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【カイジ2〜人生奪回ゲーム〜】を鑑賞してご意見したいと思います。

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 あらすじ:一度は多額の借金を返済しながら、またしても借金地獄に陥った伊藤カイジ(藤原竜也)。10億円以上を稼げるモンスターマシーン“沼”に挑むカイジの前に、裏カジノの支配人・一条聖也(伊勢谷友介)が立ちふさがる。難攻不落の“沼”を攻略するため、カイジは裕美(吉高由里子)、坂崎(生瀬勝久)、そして利根川(香川照之)らと協力するが……。

鑑賞中…………………………………………………………………


福本伸行原作の人気コミックの実写化の続編です。
原作未読の僕は知しりませんが、一番人気のエピソードだそうです。
再び多額の借金を背負った主人公が大金を得るために、またしても命懸けのゲームに挑む姿を描いています。
前回は命を賭けたゲームが、人間の本心をえぐり、人生の悲哀をも描いて緊迫感があったのですが、今回は1発4千円のパチンコ台「沼」攻略が物語の中心です。パチンコ台攻略に関しては生死に関わるような展開は無いので、安心して見られます。しかし、前回に比べてギャンブルのゲーム性が強く表れている気がします。
従って、前作とは雰囲気が違っています。僕は前作の、カイジと利根川のビリビリするような心理戦が好きだったので、今作には物足りなさを感じました。
ベースが金は命よりも重いという世界であり、実は今の社会の縮図なのですが、帝愛グループが借金で人を支配し、人生までも拘束することは妙にリアリティがあって、笑えません。
この作品では、返済不可能になった者は地下の工事現場で強制労働を科せられて、一生を送るなんていう描写がありますが、嘘みたいな話でも否定できません。
借金苦で自殺ということが現実にあるわけですから、何があってもおかしくありません。

前回、多額の借金を返済したものの、またしても借金地獄に陥った伊藤カイジ(藤原竜也)は、脱出のために、10億円以上を稼げるモンスターマシーン「沼」に挑みます。しかし、カイジの前に、裏カジノの支配人・一条聖也(伊勢谷友介)が立ちふさがります。カイジは、難攻不落の「沼」を、裕美(吉高由里子)、坂崎(生瀬勝久)、そして利根川(香川照之)らの協力を得て攻略します。

原作ファンには不満が大きいようですが。映画として見れば、普通に面白かったと思います。ラストの展開は怒涛の30分で、どんでん返しの連続でもあり、目が離せません。
また、前作とのリンクもなかなか良いですが、前作を見ておかないと、主要な人間関係がわからないということはあります。

カイジ役は前作に引き続き藤原竜也で、相変わらずの芝居がかった演技ですが、これが彼の魅力でもあります。利根川を演じる香川照之も前作に引き続きですが、今作ではカイジの協力者という位置づけです。しかし、やっぱり利根川には敵で出てもらいたいですね。それから、生瀬勝久はこういう役をやらせたら鉄板ですね。コミカルな演技が笑いを誘います。今が旬の吉高由里子は、前作のちょい役からメインへの大抜擢ですが、この映画では魅力が発揮できなかったように感じました。
今回一番良かったのは、やっぱり一条役の伊勢谷友介。あえて派手な演技にしたと思うのですが、はじけてやってくれました。むかつくほどの「どや顔」と窮地に陥った時の「狼狽顔」が、デフォルメしたかのようなマンガっぽさで楽しめました。

現在は、金銭至上主義かもしれません。そのお金に振り回されながらもお金よりも上の存在があると信じたいですし、お金に命を張ってもお金に汚くない生き方、そんなカイジに共感します。


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