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こんにちは、ゲストさん
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たった一本しか残っていない竪琴の弦に耳を傾ける。 彼女にとっては、この音が希望であり世界の全てなのかも知れません。 描いたのは19世紀末のイギリス画家・ワッツ。 当時のイギリスは産業革命に湧き、 世界でも有数の先進国ではありましたが、 貧富の差が激しく、民衆の不満も高まっていました。 折しも世紀末が近づきつつあるなか、 世情に敏感な多くの画家が、この時代ならではの作品を遺していますが、 この『希望』も、そんな時代だからこその作品なのかも知れません。 ワッツは晩年、自分の家を自分専用のギャラリー(美術館)として改築。 1人の美術家だけのために建てられた美術館はイギリス初。 そして、現在でも唯一だそうです。 そんなワッツですが、亡くなってすぐに前衛的な美術が台頭。 時代の波に押し流されるように、名声も廃れてしまいました。 彼が再評価されたのは、20世紀も末。つい最近なのだそうです。
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