|
【面白くなってきた相場局面】
営業の時に言われたことがあります。「あなたは、半年早い」今回も半年、1年早いかもしれません。
2011年11月21日現在の東証1部市場の益利回りをご存知でしょうか。前期実績で6.57%、予想数値で
7.01%でした。近年にないすごい数値です。株式の下落によって引き起こされている部分は感覚的ですが
約90%、残りの10%は企業の業績は全体では落ち込んでいないことを示す数値です。
さて、参加者のほとんどが、儲かっていない現在、面白い水準に下がってきているとも取れると思います。
私の保有銘柄は変わっていません。以前のままで動いていない。コア銘柄は、2317のシステナです。
システナは当時システム・プロという銘柄で5株購入しました。買値から2倍に値上がりしたところで3株
を売却し買い時の投資原価を少し上回る分を回収し、2株は継続保有していました。この時点で私の勘定は
2株は「ただ」つまり「買いコスト0円」と認識できます。その後2回の株式分割で24株に増加しました。
当時その売却原資は次の銘柄として、ソフトバンクの購入代金になりました。ソフトバンクも15単位の
1500株を購入しました。その後500株を売却して、購入原資を回収しようと考えていましたが実現の
手前で下落してしまいました。1800円ぐらいで購入しましたので6000円から12000円になった
ら売却しようと考えていました。5000円少しでUターンとなり、悠長に構えていたら、リーマン・シ
ョックになり、買値になったときもありました。リーマン・ショック後CDSの仕組み債を考えて世界恐慌
に似た状態を考えていましたので、反発後の2100円で全て売却しました。自動車購入減税のキャンペー
ンを行っていましたので、妻から要望の強かった車の買い替えに200万円使いました。100万は後に、
昔からほしいと思っていたヤフーの購入原資となりました。
システナの前身システム・プロはFAXの送受信の技術を基礎にした通信システムの事業屋さんでした。現在
ケイタイのキャリア周りのシステムを主な事業として展開しています。配当利回りは5%を超えるのですが、
保有し続ける理由は配当利回りとは別のところにあります。ちなみに、配当利回りは5%から株価の下方支
持の力を持ち出します。これは債券と株式の本来のイールドス・プレッドが暗黙に4〜5%のリスクプレミ
アムを市場参加者が要求していることを意味しています。
また、予想ですが配当利回り10%では下方硬直性を示すと考えています。会社法が前面改正され額面制
度が廃止され株式の発行規制が変更され、1円株式会社を起業できるようになりました。それ以前の歴史を
たどってゆくと、日本で株式会社制度が発生した明治時代に銀行が大きくかかわっていた時代にさかのぼり
ます。銀行にとって債権(貸し出し)の保有も株式の保有も利回りで考えられました。本来は株式の劣後性(債権者が会社の財産分配では優先し、株主は残りの財産しか分配権を保有しない)から債券にリスク・プ
レミアムを加算した利回りになるのが理論的です。
しかし、第2次世界大戦の前後で敗戦国は国債がデフォルトし元本償還もなかったと聞きます。インフレ
率は数百倍に及び現在の貨幣価値から10,000倍か100,000倍となります。このとき、債券価値はほとんど失
われ株式がインフレ率に平行して上昇したことが予想できます。このことが原因して昭和から現在に至る少
し前まで、株式と債券のイールド・スプレッドは長年に及び逆転していました。(債券利回りが常に高く、
株式の益回りが低かった)このような歴史的な貨幣価値の変動と有価証券価値及び労働生産性から日本銀行
は債券の基本的利回りを6%に基準を置き、債券先物の利回りは年率6%に決定され、株式の配当利回りは
発行額面の1割配当が合格ラインとなっていった。額面は50円額面がほとんどであり、年間配当は5円で
合格となって、10%利回りが合格ラインでした。
さて、話を戻して「財産を創るために」今も昔も、現実の社会でも、小説の話でも、「株式」・「株式会
社」は財産形成ではこれを抜きに考えられない。
何故か? 理由を解説すると、多くの人が歴史で学んだアダム・スミスにまでさかのぼる必要がある。
アダム・スミスは「国富論」の中で、労働と生産効率に着目し洞察した。これにより、彼は歴史に名前を
残す。釘を作るとき、いくつかの作業工程を経るが、分業し、作業を単純化した場合と同じ人数で一人が全
工程を一人で全て行った場合を比較して、何十倍も分業した場合に生産効率が上がると言う現実を記載し、
世に発表した。つまり、作業は知的産業でも、三人いれば文殊の知恵、労働集約産業でも分業すると大量生
産でき、人的結合が生産効率を引き上げる真実を決定的に証明した。
では、「生産の器」としての人の集合が必要なことは説明できるが、発行側の金持ちになる理由の説明に
なってはいても、購入者側の説明にならない。株式の購入側も十分に財産形成が現実に可能で、ウォーレン
・バフェットもバクシャー・ハサウェイを経営参加を果たすまで個人投資家であり、バクシャー・ハサウェ
イを経営する上でも、会社の資金使途は株式の購入に回し、配当はゼロとしている。これは一般人が僅かの
配当をもらうよりも、自己の過去の運用の実績が株価の値上がりに反映し、株主のものとなることから、
複利計算で株主のために、配当をゼロにして株式の運用資金に当てた。
彼の特徴は派生商品に目を向けない。レバレッジのリスクはとらない。また、倒産の危機にその会社の株
式を大量に購入した後に、大株主として会社の経営をサポートし立ち直らせて元の株価以上にしてしまう。
購入するか、否か、その境は常識と正義に照らされて、合格のときにのみ行使される。
話を身近な自分自身に戻して、私たちが、株式を選択する際に、何が儲かる基準になるのでしょう。
企業の儲かり度合いは何に現れるでしょう? また、忙しさは何に現れるでしょうか?
非常に重要な部分ですので考えてみてください。多くの失敗事例と少ない成功事例を経験してこの部分の
裏づけが、非常に大切であることを痛感していますので申し上げます。また、それを捜すことが読者の方の
資産になると思いますので考えてみてください。答えは一つではありません。次回に答えを記載しますので
ウォーレン・バフェットやバフェットの師匠であったグレアム(「証券分析」「賢明な投資家」を書いたの
で、証券分析の父と呼ばれています)になったつもりで考えてください。この成功事例の核心部分になりま
す。
半年、1年早いと最初に書いた理由は文中にも少し触れましたが、ユーロ圏経済の崩壊過程に現在が位地
していると考えていることと、アメリカの政治は共和党よりから民主党よりに振れ易いと考えている点に起
因しています。しかしながらその心配が本当に起こるのかどうか、どこまでの深さで起こるのかは私には、
今、分からない段階です。 W・Dギャンの研究がもっと私の中で進んでいたら、水準や時間まで表記出来る
と思うのですがそこまでには修行が至っていません。
以上
|
世界経済が揺れに揺れてますよね。
今後の日本経済、どうなるのでしょう。
2011/11/27(日) 午後 8:15 [ tokei200719 ]
経済は揺れます。これはまぎれない事実。好況の後には必ず不況が来ます。ある学者は不況の原因は好況であったことと述べています。
複雑なことに、短期波動と中期波動、長期波動が合成されます。
2011/11/29(火) 午後 10:19 [ denjirou ]