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 今でも元気に活躍中のセルメン。セルメンといえばブラジルを代表するミュージシャンであり、アントニオ・カルロス・ジョビンやジョアン・ジルベルトらとともに世界にブラジリアン・ミュージックを広めた第一人者ともいえます。

 しかしセルメン、一筋縄ではいきません。ブラジル・ミュージックを世界に発信しつつ、時の流行を巧みに取り入れ、時代ごとにメンバーや音楽性を変えてきました。それこそがセルメンの魅力であり、彼の音楽をひとつのジャンルにくくれないゆえんともいえるでしょう。

 本作はBRASIL'66からBRASIL'77へと改名後のオリジナル・アルバムとしては4作目(間にライヴ盤が2枚ほど発売されているようです)になります。レーベルも長年住み慣れたA&Mからベルへと移籍しました。

 前作ではロック・ミュージックを巧みに取り入れた作品でしたが、本作はなんとスティーヴィー・ワンダーの曲が3曲も入っており、本作を構成する柱になっています。またアントニオ・カルロス・ジョビンの曲も3曲ほどカヴァー、本人も参加しております。この辺は前作からの反動なのか、少しブラジリアンなテイストも盛り込んでいますね。

 といってもただのボッサではなく、セルメン流ボッサ、時代の波を取り入れながらモダンなアレンジへと変化しています。ボッサ・ノヴァというとどうしても定型的なかたちが決まっており、アレンジメントもそれほど大きなものはできないのかなと思いきや、ボッサ・テイストはしっかりと残しつつ、メロウ・グルーヴともいえるようなアレンジへと変化しています。

 スティーヴィーの曲も特に『SUPERSUTITION』なんかはファンキーかつロッキンなアレンジで、ここちよいグルーヴが本作を支配します。まさにファンキーともいえるのはセルメンの心境地か?

 冒頭のスティーヴィーの曲、『DON'T YOU WARRY 'BOUT A THING』もブラジリアン・テイストを取り入れながらもグルーヴィーに鳴り響きます。ストリングスの響きもなかなかですね〜。

 個人的にはジョビン参加の『DOUBLE RAINBOW』がヒットですね。ボッサな感じとフュージョン・ライクなシンセの微妙なコラボが好奇心をそそりました。アレンジもボッサ・ロックとはこのことかというのような歯切れのよさ。心地よいですね。

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もう20年以上も前になりますが。

マンハッタンのブルーノートで彼のショーを見ました。その夜は日本からの観光客がブルーノートに詰め掛けていました。

ショーが終わったあと、突然隣の日本人観光客から「クレジット・カードの使い方を教えてください」と頼まれたことを思い出します。

今はどうか分かりませんが、1987年当時の米国では、クレジットカードをオンラインで決済するシステムが普及しておらず、いちいちカーボン紙にサインする必要があったんですよね。

今となっては懐かしい思い出です。

2008/6/24(火) 午後 10:05 ひで

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ひでさん、彼らのライヴをNYでご覧になったんですか!貴重な体験ですよね。NYでも日本人が詰め掛けるほどの人気だったんですね。クレジットカードもいまや電子決済が当たり前に時代ですけど、そんな時代もあったんですね〜。

2008/6/25(水) 午前 0:28 tntcmc


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