古生代のページ

奇怪な古代生物のページです。 一般には目にすることの少ない実物の化石を中心に紹介します。

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またまたイソテルスです。ちょっとシツコイかも知れませんが…

三葉虫で一番大きな種類は何でしょうか?テラタスピス?
<a href="http://www.trilobites.info/lgtrilos.htm">実はイソテルスの仲間としてIsotelus rexという王様がいてそいつがno.1なんだそうです。</a>
I.rexはカナダで取れるといいますが…I.mafritzaeのように優美でスレンダーというよりは寧ろ
ずんぐりむっくりの第三帝国のマウスのような重たそうな印象を受けます。

写真のものは残念ながらI.rexではありませんが、Isotelus latusという種類で、外見のデザインとしては重そうな感じで、I.rexに類似しているように思います。
この標本以外に見た事がありません。

尾部の60%程度が補修ですが、他には補修は無いように思われます。
完璧なものでは有りませんが、当方がこれまで目にしたイソテルスの中でも高級(一番ではない)の部類の標本でした。

Isotelus latus
Ontario, Canada
Ordovician, approx. 495 Million years old

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表題は変な書き方ですが、イソテルスギガスに似ています。
が、にしては大きすぎるのです。どういうことかと申しますとI. gigas
若い内だけ顕著な頬棘(頭の後ろ側からチョンっと出ている棘です)が見られるのですが、
大きくなると棘が無くなるのです。
当方も頬棘付きのものは、これまで最大でも8cmとかそのくらいの標本しか見た事がありません。
この一品、ご覧のようにほぼ13cmと、ものすごく大きいです。

この点はDavid Rudkin氏(the Royal Ontario Meuseum in Toronto)に拠りますと、
新種の可能性アリ、との事です。このような標本は稀にしか取れないのではなく、
この標本の取れた産地では一般的に取れるらしいです。新種なのか、I. gigas
特殊な環境で育ったからこのような姿になったのか、今のところは解りません。
この種は研究されるのでしょうか?経済活動に直結しない学問にはきびしい期待かもしれません。

Stragegraphy:the lower Bobcaygeon in the Cardin Quarry
Locality: Brechin, Simcoe County, Ontario, Canada
Date of find: 2005(この標本)

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