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【世界侵略:ロサンゼルス決戦】を鑑賞してご意見したいと思います。
あらすじ:1942年、ロサンゼルス上空で発光する謎の飛行物体25機を空軍のレーダーがとらえる。その後もブエノスアイレスやソウル、ロンドンでも未知の飛行体が目撃されたが、その真相は不明だった。そして2011年、これまで世界各国で確認されたUFO事件を通して人類を監視してきたエイリアンたちがついに侵略を開始し、ロサンゼルスで海兵隊と市街戦を繰り広げる。
鑑賞中………………………………………………………………… 昨年あたり。 あんま友好的とは言えないエイリアンが
好き放題にガレキの山を積み上げる映画が
「え。またやるの…?」と言いたくなるくらいに
カブったりしたけども。
そう言えばひと頃、かのスピルバーグが
"We are not alone"とか言って
ピュアでラブリーな宇宙人のファンタジーを
盛んに製作していたのは、
近い将来に訪れるであろう宇宙人との
コンタクトに向けて、一般ピープルの意識を
「歓迎・宇宙人御一行様」のモードに
持って行って欲しいと云う
アメリカ政府の委託を受けてのことだった
…なんてハナシを聞いたことがある。
もしこれがホントだとすれば、
現在の宇宙交流事情が実はあまり芳しくなく、
いつ攻め込まれてもおかしくない状況ゆえ
それなりの危機感を備えておいて欲しいという
政府の狙いがあったり…はしないですね、
すんません。
ただ、この「宇宙」の部分を「国際問題」として
捉え直してみると。
手を取り合い、ひとつになることを夢見ていた
あの頃の空気は、もう今の世界にはない。
リメンバー9.11。
宇宙人が積み上げたガレキの山は、
つまりはそういう意味なのだと思う。
そしてそんな「暴虐なる宇宙人」を
いち早く描いて見せたのが、
やはりスピルバーグの『宇宙戦争』だった
というのも興味深い。
と言うわけで、この映画。
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』
正直、はじめ観た時は頭抱えましたよ。
アタマわりぃなあ(笑)って。
10年以上も前に『スタ・トル』が笑って
やってたことを、今更ガチでやってるワケで。
盛りの少ないキャメロン映画というか、
笑いどころがない割にペラペラだし。
それでいてツッコミどころは『アルマゲドン』
並みにてんこ盛り。
そもそもモキュメンタリー方式でドンパチとか、
明らかに『第9地区』観て思い付いたネタかと。
エイリアンもなんだか『地球が静止する日』の
ゴートをふにゃっとした感じだし、
なにからなにまで「どっかで見た感じ」。
全く。2番煎じもイイところだ。
これでプロダクション名が
"ORIGINAL FILM"とかって、
開き直るにもホドがあるだろと。
でも。2回観ちゃったんだよなあ。
なんだったらこれからもう1回観てもイイ♪
だって、面白かったんだもの。
ちょっと弱い(弱過ぎ?)エイリアン軍団に
バリバリドカドカ銃弾ブチ込んで
「ヒャッハー!!」とか、
もうそれだけでスカッとしちゃったのだ。
手持ちカメラの戦闘シーンとか、
コレもどこかで観たような気もするけど
それでもこの臨場感、ド迫力はコーフンもので、
やはりこれは万事を押してでも
劇場で観ておくべきだったと後悔しきり。
ここまで徹底したクオリティで作りこんだこと
自体、賞賛されて然るべきかとオラは思う。
ペラ気味のドラマも結果としては丁度良く。
こういうのはテーマがテーマだけに
「生命の重み」だとか、「戦争の意義」だとか、
あんまり掘り下げるとずんずん重くなる。
そこをウスラバカな兵隊さんの美談程度に
留めておいて、あとは理屈抜きの
ドンパチ合戦に注力してきた辺りも潔い。
(※唯、のっけからフラグ立ちまくりの
少尉殿には泣かされました)
思えば、いつ頃からだろう。
戦争映画と言えば、
戦争の無惨な実態をセキララに描いたもの。
そして戦争によって
大切ななにかが失われて行く悲劇。
戦争はイケナイ。
戦争は愚かなことだ。
重々、それは分かってるんだけど。
でも、
名も無い兵隊さんが決死の活躍をして、
大将首取ってホメられてめでたしめでたし。
そんな痛快至極の戦争映画があったって
イイじゃないかと思うのだ。
まず、いくら映画だからと言って
アラブ諸国とか北朝鮮とか捕まえて
こんなことやってたらシャレにならんけど、
なんたって「宇宙人」ですから。
ヘンな深読みさえ差し挟まなければ、
誰かの気分を害する心配もないわけで。
そういうイミで見れば
本作の狙いは賢いっちゃあ賢いし、
わりあいに新鮮と言えなくもない。
『テキサスチェーンソー:ビギニング』の
なかなかエッジの利いた鬼畜演出が
印象的だったリーベスマン監督。
(『実験室』は未見)
このままカルトな感じのジャンル監督に
なって行くのかと思いきや、
なんだかここに至って大味エンタメ野郎
としての才能が開花した感。
現在公開中の『タイタンの逆襲』も
あるイミ楽しみだけど、その次はなんと
師匠マイケル・ベイのプロデュースによる
リブート版『ニンジャ・タートルズ』!(爆)
大丈夫か、リーベスマン!?
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