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日本代表チームは1分け2敗で予選敗退という結果。
日本国民の1人として非常に残念に思っています。
でも試合を見ていて当然の結果のようにも感じた。
技術や体力や持久力や創造力や共通認識といったサッカーに不可欠なモノが
ことごとく世界基準に達していなかったと感じたからだ。
オーストラリア戦の最後の8分がなければ…
主審にPKをとってもらえていれば…などなど…
いろんなエクスキューズがあっても、それがサッカーだと世界の人はいう。
ミスをしたチームが負ける確率は高くなる。
プレス→カット→ドリブル→パス→トラップ→シュート
この流れの中で全て成功した時に得点が生まれる。
日本代表チームの場合得点を取るための選手同士の以心伝心がない。
中田や中村やサントスや加地は比較的良いラストパスを出す。
良いラストパスだがそれだけだ。基本的に後はFWに任せるだけだ。
「俺がこんなに良いラストパスを出したのになんでキメられねえんだヨ。」
そお思っていそうなナンバーワンが中田選手のような気がする。
最近では無謀な早過ぎたり強過ぎたりするラストパスが目立った。
本来攻めるのが好きだというが、代表が勝つために後ろで働いた方が
チームの為になる。走るのは嫌だけど勝つためには走らないと勝てないから
練習でも走ると言う。気難しいヤツなのである。
そんな彼のことをマスコミはWBCのイチローに重ねる。そしてあやかりたがる。
中田選手は有能だと思うし全力でプレイしていると思う。
ジーコもそんな中田の態度を称えている。そして「プロ意識がない」というのが
鹿島の選手時代からのジーコの日本選手に対する印象だ。
ブラジルの男の子はサッカーボールを持って生まれてくるという。
もちろんジョークだが小さなロナウドことロナウジーニョもやはり2歳の頃から
サッカーを始めている。娯楽といえばサッカー。国技も当然サッカー。
南米という格差のある社会が、かつてのアメリカンドリームのような
本当の意味でのハングリー精神というものがあって、超一流の選手を生み出している
のではないでしょうか。混血が進んでいてより進化して、南米独特のサンバやラテンの
リズムがシンコペートすることによって意外性の不規則な動きを生み出し、それがまた
心地良く、フェイントや相手を欺く動きへとつながる。
ブラジル人はみんなサッカー選手だから才能を持った選手は発掘されやすく
大事にされるらしい。
サッカーをする組織もジュニアからしっかり確立されている。
つまりサッカーに対する情熱が日本とは全く違うということだ。
キャプテン翼の陰謀なのか日本選手では中盤はそこそこだがFWがだめだ。
玉田はサントスの完璧なアシストでブラジルから得点したが、基本的に
高原や柳沢や巻や大黒も含めて共通して言えることは迷うことだ。
ダイレクトでシュートを打つべきかトラップしてから打つのか、その辺のことが
瞬時に判断出来ずに、または技術がないゆえに無謀なシュートやパスを出すことになる。
そして迷っているヤツには魅力がない。
数百年前まではベコを引いて田を耕し腰を丸め田植えをし、ヒエや雑穀を食してきた遺伝子が
急にスーパーな身体に変身出来る訳がなく、根本的な部分でハンディーがある。
多分そうゆう認識が正しい。
予選はアジア全滅で出場枠も減らされることになりオーストラリア参入によって
今後はW杯に出場することすら危ぶまれる情勢だ。
なにより申し訳ないと勝手に思ってしまったことがジーコに対してだ。
現役セレソンのアイドルだったジーコには笑顔しか似合わない。
日本国民のひとりとしてジーコに対して申し訳なく感じた。
戦術や選手起用など賛否両論はあったにせよ、ジーコの期待に答えられなかった
ことが悔やまれる。
「プロ意識」これでメシを食っているんだという意識。
「基本の徹底」正確なパス。ボールの蹴り方。トラップの仕方。
ジーコは基本の大切さを教えてくれた。40歳を過ぎてなお現役だった鹿島選手時代も
含めて。
日本代表監督辞任後は欧州のクラブチームの監督就任を希望しているという。
ジーコの今後の活躍に期待しつつ新監督の哲学オシムに期待しよう。
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