将棋記者八雲のノート

将棋中継記者です。モバイル中継と順位戦中継をしています。

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 今日の携帯中継は新人王戦の2回戦から、長岡裕也五段−及川拓馬四段戦を担当いたします。
 
 新人王戦と言えば、昨年は新進気鋭の阿部四段が優勝。将来の名人候補とまで言われる阿部四段の今後の活躍に一層の期待が掛かりました。そしてアマの加來さんが準優勝したことも大いに注目を集めました。その加來さんは今期も出場しています。昨年準優勝だからシード?と思うかもしれませんが、そんなことはなく、実は昨年の新人王戦の直後に行われた赤旗名人戦で2年連続の優勝をして出場権を勝ち取っていたのでした。
 
 アマ棋戦で2年連続優勝というのも大変な快挙です。その加來さんは今期すでに1回戦を勝ち抜いており、その勝ち方も穴熊相手に得意の右玉で快勝するという、持ち味を発揮した見事なものでした。今期も大いに期待できますね。
 
 本日の対局者の長岡五段は研究派の棋士として有名。羽生名人と同じ八王子の将棋道場出身で、研究会も羽生名人と一緒に行っていると聞きます。その深い研究を元に、序盤はノータイムで飛ばすのが特徴的。逆に言うと長岡五段が手を止めて考え始めたら、そこからは研究外の未知の局面を迎えていると見ていいでしょう。今日は時間の使い方について普段以上に細かくコメントに記載する予定ですので、その辺りもご注目ください。
 
 及川四段は、居飛車振り飛車を問わず幅広い戦型を指しこなします。最近は居飛車なら横歩取り、振り飛車では中飛車が多い印象。今日はどんな作戦を用意しているのか楽しみです。また、終盤の切れ味が大変鋭く、まだ長い将棋になると思われている局面から、バッサバッサと駒を叩き切って、怒涛の寄せを見せてくれることもしばしば。谷川浩司九段の光速の寄せの伝承者候補と言ってもいいかもしれません。終盤ではその辺りにもご注目ください。
 
 それでは本日もよろしくお願いいたします。 

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