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70'Sソウル・グループでもお気に入りのひとつ、THE ISLEY BROTHERS。現在でもロナルドが活躍しているようですね。 彼らのことを知ったのは以外にもロバート・パーマーがDURAN DURANのメンバーと組んだPOWER STATIONででした。とてもメロディアスでかっこいい曲だなと思い、作曲クレジットを見ると、見知らぬ名前が…。カヴァーなのか…と思いましたが、当時は原曲を聞くにはだいぶ経ってからでした。学生の身分でしかも80年代ロック花盛りの頃、ミーハーな自分はアイズレーを聞くなんて余裕はありませんでした。 時はだいぶ経て、確かラジオか何かだったかで、初めて原曲を聞き、やはり彼らはカッコいいんだと認識し、彼らのベストを購入しました。アップからメロウまでバランスの良いサウンドは黒人だけでなく白人層にも受け入れられるものであり、事実色んな白人ミュージシャンからカヴァーされていることからも、彼らの受け入れられ方が見えてきますね。彼ら自身もアルバムでは白人ミュージシャンの曲を積極的にカヴァーしており、ロック・サウンドには非常に寛容であったことが伺えます。 本作には全盛期のスティーヴィー・ワンダーを支えたマルコム・セシルが関わっているだけあり、非常に整合性のあるサウンドになっており、聞きやすいといえます。スティーヴィー・サウンドを決定付けたシンセ・サウンドはまさにマルコム・セシルの独断場、そして4曲目『WHO LOVES YOU BETTER』などで聞かせるハードなロック・ギターも白人層に非常に受け入れられたのではないでしょうか?その一方で『(AT YOUR BEST)YOU ARE LOVE』や『LET ME DOWN EASY』のような思いっきり甘甘なメロウ・サウンドも聞いているだけでとろけてしまいそうですね。 時は産業ロックの全盛期、そして時代はディスコへと向っていく端境期。本作はそんな時代をすり抜けるようにリリースされ、そして両方の層へ受け入れられました。このギリギリのさじ加減が彼らのセンスの良さなのかもしれませんね。
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