化石は皮膚の分厚い組織を(表面だけではなく)
保存している事がご理解いただけると思います。
通常の皮膚化石は、恐竜が死んだときに地面の泥に体が押し付けられて
皮膚の凹凸パターンが土に転写され、それが固まって化石化したものです。
稀に一個体丸ごとミイラ化したものも発見されます。
Hadrosaur skin
Hell Creek Fm., Montana, USA
低酸素化の環境で急速に埋没されると、分解される事なく軟体部の化石が保存されます。
中生代でのその代表例がドイツのゾルンホーフェン・中国の遼寧省(熱河動物群)です。
前者は干上がったサンゴ症で塩分濃度が高く腐らない、
後者が火山の爆発で大量の火山灰に急速に埋没された、などの極めて特殊な環境です。
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本物ですか、これ!?すごい!!なんか…神秘ですね☆ちなみに私は恐竜の骨として売られていたものを買ったことがありますが、なんだか…あやしかったです↓
2006/8/29(火) 午前 0:46 [ - ]
は、初めて見ました!!けっこうキレイに残っていますね☆ ぱっと見たら北京ダックの皮かと思っちゃった!
2006/8/29(火) 午前 3:32
これは本物です。個人的には、化石の恐竜よりもアイスマン(5000年前の人間の天然ミイラ)等の方が神秘を感じてしまいますが、実際にはそれらよりも遥かに奇跡的な存在なんですね。 この写真では非常にピカピカと光ってみずみずしく写っていますが、これはプラスチックを隅々まで浸透させて脆い標本を補強しているからです。 皮膚に限らず、脆い恐竜の骨には同様の処理を施します。 ということで、恐竜博などで「化石に触ってみよう!!!」などと銘打ったコーナーの標本表面のツルツル感は、実はプラスチックなのです。
2006/8/29(火) 午後 11:43 [ kipccl ]