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身近な哺乳類とその他生き物の語り場 : 時々アート情報

理科美術展2018

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タヌキ三昧

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昨年1228日に仕事納め、次日は解凍しておいたロードキルのタヌキを毛皮標本に作製している最中に罠猟の師匠から「タヌキが一匹かかっているけど、欲しいならやるよ。」と連絡が入り、支度して車で奥多摩某所を目指す。
(*1115日〜215日は本州の狩猟期間、定められた狩猟鳥獣を定められた猟法で適正に捕獲できるのは許可・免許・登録証等を持った者のみ。)
師匠はイノシシ解体中にて忙しく、挨拶もそこそこに、私は頂いたタヌキを小屋のすみを借りておおざっぱに肉と毛皮に解体。
帰りがけにイノシシの肉とモツまで頂戴し、お礼を言って退散。 

タヌキ肉については「臭くて食えない。」「アナグマ(こっちは旨い)と勘違いしているんだ。」など、あまり良い意見は聞かないが、70歳代半ば岩手出身の師匠いわく「タヌキはうまいよ。子供のころ結構食べた。」とのこと。
帰宅後早速精肉して、布にくるんで(余分な水分を取るため)冷蔵庫に入れて熟成させる。
 
新年明けて真っ先に行ったことは、なめしておいたタヌキの皮2匹分を洗って再度裏スキ、ぴんと張って乾燥へ。冷蔵庫で熟成し終わった肉は小分けして、今度は冷凍庫へ。
7日には、七草粥ではなく、解凍した肉でタヌキ焼肉とタヌキ汁を仕立てて舌鼓・・・そう、確かに舌鼓!
やや獣臭さは残っているが(丁度良い風味だと思う)味はまずまず、知らなければちょっとかたい牛肉だと思って違和感なく食べられる。
風味がいやなら、脂肪は極力除去するといいだろう。個人的には焼き肉の方が万人にうけると思う。タレはニンニク入りの甘口がおすすめ。
なんだ、タヌキがまずいなんて嘘だったのか。
なんでも自分で試してみないと、本当のところは分からないものである。
 
その後数日は毛皮の調整(もみほぐしと残っていた脂肪除去、傷穴補修や毛の手入れなど)にいそしみながら「腰当てにしようかな、肩掛けにしようかな、いずれにしてもこれ付けて都会は歩けないな。」などと妄想していた。
そんなある日の早朝、バイクで走っていると前方の道路に何か落ちているモノを発見、先を行く数台の車はそれを大きくよけていく。
「あらら、タヌキだ。」
曲がり角の空き地にバイクを止めて、大きめのゴミ袋を持って(いつも隠し持っている私の必須アイテム)そそくさと、冷たく横たわったタヌキのもとへ急ぐ。
野生動物のロードキルは、たいてい毛並みの良い若い個体で、ほとんどが頭の骨を砕かれた即死状態だ。体の数カ所に内出血をおこして腹腔に血もたまっている場合が多く、肉自体が痛み始めているから食用には適さない。
だから、こういうロードキルも、私はなるべくきれいな剝製にしようと思って大事に持ち帰る。
(*環境事務所に野生動物拾得届けを出すのはお決まり)
 
街中は山と比べても、したたかに生きるタヌキにとって決して暮らしにくい場所ではないと思う。時折運悪く命を落とすのは、街でも山でも同じだ。
タヌキの敵(になる可能性の高い生物あるいは事象)は人間の他にもたくさん存在するし、それらを乗り越えて生きることの出来るタヌキが多くなればいいと願う。
 
そんなこんなで、年末年始は3匹のタヌキに立て続けで、その臭いと味と触覚とで、体の外も内も満たされて、さすが戌年(タヌキはイヌ科です)だと、妙に感心した次第。
タヌキを解体しながら、食べながら、ますますタヌキをいとおしく思ってしまった。

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女視展2018

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今年もよろしくおねがいします。
私個人は、グッズ販売はいたしません。シンプルに展示のみで・・・

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