|
幕末を経験し、明治に入ってから画家の道を歩み始めました。 画家としてのデビューは29歳の頃。 最後の浮世絵師とも言われる人物です。 色んな絵を描いている方なんですが、 この絵、大好きなんですよね。 猫の表情が無邪気でかわいいんですけど、 提灯に逃げ込んだネズミを捕まえるシーンです。 必死に逃げようとするネズミの顔が、 提灯から飛び出ています。 ユーモラスと感じるか、残酷と感じるかの紙一重ですね。 これが『トムとジェリー』なら、 提灯が炎上して猫に飛び火し、その隙にネズミが逃げる。 火のついた猫は金魚鉢に飛び込んで事なきを得るが、 後で飼い主にこっぴどく叱られる。 というストーリーになりそうです。 なお、このように猫の体毛や提灯の質感をしっかり描く。 というのは、浮世絵(多色刷木版画)では至難の業。 清親がいかに優れた画家であったかを示す一枚でもあるのです。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2012年07月22日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]


