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バージェスモンスターの一つ、オダライアです。
バージェス頁岩でも近縁種が見つかりますが、バージェス頁岩のものは最大15cmと
アノマロカリスを除いてはほぼ最大級の節足動物であるのに対し、澄江のものはずっと小型です。
両産地ともに超がつく希少種です。
体のデザインとしては、巨大な2つの目があり、柔らかいチューブ状のソフト・シェルの中を無数の付属肢が格納されており、尾は3叉になっているという特徴があります。
澄江のものの尾が3叉になっているかは分かりませんが、形状的にはとてもよく似ています。
この標本はもともと殻しか保存されておらず、折れ曲がった奇妙な古虫だなぁと思っていたのですが
よく調べてみると尾部の1部と目が保存されている事に気づきました。
そしてさらに調べてみると、肢(歩行肢と鰓肢との両方が見られます)も保存されており
オダライアが2匹、しかも保存は完璧という素晴らしい物である事が分かりました。
澄江のよくわからない物には掘り出し物は結構あります。
コレクターの方は顕微鏡でよく観察して見られては如何でしょうか。
Odaraia eurypetala 寛尾叶奥代雷虫
Cambrian: Chengjiang, Yunnan, China
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