毎日仕事をしていると提案の連続である。いや、私は日々与えられた仕事をこなしているので、パワーポイントを使って壇上の上で人に話をするということはないので提案はしていないという人もいるだろう。だが、それは間違いである。
与えられた仕事を淡々とこなしていても、その中からわからないことを質問したり、よりいい方法を思いついてこうしたほうがいいと思いますということはないだろうか?
そう、それも提案である。つまり、仕事をしていて提案をしないということはないのである。
本当に提案しないということは、それはすぐにでもコンピュータやシステムにとって変わられるということであり、その仕事は長続きしないだろう。
我々はこのように日々提案を行ってる。ただし、それが本当に正しい提案になっているかどうかは怪しいことがおおい。では、正しい提案とはどういうものなのか?
それは、必然性、効用性、実現可能性が正しく含まれており、かつ、この順番で説明されているものである。
必然性とは、そうしないと悪いこと、ひどいことになるということである。
効用性とは、それを行うことによってこのような良い効果があるということである。
実現可能性は、その良い状態になるためにはどうすればいいのかということである。
たとえば、以下のような例で紹介しよう。
みなさん、地震対策はされていますか?面倒だから、どうすればいいかわからないという理由でほとんどの方がされていないと思います。でも、まったくなにもしていない状態でほんとうにいいのでしょうか?
私は阪神大震災を体験していて、その怖さ、恐ろしさといったらもう言葉では表せないぐらいです。地震というものはいつ何時に起こるか予想もできません。その不安をもったままで本当にいいのですか?(必然性)
でも、対策さえすればその怖さや恐ろしさの不安が少しでも開放されますよ。(効用性)
では、それをどうすればいいのかというと、もっとも簡単な方法はいつも水かお茶の入ったペットボトルを鞄やポケットにいれておくことである。いま世界のどこかで地震が起こっても怪我をして動けなくなったとしても、三日間さえ耐えれば世界各国から救助、救援が到着します。つまり、三日間さえ生き残れるようにしておけばいいわけです。
人間というのは医学的には500mlの水分があれば食べ物を食べなくても三日間は生きられます。
つまりペットボトル一本分の水分があればそれだけで生き残ることができるということです。
これが地震対策としてもっとも手軽な方法である。たったこれだけで地震の不安から開放されるならもうやるしかないですね。(実現可能性)
というぐあいの話の流れが提案というものである。
仕事でも、友達への提案でもすべてはこのフレームでまとめることができ、成功する提案とはこの要素がすべてはいっており、かつこの順番で話を進めているものである。
説得力がある人の話を聞くときは、是非この考え方を意識しながら聞いてみてもらいたい。
この要素、順番になっているはずである。
そして、それを見た読んだ方には是非、他の例でなにか提案をしてみてもらいたい。
|