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魚沼の里から
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台風18号

 
 どこに向うのかと気をもんだ台風18号。 進路が定まった途端、韋駄天のように日本列島を駆け抜けた。
 魚沼地方は、台風の南側に入ると、風の向きと谷の地形が一致することから風が非常に強くなるのが通例である。 今回は、その風が強くなる最悪の「越佐海峡コース」(新潟と佐渡の間の海上)をとった。台風は上陸後急速に勢力を弱めることが多いので、まあ大丈夫だろうと、昨夜はとくに備えもせずに寝てしまった。イメージ 1
 
 これが不覚だった。朝までに庭の生垣は倒れ、家の周りの用材などが飛散、植木鉢は3個壊れ、屋根より高い気に入りのコメツガの木は少し傾いたような気もする。
 気象データーをチェックすると、納得である。局地天気図では、台風は衰えるどころか、その勢力を維持したまま「最悪コース」を通過したようだ。    普段風の弱いこの地域でも、前夜から要注意の南風が徐々に強まり、午前2時前には南西の風が最大瞬間風速16.8m/s((数百メートル離れたアメダス)を記録している。
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 この南よりの風が2000m級の山から数時間にわたり吹き降ろしてきたため、顕著なフェーン現象が発生した。気温が一気に13℃も上昇(グラフの緑の円)、午前1時30分には何と33.2℃を記録(アメダスでは1時46分に33.1℃)。朝方4時頃に風向が西よりに変ると、また10度くらい急下降するという珍しい気象現象となった。

 黄金のコシヒカリはかなり獲り入れが進み、まだの所もその直前だったために、稲は少しコンバインが操作しにくい程度で済んだようだ。大きな被害に遭われた方々にはお見舞いを申し上げ、これから秋本番ではあるが、今年の台風はなんとかこれで終わりにしてもらいたいと祈っている。

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魚野川の畔で

 
新潟県でも群馬県に隣接する湯沢町(南魚沼郡)はスキー、温泉などで観光地として知られ、いわゆる景色の良い所が多い。
時々写生に行きますが、車が進むにつれて次々と見えてくるポイントが気になり出し、目的地に着かないうちについ車を停めてしまうことが時々あります。
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                                                                                           WHITE WATSON  F10  /  HOLBEIN
この日は、はるか手前の塩沢地区(南魚沼市)でした。魚野川河畔からの石内丸山スキー場方面を望む所です。この辺りはスキー場がたくさんあり、シーズンには夜はナイターの照明がつき、リフトや場内放送の音まで聞こえてくるかと思うような所です。
今は、何事もないように静かな風景が広がり、ただスキー場のゲレンデの薄い緑の色がスキー場の存在を知らせています。
 魚野川河畔では川面にすすきがゆれ、これから日一日と秋が深まり、やがてその季節がやってきます。

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初秋  新川漁港

 
 新潟県は約640kmにもなる長大な海岸線を持ちます。ゆるやかな海岸部が多いため、漁港は河口部に防波堤を築いて造成した比較的小規模のところが多いようです。
 この新川(しんかわ)漁港も、北西から南西に延びる新潟砂丘地帯の低い部分から、日本海に注ぐ新川の河口につくられた小さな漁港です。小規模ながら、ひらめ・かれい類、たこ類が、時季にはたくさん水揚げされるとのことです。
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                                    Lamp Light F2 / C.W&N
 2010年に国道402号に架かる内野新川大橋が開通。沿線一帯が「日本海夕日ライン」とも呼ばれるようになりました。 弥彦山の景観と相まって、とくに夏の夕方など日本海に沈む夕日を楽しむドライブに訪れる人も多いということです。
 これから秋が次第に深まっていくと、大陸から吹き付ける季節風も強まり、太平洋岸とは違った猛烈な風波で漁も出来ない日が多くなっていきます。そして、春になるまで、陰鬱な天気の日々が続きます。
 冬のあの何とも言えない重苦しい色を表現したくて、写生に行くことがあますが、吹き荒ぶ波しぶきをかぶりながら、ものすごい音と車の揺れでワンボックスカーの中での写生は迫力満点です。でも、そんな厳しい季節よりは、今のような穏やかな季節が続いてほしいと思いますが、あの荒れ狂う怒涛の日本海の風景も見たいとも思います。

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 家で絵を描くときは、あまり重くない感じの、静かめの音楽をかけます。
 一昨日のNHK FMの「ベストオブクラシック」は、「アンジェラ・ヒューイット / ピアノ・リサイタル」の放送でした。 
 アンジェラ・ヒューイット__名前だけは知っていましたが、有名なバッハ弾きのひとりで、国際的に活躍するカナダ人ピアニストとのことです。番組表では、2時間近く全曲バッハ。BGMとしてはちょっと重く、
硬い雰囲気かなと思いながら絵を描き始めました。
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                                                                                                                 Fabriano Artistico F8 / HOLBEIN
 音がゆるやかに流れていく。硬くもなく、柔らかすぎもせずに。バロック音楽のもつ端正で上品な響きが心地よい。バッハのピアノをこんなに長時間聞くのは、初めてのような気がする。いつの間にか寝転んで、番組最後の「幻想曲とフーガ イ短調」まで聞いてしまいました。
 
 なんでも、アンジェラ・ヒューイットのピアノは以前はスタインウェイだったが,最近はほとんどイタリアのファツィオリという小さなメーカー製のピアノとのこと。よほどその音が気に入っているのか、自分のFAZIOLIのピアノを運び入れることでも有名だそうです。このリサイタルもそのピアノだったのでしょうか。聞き疲れしなく、いつの間にか時間が過ぎていくような音でした。

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 晩夏・・・言葉のせいもあってか、夏の終わりはいつも一抹の寂しさを覚えます。
 甲子園の高校野球もしばらく前に終わり、今日は、ラジオで毎年楽しみに聞いていたもう一つの番組が終了しました。放送開始から30年以上続いているNHKラジオの「夏休み子ども科学電話相談」という番組です。「動植物」「天文」「宇宙」「科学」「心と体」など、子どもの科学に対する疑問や興味に、専門家の先生方が電話で答えてくれる内容です。
 子どもならではの純粋な質問に、打ち合わせもなく困惑する先生の様子や、子どもの目線にあわせてわかりやすく説明する姿勢がおもしろいと、大人にも隠れた人気番組らしい。毎年、放送中ネットのSNSでも盛り上がるくらいです。
 たしかに、芸能人とアナウンサーが台本通りに進める賑やかな番組より、よほどおもしろく有意義な放送のように思います。また来年の7月です。イメージ 1
                      Clester SM / W&N  (再掲) 
 明日からは9月。今年もまた稲田に黄金の稲穂が波打つ季節になりました。
  ここコシヒカリの里・魚沼市は、昔から良質のコシヒカリの産地として知られています。この地域では稲作に恵まれている条件として、次のことがよくあげられます。
 ○ 盆地性気候の特性から、植物の成長を促す気温の日較差が、魚沼地方で
  最も大きい。
○ 以前、環境庁の「日本水の郷百選」にも選ばれたほど、良質で豊富な水   
  に恵まれている。
○ 何本もの河川によって堆積した肥沃な土地が広がる。
                          
  あの気の遠くなるような豪雪を耐え忍んで春を待ち、春耕から精魂込めて世話をしてきた農家の人の気持ちはいかばかりでしょうか。今夏は日照不足が心配されてきましたが、作柄は「平年並み」との報道です。稲もよくがんばりました。
 穫り入れまであとわずか。明日は二百十日。いよいよシーズンとなる台風などの心配をせずに、無事にその日が迎えられることを祈ります。
 

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