ヤボテンの花

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高津の富・・・桂枝雀

毎晩、ブログの最後に、たいてい落ちないオチをつけてる(たまには落ちてるとうぬぼれてるところが我ながら怖い)お笑い好きのヤボテンですが、ブログ仲間のてんきりさんが桂枝雀の記事を書いておられましたけど、そうなると、トラックバックせんわけにはいきませんね。

半年ほど前に枝雀の「道具屋」をブログでやりました。落語をやると、どうしても長くなって、皆さんに迷惑かけてもと思い、その後やってませんでしたが、短い映像を見つけましたのでご覧ください。

なお、噺の最後の方ですので、ご存じない方のために、ここまでのあらすじを書きますと、

文無しのオヤジがある宿に無銭宿泊をたくらみますが、宿屋のオヤジに大金持ちとほらをふいたため、大阪にある高津神社が開く富くじ(宝くじ)を買わされます。文無しとばれないように、このオヤジ、宿屋の亭主に富くじが当たったら、半分やると約束します。

富くじの日、オヤジは高津神社で富くじの発表を見て、自分の買わされたくじが1等に当たったことを知り、大慌てで宿屋に戻り、布団を被って横になります。そのあとへ、宿屋の亭主が来るというところから、今回の落語が始まります。

富の当たりくじ発表の場面や、文無しオヤジの発表を見るくだりも面白いのですが、まぁ、それはまたの機会ということで。ただ、残念なのは、枝雀の画像があるだけで、アクションを見れないことです。これも枝雀の売りでしたからね。では、ご覧ください。

 高津の富(3分9秒) 

てんきりさんは枝雀のことを取り上げた番組をご覧になったということですが、ヤボテンは知りませんでした。ぜひ、見てみたかったですね。

枝雀は、昔、深夜に「枝雀寄席」という番組を月2回くらいの放送でやってたのですが、番組の冒頭で、雑談をするのですけど、ある時笑の極意を喋ってました。

「笑いは緊張と緩和」であるというのが、枝雀の理論でしたが、その時は、笑を取るためには、客を緊張させて、それを緩和させるといいということだったと記憶しています。

噺全体もそうですが、個々のネタでも、緊張と緩和を上手くやればよいということです。その時の事例は小噺を引き合いに出してたようですが、何だったか忘れちゃいました。

ヤボテンなりに解釈したのは、いきなりギャグやネタを出しても判らない、その前に前置きがいる。その前置きで客を次の展開はなんやろうと思わせる。それが緊張です。それをギャグやネタで緩和させると笑が取れるというものです。

ヤボテンのオチでやったもので言えば、

「ヤボテンって、012345789なヤツです」
どういう意味やと緊張させる。
「ろく(6)でなし」
とアホなこと言って緊張を緩和させるというあんばいです。

緊張させるのには、そういうネタてきなものもありますが、間(ま)だとか、アクションなんかでも出来ますというか、重要な要素ですね。実際の会話なんかでは、そういうのもうまくやらないといけませんね。

実際でやると必ず受けるのが、

ヤボテンってアホやな!
ここで、相手の足を踏みます。
相手が緊張して、「何やってんねん」と言ったら、
「フンだ(踏んだ)」と言うんです。

但し、このギャグをする時は、目上の人や力関係で上の人にはしないでくださいね。張り倒されても、ヤボテンは責任取りませんからね。それと、ヤボテンのように体重の重い人やヒールを履いた女性は、相手をけがさせるかもしれませんから、ご注意を・・・!

それと、踏むとき、ニヤニヤしないように。「フンだ」という言葉自体が、つれなくするような雰囲気を持ってるので、笑いながらでは効果ありませんからね。相手をバカにしてるようですからね。

さて(緊張しました?)、富くじといえば、ヤボテンがうわごとみたいに書いている宝くじに億単位で当たったら、パーティーをして、皆さんをご招待するという話ですが、「宝くじの日記念」くじというのを買いましたけど、1等1億円は当たりませんでした。ガックシ・・・。

今後も買い続けて、もし当たればやるつもりですので、皆さん、当てにせずお待ち下さいね。

「アイタぁ・・・」
誰や、ヤボテンの足を踏んで、「フンだ」と言ってるのは・・・!
なんや、ヤボテンに取り付いてる


貧乏神の貧ちゃんかぁ・・・!


こりゃアカンわ・・・!



          

道具屋・・・桂枝雀

チョッと、機嫌直しで、youtubeで落語を見ました。何か嫌なことあったんでっかって?まぁ、久しぶりに馬鹿笑いしましたよって、もうよろしいけどね。まぁ、ブログは元々自己満足なもんで、後は、それに共感してくれる人がいたら、この上ないことです。

今日は、youtubeの映像が長いので、お忙しい方はパスでもぜんぜんけっこうですよ。2部に分かれてますが、オモロイのは、第2部です。では、映像です。なお、時間も念の為表示しておきますので、ご都合に合わせてどうぞ。


桂枝雀も亡くなられてから、ずいぶん経ちますね。もう10年近くなりますかね。アクション落語に近くて、ジェスチャーが大きいので、それが嫌いな人もいましたけど。関西以外の人は、あんまりご存じないかもしれませんし、面白くないかもしれませんが。

お笑いは、「緊張」と「緩和」が、笑いを生むという持論を持った人でした。話をふっていくところで、お客さんに、何を言うんやろと、緊張させて、それをネタと話術で、緩和させてあげることで、笑わせるというものです。

考えてみれば、最初からネタをいうと、面白くないですからね。ヤボテンは、いつもオチをつけてますが、だいたい、下げの言葉は決まってるんですが、どう振ろうかというのに苦労します。

この落語にしても、最後のところですが、ご覧になってない方のために、書きますと、笛に突っ込んだ指が抜けない客に、途方もない金額で笛を買えという道具屋に向かって、客が「足許を見るな」というと、「いえ、手許を見てます」という下げもあります。

映像では、道具屋が「家買ってもらおう」と算段に夢中になっている間に、客が逃げてしまい、盗人と騒いで、「家一軒、盗まれた」と終わってますが、ヤボテンとしては、「手許を見てます」のほうが好きですけど。

ヤボテンの独自ギャグでいつも受けるのが、気に入らないことを言われたり、されたりすると、足をギュッと踏みます。そして、踏んだままにします。踏まれた人は、「何してんねん」と聞きますね。すると、すかさず、「フンだ(踏んだ)」と言うんですが、たいてい受けます。

さっき、アリエルさんのところでやりましたが、受けてたでしょうか?こんなツマランことはけっこう思いつくんですが、こんなヤボテンを見て、




「フンだ」って言わないでね!






        




          

初天神・・・長瀬智也

今日は、1月25日ですね。あったり前田のクラッカーってなもんですが。(久々のいにしえのギャグです)

タイトル見た人は、今日は、ヤボテン、イッタイ何をする気やねん!とお思いかもしれませんが、珍しいyoutubeの映像を見つけましたので、チョッと長いですが、ごらん下さい。

落語好きの人は、1月25日というと、すぐに、この演目は、落語だとお分かりになると思いますけど。天満宮に祀られている菅原道真の誕生日となくなった日がともに25日だったことより、縁日となっていて、初天神というのは、1年の最初の縁日の日というわけでこの名前で呼びます。

この日に、ある親子が天神さん参りするのを、題材にした古典落語ですね。TOKIOの長瀬が演じています。では、まず、映像をどうぞ!



江戸落語調なのと、ツッコミのところの間からいって、ヤボテンにとっては、イマイチかなとは思いますが、どれくらい稽古したのか、素人の域から見れば、なかなかのデキかもですね。


この映像がアップされたのは、2006年となってますので、もう1年半も前のことですけど、youtube映像の枕で、「嫌なニュース」、それも「親子のニュース」と言ってますが、ホントに多いですね。親子の関係がおかしいのに、他人との関係までよくしろというのもおかしいですね。

youtubeには、落語の映像も増えてきましたので、これからもオチに触れじゃなくて、折に触れ、やってみようかなと思います。






        

落語 高津の富

昨日のオチの「子の1365番」ですが、お分かりの方おられましたかね。ご承知のとおり、今の宝くじは、江戸時代は『富くじ』といい、お寺や神社などが、改築や修理などをするために、興行をしたようです。多くは、小さいのが多くて、一番(一等)くじの賞金が千両などというのはめったになかったそうです。

この噺、ヤボテンはけっこう好きです。人間の欲が表れていて、くじに当たったら、どうなるかがうまく表れています。

この上方落語「高津の富」は、大阪の高津神社が舞台となっていますが、江戸落語にも「宿屋の富」という落語があって、これは、「高津の富」の江戸版です。舞台は湯島天神でしたかね。

ご存じない方のために、チョッとあらすじを紹介しますと。ヤボテンのような貧乏タレの男が無銭宿泊をやろうとしますが、宿屋から疑われないようにと、大ぼらを吹きまくります。

例えば、
鳥取の住人で、大阪には、わずか2万両の取引でやってきた。
家の門から、玄関まで4日かかり、敷地内には、3ヶ所の宿場がある。
盗人が来たので、蔵を開け放して、なんぼでも持ってけと言ったが、結局、86個しか持って行かなかった。
漬物石の変わりに、千両箱を使っている。
とかです。

上沼恵美子が、よく、大阪城や通天閣は上沼家のものとかほらを吹いてますが、なんとなく似ていますね。

宿屋の主人が副業に富くじの斡旋をしているので、売りつけられそうになり、漬物石はいらんとか、何とか断ろうとするのですが、とうとう買わされてしまい、一文無しになります。その時に、もし、当たれば、宿屋の主人に半分あげるというんですが。mimiさんのコメントを見てますと、そのへんはご存知のようですね。

翌日、このヤボテンじゃなかった、貧乏男はどことはなしに大阪の町中を歩き回ったあげく、高津神社にたどり着きます。その前の、当たりくじを発表する件も面白いですね。夢のお告げで、2番の5百両が当たるという男がいて、当たれば、馴染みの女郎を身請けする噺をしますが、「辰の851番」という当たりくじの最後の一桁のまでいって、「いち(1)」と「ひち(7)」の差で外れます。

さて、ヤボテンじゃなくて(もうええか)、貧乏男ですが、最初、1番に当たっていることに気付かないんですが、当たったことが分かると、鳥肌が立つなんていうもんではなくて、パニックになり、宿へ帰って、寝込んでしまいます。その当たりくじの番号が「子(ね)の1365番」なんです。

その後に、宿屋の主人がやってきて、こちらもやっぱり初めは気付かないんですが、わかったら大喜びで帰ります。舞い上がって、お祝いの宴会や酒風呂の用意やと大騒ぎしながら、貧乏男の部屋へ、下駄履きのまま行き、男から「下駄で上がるとは何事」と起こられるんですが、布団をめくると、男も草履履きのまま寝ていた、チャンチャン!と下げがあって終わります。

なお、この噺の筋を忠実に文字にしたサイトがありましたので、ご紹介します。話の全てが分かります。


ヤボテンのブログを以前からご覧の方はお分かりでしょうが、今は、奈良市に住んでいますが、大阪に住んでいた期間の方が長く、お笑い大好きで、若い頃は、歌手か放送作家になりたかったんですけどね。この落差からして、我ながら、あきれ返りますが。もしもですよ、万が一ですよ、歌手になっていたら、やしきたかじんみたいになってたかも?さだまさしの大阪版になってかも?

こんなヤボテンですから、ギャグとかオチとか、落語からかっぱらってくることもよくあります。そのひとつが、昨夜のオチです。youtubeにも、いくつか映像ありましたけど、この落語のものはなかったですね。ガックシ・・・。

ヤボテンは歌手より、落語家の方が向いてるよって!そうですか、でも、ギャグやシャレはベタですし、スベリまくってますよ。エッ、能力じゃなくて、人生の、



ラクゴ者だからって!ガックシ・・・。






          

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