イノセントのブログ AOI HEART

私たちの住んでいたお家の居間の座布団が積み上げられた上です。 宮崎あおい

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はじめに

天璋院篤姫死没125年後である2008年の平成の世に、一人の女優が天璋院篤姫を蘇らせた。

2008年のNHK大河ドラマの題名は、ヒロインの名から『篤姫』。宮尾登美子氏の名作『天璋院篤姫』を原作に、田渕久美子氏が脚本を書き、宮あおいが主演を務めた。主演はもちろんではあるが、原作も脚本も女性という、これほど女性づくしのドラマも珍しい。しかし、幕末の大奥を取りまとめた女性のドラマとしては、これほど適している布陣はないであろう。主演・原作・脚本を全て女性が務め取り組む大河ドラマはまさに、天璋院と和宮の二人の女性が徳川家存続のため、江戸城無血開城のために尽力したことを彷彿とさせるものである。

江戸城無血開城が実現した1868年は天璋院・和宮、二人の女性にとって命をかけた勝負の年であり、我が国において女性が活躍した年であるが、NHK大河ドラマ『篤姫』が放送された2008年もまた、宮あおい・宮尾登美子・田渕久美子、三人の女性にとって勝負の年であった。結果として、女性層の支持を背景に高視聴率を維持し、大河ドラマとして初めて本放送期間中の集中的なアンコール再放送が行なわれるなど人気を得た。幕末を題材としたもの、また過去十年の全大河ドラマとしてもそれぞれ最高視聴率を記録したのである。2008年もまた、女性が活躍した年であり、例えるなら平成の世に天璋院篤姫が蘇り、平成の江戸城無血開城を見事に実現した瞬間だったと言えるだろう。
NHK大河ドラマ『篤姫』は、現在の日本に天璋院篤姫の名を広く知らせる役割を果たした。そして、NHK大河ドラマ『篤姫』の大ヒットは天璋院篤姫の生き様が多くの人々に感動を与え、支持されたことの証明である。

愛する故郷である薩摩が刃を向けてきたとき、実家よりも婚家を守り通そうとしたその姿勢に、今の日本人に何よりも必要な「何か」が秘められているのではないかと思う。
私自身も天璋院篤姫の生き様に感銘を受け、少しでも天璋院篤姫の生き方を模範として生きていきたいと思い、天璋院篤姫を卒業論文のテーマとして取り扱うことにする。


おわりに

NHK大河ドラマ「篤姫」のテーマの一つに「役割」論があげられる。2006年8月にNHK広報局が発表した制作発表資料には、次のように記されている。

 「個人個人が責任ある行動をとることの重要さは、今も昔も変わりません。そして、それがまた難しいことであるのは、今も昔も同じです。まして、時代が激動期であれば、さらに難しいこととなります。篤姫、後の天璋院は、幕末にあって、まさに責任ある行動をとった人物です。篤姫は最後の最後まで、大奥に動揺を引き起こさないよう束ね、江戸城明け渡しに際しては、大奥1200人が無事に去るのを見届けました。自分の立場、責任を自覚した篤姫の行動が、江戸城無血開城に大きな役割を果たしたのです」
 
彼女が嫁いだ家は、江戸時代という一つの時代を築き上げた家であり、彼女の実家は、その時代に終わりを告げ、新しい時代を導いた家であった。そのような境遇の中でも最後まで「誇り」と「覚悟」を失わずに自分自身の「役割」を果たしたのである。徳川に嫁いでからは、一度も薩摩に帰ることなく、徳川の血筋を守り、後継者を立派に育てることに余生を捧げた。徳川の人として最後まで引き返すことなく人生を全うしたのである。

天璋院篤姫が徳川の血筋を守り、次の世代へと引き継ぐことに命をかけたように、私たちも天璋院篤姫の生き様を次の世代に伝えていかなければならないと思う。歴史書でも小説でも時代劇でも、どのような形であったとしても、その作品の中で天璋院篤姫は生き続けることができるだろう。

現在、鹿児島県歴史資料センター黎明館に天璋院篤姫像が立てられている。この像は2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」の放送に合わせて設置した「篤姫館」の収益を基に建立されたものである。幕末から明治にかけての激動の時代に自分の信じる道を生き抜いた天璋院篤姫は、死没から125年後も忘れられることなく、研究し続けられたおかげで、銅像という形ではあるが故郷薩摩の地に帰ることができたのである。

私たちが忘れなければ天璋院篤姫は何度でも蘇る。


以上の文章は、私が執筆した卒業論文「天璋院篤姫」の「はじめに」と「おわりに」の部分です。


みなさんお久しぶりです。年末年始は卒業論文「天璋院篤姫」の執筆に追われて、ブログ記事の更新はおろか、みなさんのブログへのコメントもすることができず申し訳ありませんでした。
無事に卒業論文の提出が完了しましたので、今後はブログ記事の更新やコメントをすることができます。

この1か月間は大学生活4年間で最もあおいちゃんから遠ざかっていた時間と言っても過言ではないです。
まさか、あおいちゃん以外の女性のことを四六時中考えることになるとは想像していませんでした。
しかし、あおいちゃんから離れていた時間が私のあおいちゃんに対する想いをさらに大きくしてくれたと思います。

今週末2月2日に劇場公開スタートする映画「きいろいゾウ」の初日舞台挨拶であおいちゃんに会えるのが楽しみでしかたありません。この日をどんなに待ちわびたことか。「天璋院篤姫」の論文を執筆した私が例えるなら、天璋院篤姫が死没した1883年から現在の2013年までの130年越しの想いですね笑
私は新宿ピカデリー13時20分の回とMOVIXさいたま17時05分の回に参加予定です。参加される方々にも久しぶりにお会いすることができるのを楽しみにしております。

私のブログ記事を開設当時から読んでいただいている方は御存じかもしれませんが、今回の記事を執筆することは、ブログ開設当時からの悲願でありました。
あおいちゃんにとって天璋院篤姫との出会いが人生のターニングポイントとなったように、私にとっても天璋院篤姫の論文を執筆したことは人生のターニングポイントとなったと思います。

今回で私のブログ記事も丁度30という数になりました。一つの節目を迎えたことにより、また気持ちを新たにしてイノセントのブログAOI HEART も新章を開幕させたいと思います。天璋院篤姫の論文を執筆してさらなるパワーアップしたブログを目指します。みなさんには今後もブログを訪れてコメントしていただければ幸いです。

それでは今回の記事を、最初の記事と同じ言葉で締めくくらせていただきます。

私は、これからも「宮あおい」の人生を応援していきたいと思います。
そして、いつか何十年後かの未来に「宮あおい」についての論文を書きたいです。
100年後の史学科の大学生が、『好きな歴史上の人物は「宮あおい」です。』と答える日が来るのを信じて、
今日も「宮あおい」を応援し続けます。

閉じる コメント(10)

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イノセントさん、おかえりなさい。卒論、お疲れ様でした。
「きいろいゾウ」の公開2/2に間に合わせるとは、流石です。公開後のきいろいゾウ本編の記事を楽しみにしています。^_^

2013/1/31(木) 午後 6:50 [ colo ]

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こんばんは

予てから悲願を達成されたこと、ご苦労様でした。
あおいちゃんも、篤姫は女優人生での重大な出来事として捉えていますね。
同じようにイノセントさんの、篤姫に、そして、あおいちゃんに寄せる思いの強さが伝わってきます。

これからは、思う存分、あおいちゃんを応援してくださいね。新たな第一弾が、きいろいゾウと言う事になりますね。
イノセントさんのブログを、これからも楽しみにしています。

2013/1/31(木) 午後 9:23 [ だいちゃん ]

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coloさん
コメントありがとうございます。前回の記事には徳川家定筆「松図」と「柿図」のブログ記事を紹介していただきありがとうございました。私も拝見させていただきました。
きいろいゾウの公開日に間に合うことができて何よりです。
きいろいゾウに関する記事も執筆予定ですので楽しみにしていただけたら幸いです。これからもコメントよろしくお願いします。

2013/1/31(木) 午後 9:51 [ イノセント ]

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だいちゃんさん
コメントありがとうございます。だいちゃんさんのブログを知り、私もあおいちゃんを応援するブログを始めようと決心しました。
無事に悲願を達成することができて本当に良かったです。
そして、これからも思う存分にあおいちゃんを応援していきたいと思います。
新章開幕第一弾はきいろいゾウになります。2013年もステキなあおいちゃんイヤーになりますよう応援していきましょう!

2013/1/31(木) 午後 10:00 [ イノセント ]

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こんばんは。
イノセントさん、「天璋院篤姫」の卒業論文の執筆完成おめでとうございます。
「きいろいゾウ」の公開にも無事間に合いましたね。

記事を読みながら、イノセントさんの、あおいちゃんと天璋院篤姫、そして「篤姫」への深い愛情が感じられ、何か胸にこみ上げるものがありました。
私が、本放送時に大量に本を買い込み、天璋院篤姫について調べた時の気持ちが鮮明によみがえってきました。読んで、考え、感じた時、あおいちゃんの、ドラマの素晴らしさを改めて思ったこと。

私の知識は一方的で、断片的なものなので、是非、イノセントさんの論文を読んでみたいです。

これから、また、皆さんと一緒にあおいちゃんを応援していきましょう。

そうですね。いつの日か、世紀の大女優 宮崎あおいの論文を書いてほしいです。私には時間がありませんので、イノセントさんに想いを託したいと思います。末永くあおいちゃんのこと、よろしくお願いします。(私も生ある限り、応援し続けます)

2013/1/31(木) 午後 11:49 [ ヒットマン ]

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ヒットマンさん
コメントありがとうございます。無事に江戸時代から帰還いたしました。

斉彬公史料をはじめとする実物の史料に触れることにより、今まで以上に天璋院篤姫の生き様を感じることができました。
機会を見つけて卒論本文の内容もご紹介したいと考えていますので気長にお待ちいただけたらと思います。

ヒットマンさんたちの想いは私が受け継ぎ、しっかりと次世代に伝えていきます。

2013/2/1(金) 午後 11:03 [ イノセント ]

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イノセントさん こんばんは
卒論完成ご苦労様。そしておめでとうございます。
イノセントさんのレポートは初期の「AOI HEART」頃から好きでした。
記事の卒論の一部も素敵です。
ヒットマンさんと同感で論文読んでみたいですね。機会があったらエッセンスでも紹介ください。

2013/2/3(日) 午後 10:08 [ キントト ]

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キントトさん
コメントありがとうございます。無事に完成させることができました。
キントトさんには以前から「AOI HEART」の感想コメントをしていただき大変嬉しく思っております。また時間を見つけて「AOI HEART」シリーズも書いていきたいと思いますのでコメントよろしくお願いします。

2013/2/3(日) 午後 11:49 [ イノセント ]

おはようございます。

私も大学生なので卒論という言葉に若干耳が痛くなったり(笑)しましたが
本当に素敵な文章で思わず何度も読み返してしまいました。

ただ篤姫について調べ上げるだけでなく
イノセントさんご自身の並々ならぬ思いがあったからこそ こんなにも心に響くのですね。

いつか全文読んでみたいなぁなんて
そんなおこがましいことを考えつつも
この記事に記載されている文章だけでも
十分にひきつけられるものがあり感動致しました。

かねてからの思いを達成されたということも同じブログを運営している人間として尊敬します。
本当に素晴らしい!
そしてお疲れ様でした。
そしておかえりなさい。

改めてこれからもよろしくお願い致します。

2013/2/4(月) 午前 10:03 [ まつぽい。 ]

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まつぽいさん
コメントありがとうございます。何度も読み返していただけて光栄です。

まつぽいさんのようなコメントをしていただける方が居るとブログ記事を書くモチベーションが上がります。今後もあおいちゃんへの熱い想いを綴っていきます。

こちらこそよろしくお願いします。コメントはいつでもお待ちしています。

2013/2/4(月) 午後 9:17 [ イノセント ]


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