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すっかり遅くなってしまいましたが今年の最初のブログ更新となります。
本年もよろしくお願いいたします。
今年の将棋関連の仕事始めは一昨日の順位戦C級2組の中継からとなりました。
東京の対局は全12局。これを牛蒡記者と折半して6局ずつの担当で、仕事始めとしてはなかなかハードです。
さらに私の担当した6局からは、千日手がなんと2局も発生!ということで、全8局中継という過去最高中継数を記録することになって嬉しいやら、大変やらの1日となりました(笑)
C級2組の中継では関西所属の棋士が多数東京で対局するのが普段とちょっと異なるところ。大広間の中央、棋峰の間は上座がわかりにくく、朝、対局室に入った関西棋士が迷うようなそぶりを見せるのも恒例です。
深夜の23時を回るころには対局と感想戦を終えた棋士が控室に集まりだします。特に関西からの遠征組の若手は、ホテルも取らずに朝まで控室で時間を潰す棋士が多く賑やかです。関東組も体力のある若手は、せっかく交流する機会の少ない関西勢が来ているのだからと、朝まで控室にいることが多いです。若者同士で様々な将棋の研究をしたり、ときにはプライベートな話で盛り上がったり。
今回は阪口五段と菅井四段が連れ添って関西人らしい軽妙なトークで場を盛り上げます。関東勢のトークは永瀬四段がムードメーカーで関西勢に対抗します。遅れて澤田四段も登場しましたが、こちらは想像通り口数が少ない関西勢では珍しいタイプ?でしょうか(笑)
さらに翌日対局で恐らく連盟に宿泊していた里見香奈女流三冠も顔を出します。控室に顔を出しているところは時々見たことがありますが、この日は関西勢が多かったので里見さんもリラックスした雰囲気で、阪口さんのトークにケラケラと笑っていました。翌日の対局は珍しく居飛車を持って快勝していましたが、前夜のリラックスが効いたのかもしれませんね(笑)
検討組の棋士は、佐々木慎五段や伊藤真吾四段のいつもの最強検討陣の他に、松尾歩七段も参戦して高度な検討が行われました。さらに佐藤康光九段と先崎学八段もいて、この二人が継ぎ盤を挟んで検討しだしたときには、控室の空気もピリっとするほどの緊張感すら漂いました。さすがの迫力ですね。
最後は千日手指し直しとなった▲村中−△増田戦を皆で検討してもらい、この日の中継を終えました。
今週は明日金曜日に順位戦をもう一度担当します。A級1局に、B1とB2まである大変ハードな一日ですが、私はA級の▲木村−△渡辺戦を専属で担当することになっています。多数の対局を同時に担当するのとはまた異なる難しさがありますが、対局者の当日の息吹をお伝えできるように心がけたいと思います。
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明日のA級順位戦は興味深いですね。
C2の結果は、これから見ます。ww
2011/1/13(木) 午後 5:04 [ magenta_0271 ]
orange0271さんこんにちは。
A級は、渡辺竜王は挑戦権を目指して、木村八段は降級回避でともに負けられない一戦ですね。生粋の居飛車党同士の勝負というのも楽しみです。
2011/1/13(木) 午後 11:07 [ 八雲 ]