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関山生物群のシンボル、ガンウェイカリスです。
持っている中では最も完璧な個体の一つです。
ガンウェイカリスは見つかったとき、(普通の標本では)目も肢も一切見当たらない異様な外見からか古虫類との類縁関係を推定する向きもあったようですが、今では状態の良い標本からクッキリとした肢が発見され節足動物のフーシャンフイアに近い動物ではないか?と言われているようです。
確かに軟体部の化石を見ると、フーシャンフイアに似ているように感じられます。軟体部の写真は「関山生物群」なる中国書籍に載っています(比較的最近出た書籍ですが、どうも入手困難になりつつあるようです。興味のある方は書虫で売ってます)。
ガンウェイカリスは大きければ10㎝を超えるため、この個体は澄江系では大きな化石ではあるものの、ガンウェイカリスとしては小型という事になります。ほっそりとした姿で保存されていることもあり、大型の標本に比べると、もやしっ子のようにも感じられます。異様な姿ながら古虫のように不格好な生物ではないのでガンウェイカリスの良い標本は映えます。
カンブリア紀、中国印南省産です。(おそらくは昆明界隈の産でしょうか?)
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2015年10月12日
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