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夏の高校野球の代表校も、続々と決定しいるが、私の住む奈良県も、昨日が決勝戦だった。
決勝戦に駒を進めたのは、天理高校と斑鳩法隆寺国際高校。
まれに見る劇的な結末の決勝戦となった。

試合は、下馬評で有利とされていた天理が、2−3と1点リードされた展開で
9回裏、1死無走者から、連続ヒットで、2・3塁となる。
5番打者がレフト前ヒットを打ち、逆転サヨナラで、天理が優勝する。(イメージ1)

天理は、選手が狂喜乱舞はもちろん、監督・女子マネージャーも号泣。

一方、負けたほうの斑鳩法隆寺国際は、選手がうずくまり、しばらく動かない。(イメージ2)

さらに、試合終了の挨拶の際も、審判・天理の選手が、お辞儀をしているのに、
斑鳩法隆寺国際の選手は、2・3名がお辞儀をしたが、他の選手は動けない。(イメージ3)

一呼吸おいて、全員がお辞儀をし、両校選手は抱き合って、お互いの健闘を称えあう。

普通であれば、非礼であるのだが、選手の気持からすれば理解できる。
むしろ、今日は、その光景が、敗戦した選手の心理状況をよく表わすこととなる。

勝てると思っていたところからの、まさかの逆転負けである。
もし、逆に1点差で、そのまますんなり負けていたら、
悲しさ・悔しさはあったとはいえ、タイミングを合わせて、
ちゃんと素直にお辞儀をしていただろう。

ふてくされて、お辞儀をしなかったのではなく、忘れるほどのショックだったのだろう。

わずか1〜2秒程度の微妙な時間のズレた光景が、大きな気持の揺らぎを教えてくれた。
スポーツを通して、感動的なシーンの一つとして、私の心に残ると思う。

私は、大阪出身で、母校も大阪の高校で、奈良県民という意識は薄いのだが、
今日のような感動的な試合を勝った天理高校には、甲子園でも、是非頑張ってほしい。

負けた斑鳩法隆寺国際高校の選手は、今後の人生への大きな誇りとしてほしいし、
より一段高い、人間となる糧にしてほしいと思う。


両校の選手の皆さん、お疲れさまでした。

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