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相場格言は今でも、なるほど〜というものも多い(−−*
けっこう相場の真理をついていると思う。
格言は勉強するべきでしょ〜。
以下、日本証券業協会より
この格言は、二つの意味を持っている。そのひとつは、最高値で売ろうとか最安値で買おうと思うなという戒めであり、いまひとつは相場に向ける資力は適当に止め、決して全財産を投入するなという教えである。
前者のほうは、欲の爪をのばしてアブハチとらずにならないように、八分目くらいで我慢しなさいというものだが、八分目といったところで実際の天井、底の値段がわかるはずはなく、要はもうそろそろと思ったところで売りまたは買う心を教えているものだ。ことばは悪いが「アタマとシッポは呉れてやれ」といい、骨までしゃぶろうとする愚かさを戒める格言もある。つまり、利食いで売った株はだれかが買うわけだが、その買った人にもいくらかは食べられるところを残しておけというたとえである。同じ意味の格言でキレイな表現のものもある。「バラを切るごとく売るべし」がそれだ。苦心して育てたバラを八分咲きで切るのは惜しい気もするが、満開になってからでは、これをもらって喜ぶ人はだれもいない。株を売るのも同様だというものである。
古い格言にも「天井を売らず、底を買わず」(八木虎之巻)がある。「天井売れず、底買えず」といい直したほうがわかりやすいだろう。元来が無理なことをやろうとはしないで、天井や底の近辺で売りまたは買えば十分だと思いなさいというものだ。ただし、実際の天井や底を見届けてから売り買いしても、同じ八分目には違いないが、「高値おぼえ、安値おぼえ」の心に邪魔をされる恐れもあるから、この戦法をとるときには固い決心が必要となる。
同じ古い格言に「天井を買わず、底を売らず」(宗久翁秘録)とあり、八木虎之巻と矛盾する表現となっているが、あとに該当の文章を引用してあるのでお読み願いたい。いずれにしても「腹八分」の教訓にかわりのないことがおわかりいただけよう。
一方、いまひとつの投資資金量の問題だが、これはいまさらいうまでもないだろう。無理な投資は失敗のもとである。切迫した気持は必ず目をくもらせる。「ぬれ手にアワはつかめない」。相場とはそういうものと知るべきである。株式投資は余裕資金で行なうことが必須条件となる。ウォール街の格言には「強気も弱気も株で儲けられるが、欲張りはダメ」がある。
また、徳川時代の格言も次のように多い。
○…わが思うところまで利分引きつけ取るべしと思うとも、七八分にて仕舞うべし。(商家秘録)
○…けなり売り(他をうらやんで売ること)、けなり買い、腹立ち売り、腹立ち買い、天井を売らず、底を買わず。右六ケ条、別して第一の事に侯。(八木虎之巻)
○…長々不手合い(損失)続き、内証に義理ある銀子入り用のとき、いつまでに何程利を得ざれば義理立たずと、日を限りて商いすること、大いに心得違いなるべし。(八木豹之巻)
○…後悔に二つあり。今五六日待つときは十分取るべき利を、勝ちを急ぎ二三分取り逃がし侯後悔、これは笑うてしまう後悔なり。また七八分利運のとき仕舞いかね候うち、引き下げ損出ずる後悔、これは苦労いたし候うえの後悔ゆえ、甚だ心気を痛むる後悔なり。(宗久翁秘録)
○…天井を買わず、底を売らず。ただし第一の心得なり。上がるときも下がるときも天井底を知らざるゆえ、この上何程上がる下がるかと、上げ留(ど)まり(騰落に限度のあること)の考えもなく買い募り売り募るゆえ、つまり損するなり。上げ過ごすときはその後決して(必ず)下がると心得べし。下がるときは決して上がると心得べし。そのとき欲を離れ思い入れを立つべし。(同)
○…勝ちに誇り、百両の利は二百両取る気になり、千両二千両の気移り、欲に迷うて見切りかね、損出ずるなり。(同)
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