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【ホテル編】
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とあるホテルの、改装工事の仕事があった。
まだ新しいホテルなのに、何故改装する必要があるのだろう?と不思議に思っていたら、壁の中に大量のお札を塗りこんでいた。
何があっても、このホテルだけは使うまいと心に誓った。
82
ホテルの台帳に書かれた名前・・・
清水×× 河本×× 沖野××
福井×× 神山×× 祥田××
渡辺×× ○○源助 ・
神崎×× ○○礼二 ・
「さんずい」と「しめすへん」が並んでいた。
83
ユニットバスにお湯を溜めようとしたら、真っ赤な水が出てきて驚いたが、「サビだろう」と思い、フロントに苦情を言うと、支配人が青い顔をして部屋にやってきた。
「この部屋は、浴室で殺人事件がありましたので、バスを取り外しました」
怪訝に思い、もう一度バスルームに入ると、そこにはトイレとシャワーだけがあった。
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「西日が差し込むので、なるべくカーテンは開けないように」
フロントでそう言われたが、夕焼けが綺麗だったので、カーテンを開け外を眺めていると、隅の方にベッタリと、外側から、手形がついていた。ここは9階である。
85
観光地の小さなホテル、毎年秋になると、Nさんが紅葉を楽しみにやってくる。
山が綺麗に観える角部屋が好きで、毎年決まった部屋に予約を取る。
ホテル側とも家族同然の付き合いだったが、病に倒れ亡くなってしまった。
支配人は、Nさんの命日にはその部屋を押さえ、誰にも使わせなかった。
しかし13回忌の日、誰も使わなかったハズの部屋にあるメモ帳に、
『ありがとう、もう充分満足です。・・・N』という書置きが残っていた。
【音編】
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夜道を歩いていると、交差点で「キキィーッ!ドンッ!!」
という、事故のような音が聞こえたので、急いで音の方へ行ってみると、事故の後は、影も形も見当たらなかった。
不意に肩を捉まれ、振り返ってみると、血にまみれた女性が「違う・・・」と呟いて消えていた。
後日、その付近で轢き逃げの死亡事故があった事を知った。
87
先日、耳の聞こえが悪くなったと思ったら、何か最近、耳にノイズが聞こえるようになった。
心配なので、病院に行って診てもらうと、耳の中からモゾモゾと、奇妙な虫が這い出て来た。
88
自殺者が続出するという、とあるアパートの一室。
迷信など全く信じない学生が、住み込みで原因を調査することにした。
その結果、ビル風が窓に当たり、微妙な振動が、耳には聞こえない周波数の音を出し、それが知らず知らず、住人のストレスになる・・・という結論に達した。
学生は、窓サッシを新調し、振動が起きないよう工夫した。
半年後、その部屋で、変死体となって発見された。
89
ピンポーン・・・ ピンポーン・・・ ピーンー・・・ポーン・・・
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン
ガチャガチャガチャガチャ!!ドンドンドンドンッ!!
ガチャガチャガチャガチャ!!ドンドンドンドンッ!!
ガチャガチャガチャガチャ!!バキッ!!! ・・・ガチャリ・・・
ぴたっ・・・ぴたっ・・・ぴたっ・・・ぴたっ・・・ぴたっ・・・ガラガラガラ
「みぃ〜つけた・・・」
90
バイオリン独奏会、不慮の事故で亡くなったライバル。
彼女のバイオリンを持って、独奏会に臨む事にした。
独奏会は無事に終了し、録音した楽曲をチェックすると、バイオリンに「妙な音」が入り込んでいるのが分かった。
気になったので、解析にかけると、とある言葉である事が分かった、「・・・私の・・・バイオリン・・・返して・・・」
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82ってどういうこと?
2009/8/13(木) 午前 9:14
85の様な粋なホテルなら
私も宿泊してみたいです。
2009/8/13(木) 午後 5:51
さんずいとしめすへんで「シ」と「ネ」。
つなげてシネ→死ね
ってことでしょうか?
2009/8/13(木) 午後 8:19 [ 宙軍少将 ]
うまい!!
2010/8/12(木) 午後 1:04 [ 柳双 ]