日々狂簡

細々とやっております

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少し前に、「男女の生物的な違いが、無くなる日が来るかもしれない」

といった内容の記事を書きました。



よくも悪くも訪れる、そんな未来をシミュレートしてみましょう。


まず、不妊治療の一環から『人口子宮』が開発されます。

実際の話、10年ほど前に「可能である」というニュースが出たようですが、

開発が進んでいるのか、全くの不明です。


倫理的な問題は抜きにして、技術的に可能な時代になったと仮定しましょう。


不妊治療として取り扱われていた『人口子宮』が

今度は「性同一障害」に悩む人の、性転換にも用いられるようになります。


この時点で、男性が女性に代わって子どもを産むことが出来る時代の到来です。


さらに、女性の社会進出を推し進める団体などが、

男性の出産認可を主張し始めます。

「男女平等の世の中で、妊娠するのは女性しかダメだというのは理屈に合わない。」

といった主張がなされるのでしょう。


あらゆる方面から、相当の抵抗が予想されますが、

いつの時代も、押し切る人たちが出てくるモノです。


どこかの国で、男性への子宮取り付け手術が認可されますと、

それを求めて多くの人たちが、その国に押し寄せる事でしょう。

かつて、臓器移植や性転換手術も、同様の道をたどりました。


やがてそういった人たちがメディアで取沙汰されることで、

違和感や嫌悪感が無くなり、社会的にも受け入れられるようになります。


倫理観は大切だと思いますが、普遍的なものではなく、

時代と共に変わっていくモノでもあるのです。


さてここに、『人口子宮』がもたらすもう一つの可能性があります。

それは、母体が無くても物理的には子どもが作れる。というもの。

栄養補給と代謝を機械的にコントロールできれば、不可能ではありません。


「自分の子どもは欲しいけど、妊娠や出産の苦しみはイヤ」

という女性(時代によっては男性も)が、出てくる可能性は大いにあります。

むしろ、もうすでに今の時代にも居そうな気がします。


しかしながら、「機械が子どもを産む」というのは、現代の倫理観では

「男性が子供産む」より更にハードルの高いものかも知れません。

ところがです、歯止めのきかない少子化問題に対して、

最後の手段として用いられる可能性があるのです。


年齢や収入など、一定の条件を満たす。もしくは問題を抱える夫婦間においては、

『人口子宮装置』を使っての胎外妊娠を認可する。

という法律が、出来ないとも限りません。


どこかのマフィアがその装置を手に入れ、

人工的に奴隷や移植用臓器を生産し、人身売買する。とか

どこかの国の秘密組織や軍がその装置を手に入れ、

非人道的に育成された、恐ろしい軍隊を編成する。

とかいったような、これ以上の妄想はハリウッドの人たちに任せましょう。

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