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原作ありにしても最後がアンリーらしいなあ
まあもう最初の動物立体映像だけでかなりの満足感を得られたのだけど、
その後も映像はひたすら美しかった
序盤の30分ぐらいで「タイタニック」の話終了、片付け方が上手い
そして主人公とトラの漂流が始まる
今回の3Dには、
昔ながらの飛び出すお楽しみもたくさんあって良かった
襲い掛かるトラにびっくり、飛んでくるトビウオ、思わずよけたね〜
やっぱり奥行きだけじゃあ寂しいよ
一方で宇宙空間に浮かんでいるような
空と海面に広がる星空の中にポツリとある船の
幻想的な映像イメージの新しさもあって、
アンリー監督の常識にとらわれない巧みさに感心しきり
3Dメガネは嫌いだが、これは我慢して良かった
逆にもうちょっとどうにかならなかったのかと思ったのは聞き役の役者
チラシのコピーがネタバレなのでは、と一部紛糾してたのは、
始まってすぐに中年になった主人公が出てきて解消した
昔話として漂流の模様が語られるところは悪い意味で
「タイタニック」を踏襲しちゃって、
これじゃ無事生き残るのがわかってつまらないじゃない、ここ必要か?
なんて思っていると、まあ見事最後にひっくり返されるわけだ
「えーそんな話かあ、でもアンリーらしいわあ〜!」
思い返せばコックの役がジェラールドパルデューなのも味噌なんだよね
なんであんな小さな役で出ているんだろうと思ったら...
それにしても聞き役がもうちょっと上手ければねえ
虎がCGくさいって感想も見かけたけど、まあ仕方ないんじゃない
実際海面に船を浮かべて虎載せて撮るわけにいかないのだし、
それを言っているとこの先何十年もこの映画は観られない
虎の名前が気取り過ぎとか、これはいくらなんでも起こらない、
というところが最後につじつまが合う
観たすぐ後は普通にファンタジー大作で終わって良かったのでは、とも思ったけど、
あれで深みが出ているのだよね
あの終わりにしているからこそ主役をインド人にしているわけだし
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