古生代のページ

奇怪な古代生物のページです。 一般には目にすることの少ない実物の化石を中心に紹介します。

三葉虫-南北米

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まぁ、超肉厚と言っても以前お見せした物に比べればオモチャみたいな大きさですが、
それでもこの手の物としては小さい物ではないです。
この大きさならば完璧な物もそこそこ採れる物ではあるようです。
完璧…まさに完璧の一言、です。個人的にイソテルスの中で一番好みの姿をしています。
珍しく両目とも完璧な複眼が拝めます。一方しか載せてませんが、両方がこのクォリティです。
ちなみに、三次元構造を完璧に保存する標本が取れたというこの採石場からは今は全く発掘できません。

species: Isotelus mafritzae
locality: Ogden Point Quarry, Ontario, Canada
strategraphy: Coboburg Fm.

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完璧に丸まったものとしては世界最大クラスのイソテルス・マクシムスなんだそうです。
幅10cm程度のものに対し、こいつは16以上あるようです。
と、言う事は、正面から見た面積は約2倍大きい、という事になります。
剥れやすい両目とも健在、という素晴らしい一品です。

Isotelus maximus
Mt. Orab, Ohio, USA
Ordovician

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提供者はこの産地で数十年にわたって採集を続けている年季の入ったなのですが、
その方をして「確実に世界最高の品」と言わしめた奇跡の標本です。

何が奇跡か?それはオハイオのイソテルスの丸まったものは、おしなべて
圧縮されているのです。大抵は半分くらいの厚みになるのですが、しばしば煎餅の様に
完璧に圧縮されます。が、この標本には圧縮は殆ど見られません。

小さい個体ならば、まぁ考えられない事も無いのですが、
この一品はかなり大型の部類に入るにも拘らず圧縮が見られないのです。
イソテルスの殻は薄いので、これは凄い事です。
中には石が充填されているので、そこらのイソテルスの重さとは比較になりません。

厚みの比較として、こちらも(大きさの面で、丸まったものとしてはワールドクラスと言える)
超巨大イソテルスと比較します。圧倒的な大きさを誇る超大型イソテルスより分厚いんですよ…これ。

Isotelus maximus
Mt. Orab, Ohio, USA
Ordovician

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 分類:Cruziana
 年代:シルル紀
 産地:Bisher Fm., Southern Ohio, USA

面白いものを見つけました。まずは写真をよーくご覧下さい。
この薄っぺらい石には、片面にはポツポツとした点字のようなもの、
もう片面にはクルジアナと呼ばれる三葉虫が半分もぐってつくったとされる
「何かを引きずったような痕(というよりは作りかけのゼリーやゴマ豆腐など
 ゲル状の物に棒をつっこんで動かした痕に似ています)」が見られます。

クルジアナは先述のとおり三葉虫が半分もぐってつくったとされ、泥喰いを
生業としていた三葉虫の生痕とされています。
この標本の面白いのはどうやら両面の生痕が同一の生痕の二つの姿であるらしい事です。

つまり、この薄い石片は、三葉虫の一つの足跡について、
土の上と土の中の両側から観察しているというスゴイ物、
という事になります(もし推定が正しければ、の話ですが)。
こんなものは見た事がありません。

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この標本はすでに売却済みですが、是非掲載すべきなのでここに掲載いたします。
というのも、殆ど取れないからです。希少なだけでもなく、異様な保存状態の良さにもご注目ください。
これほどのモノを手にする事は、おそらく一生無いような気がします。
以下が売ったときの説明です。全長6cm弱くらいです。


Dicranopeltis nereus
シルル紀
Rochester shale, Middle Port, NY, USA

説明:
超希少なリカス、Dicranopeltis nereusです。
これを国内で入手するのは難しいでしょう。
写真では判りませんが、母岩の色は黒ではなく、白です。
これは産地(石切り場レベルでの差異)由来のものです。
母岩には他のロッチェスターの物と同様に補修はあります。
三葉虫自体に接着箇所がありますが、少なくとも大規模な補修は
認められません(小規模な補修は判別できません)。

頭部は非常に良好に三次元的に保存されています。
これは母岩の特性による物なのでしょうか、
この産地(ロッチェスター)の物としては極めて稀な事で、
このような希少種でこのような保存が成されたのは奇跡的と言えます。
ご覧のように標本表面の小突起も良好に保存されています。

どこかの部位が欠けている、という「ほぼ完全」ではなく
完全体であり、状態は極上の一期一会の標本といえます。

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