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昨夜、ブログのコメントに、匿名で、前野曜子の「別れの朝」の映像があるよと教えていただきましたので、さっそくブログでやることに。以前書いた記事とかなりダブってるかもしれませんが、その点は何卒ご容赦をお願いします。まず、歌に行きましょう。タイトルをクリックして下さい。
以前から、ヤボテンは前野曜子はスゴイよと、ブログで書いてきました。ペドロ&カプリシャスの初代のボーカルで、若いときを比べたら、2代目の高橋真梨子よりうまかったかもしれないと書いてきました。そこで、ワクワクしながら、映像はあまり見ずに、歌だけを聴いてみました。
この映像の左下に、コメント欄があって、映像は、前野が35歳くらいの時のものだそうです。チョッとガッカリしました。右下の高橋真梨子やテレサ・テンがこの曲を歌ったものがありますから、よろしければ聴いてみて下さい。前野のために、敢て比較対象のコメントはやりませんが。
ヤボテンの記憶では、前野はもっと凄かったような気がします。元々、ハスキーボイスで、低音は、若干のかすれ具合に色気が感じられ、高音は、一転して、ハリのある、伸びが続くもんなんですけどね。
以前、「蘇える金狼」という、故松田優作が主演したハードボイルドな映画の主題歌を、さわり程度の映像で、前野が歌っていたことをご紹介していましたが、映画は1979年に上映されてますから、前野は30歳くらいで、この時は、まだ声にハリが十分あって、難しい曲を見事に歌いこなしてました。
前野は、40歳で肝臓を壊して亡くなります。もう既にこの頃は悪かったんでしょうか?ペドロ&カプリシャスの初代ボーカルとして、この曲で実力が広く認められたのにもかかわらず、グループを脱退、単身渡米するも、結局1年で帰国しましたが、ペドロ&カプリシャスには、高橋という2代目が頑張っていて、評価を上げる一方、前野は、仕事すらあんまりなかったようです。
前野がせめてもう2・3曲、ペドロ&カプリシャスで頑張ってから、脱退していれば、歌謡史も大きく変わっていたかもしれません。歌手も曲が売れ、人気が出ると、歌のほうも変わってくるもんです。高橋真梨子がそうであり、水森かおりがいい例です。
前野にしてみれば、高橋よりも自分の方が歌はうまいのに、仕事がこない、そのうち、飲んだくれてステージに穴を開ける。ますます、仕事が減るという悪循環だったんでは?肝臓を壊し、失意のうちに亡くなったのではないでしょうか?
ヤボテンの記憶に間違いがなければ、前野はこの曲をもっとうまく歌ってたと思います。高音の伸びがなくなったのを埋めようとして、歌唱法を変更したものの、1コーラス目の肝心のサビのところの「言わないで慰めは」のところなんか、声が出てません。「この指に」のところもシンドイですね。ヤボテンは素人ですが、サビで声が出ないんじゃ、歌手としては致命的です。
今晩は、予告どおり、詩吟の練習からスナックのカラオケというコースで、15曲ほど歌ってきましたが、この曲も歌ってきました。カラオケのキーは「+2」になってるのですが、めいっぱいの7つのキーコントロールアップで歌います。下げるのが嫌いなヤボテンですが、ほんの2つほど下げりゃ歌えるとは思うんですが。
前野のWikipediaでは、略歴はたったの5行だけです。人知れず亡くなったようで、命日すら書いてありませんでした。改めて、前野には同情すると共に、いくら実力があっても、世渡りの下手な人間は成功しないということを感じずにはおれません。
カラオケに行ったので、ヤボテンの帰宅は、日付が替わる頃でした。まぁ、いつものことなんですが、もう、6月1日になってます。夏至まで1ヶ月を切ってますから、もう1時間もすれば、空も明るさを見せるかもしれません。無神論者のヤボテンですが、もう少し起きていて、合掌しながら、前野曜子に改めて告げましょうか?
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