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失業と救済の近代史

 加瀬和俊著「失業と救済の近代史」をぱらぱらと読んでます。
 戦前の失業救済の歴史本です。
 読んでいるうちに、人間が働いて生きていくと言うことはどういうことなんだろうとふと考え込んでしまいました。
 
 当時の昭和恐慌は、大学は出たけれど就職がないという時代だったとのことです。
 当時においても、「上級学校は産業界の需要に対して、量的に過大であり、内容的に有効でない教育を行っている。」
 「需要の少ない俸給生活になろうとせず、いかなる職種でも満足して従事し、家業を継いだり、自営業を自ら起すこともすべきである。」と、なんだかいまと変わらないことが言われている。
 だれも、失業者になりたくてなっているわけではないのに、これだけの失業者が現実にいるということは、必要以上に人間がいるということなのかなと思ってしまいます。
 たしかに、現代は急激に人口が増えすぎてしまったのかもしれません。
 当時の平均年齢より現代は、倍近くになってしまい「超高齢社会」に近づいている。
 それは、人間が、永く生きたいという願いが叶っていることなのですが、「合成の誤謬」と言う者かなと思ったりしてます。
 それに気づいた人たちが、子供を生まなくなった。
 これは、女性の識字率がある一定以上になると、出産を控えるという現象で、世界全般のこととのこと。
 
 ということを妄想し始めると、「人間が生きる」って、いったいどういうことだろうと、10代の頃に考えていた迷路に突入しそうです。
 今生きている人の基本的人権を守るのが、わが国の基本方針なのに、それが実施できていない。
 と、妄想が段々拡がっていきます。
 それは、フクシマダイイチ原発事故で放出された放射能が、日本だけでなく全世界を汚染させてしまったように拡大していきます。(苦笑) 
 

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