雨にもあてず 風にもあてず 雪にも 夏の暑さにもあてず ぶよぶよの体に たくさん着こみ 意欲もなく 体力もなく いつもぶつぶつ 不満をいっている 毎日塾に追われ テレビに吸いついていて 遊ばず 朝から アクビをし 集会があれば 貧血をおこし あらゆることを 自分のためだけ考えてかえりみず 作業はぐずぐず 注意散漫すぐにあき そしてすぐ忘れ りっぱな家の 自分の部屋にとじこもっていて 東に病人あれば 医者が悪いといい 西に疲れた母あれば 養老院に行けといい 南に死にそうな人あれば 寿命だといい 北に喧嘩や訴訟があれば ながめてかかわらず 日照りのときは 冷房をつけ みんなに 勉強勉強といわれ 叱られもせず こわいものもしらず こんな現代っ子に だれがした現代っ子を皮肉った詩です。 残念ながら、一部は我が家の子供たちにも当てはまります。 私が親ばかだから”甘やかしている”と当の本人たちから指摘されます。 不登校のボランティアをしている長男に この詩を聞かせたら ”当たってるね”と! ”でも子供だけでなく、現代の大人にも言えるんじゃない”とも 彼は土・日曜日に不登校の中学生の自宅へ行き、話し相手をしたり、一緒に遊んだりというボランティアをしています。親子共通して言えるのは、不登校の原因が”同級生のいじめであったり、先生とあわなかった”という”自分には非はなかったが、他人のせいでこうなった”という理由をあげる事が多いそうです。概してコミュニケーション能力に欠けている場合が多いのではないかと・・・。彼のやっていることは、他人とのコミュニケーションをとることに自信をもたせることだと言います。小さな一歩です。 無差別殺人の大人、生きる希望をなくして自殺に走る大人 こんな悲しいニュースを聞くたびに、 周りに一人でもわかってくれる人がいたら、話をきいてくれる人がいたら・・・ こんな行動にはいたらなかったと思います。 昔の貧乏な日本に戻れば解決することなのでしょうか? 家庭から テレビ・ゲームをなくしてしまえばいいことなのでしょうか? 小さい子供には外遊びが必要と言われて、外に行っても遊ぶ相手がいない。どうしたらいいの? 宮沢賢治の 雨ニモマケズ
雨にも負けず 風にも負けず 雪にも 夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち 慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている 一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ あらゆることを 自分を勘定に入れずに よく見聞きし分かり そして忘れず 野原の松の林の陰の 小さな萱ぶきの小屋にいて 東に病気の子供あれば 行って看病してやり 西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い 南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい 北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい 日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き みんなにでくのぼーと呼ばれ 褒められもせず 苦にもされず そういうものに わたしはなりたいさすが 宮沢賢治 すごい!!! 答えはこの詩の中にあるような気がします。
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