レヴュー(80’s)

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 現在もソロとして順調に活動しているエディ・リーダーが在籍していたバンドの1stアルバム。といってもあっけなく解散してしまったので、編集アルバムとライヴ盤が残されているのみ。なので、これが今のところ、実質的に最初で最後のオリジナルアルバムになっています。

 1980年代後半といえば、シンセ・ポップとハード・ロックが巷にあふれかえっていた時。だからこそかならずアンチがあるはず。彼らもポップでジャジーでおしゃれな、でもルーツ色も濃く残る『PERFECT』という曲で颯爽と全英チャートのナンバー1になります。

 この頃全米でもTHE HOOTERSとかGEORGIA SATELLITESなどルーツを感じさせるバンドがチャートに入ってきていました。ロビー・ロバートソンのソロもこの頃でしたね。

 話は戻りますが、バンド編成の基本は4人ですが、その中にベース担当の楽器が、ギタロンというメキシコの楽器を使っており、その他アディショナル・ミュージシャンとしてマンドリンやクラリネット、ヴァイヴラフォンなどおよそ当時の流行とは逆行した生に近い楽器を使用し、非常にトラディショナルな雰囲気を漂わせています。

 しかしだからこそ、耳の早い、当時のサウンドに耳がなじまない人たちにとっては彼らのサウンドはまさに寝耳に水、青天の霹靂のように現れたサウンドとでもいいましょうか。きっと驚きとうれしさの入り混じった感覚で受け入れたことでしょう。

 そしてルーツ色濃いというと渋いイメージがありますが、彼らのサウンドは意外とおしゃれなイメージもあり、女性にも受けが良かった気がします。

 エディ・リーダーのみずみずしいヴォーカルが非常に耳に残り、アルバムたった1枚で解散してしまったという伝説がこのアルバムをさらに特別なものにしている気がします。

 今聞いても十分通じるサウンドでもあり、もはやエヴァーグリーンな音楽として彼らの音楽はずっと語られていくでしょう。

 ジャケットも非常に素晴らしくセンスを感じさせ、彼らのスタンスを現しているようです。

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 なんだか久しぶりの投稿になってしまいましたが、先日BOOK OFFに立ち寄ったところ、面白いものが手に入ったので、紹介します。ここ最近では自身の活動よりも裏方として活躍しているリチャード・マークスですが、私が学生の頃は、それはもうヒット曲のオンパレードで出す曲、出す曲トップチャートに入ってきていたものでした。

 本作は彼が4作目、「PAID VACATION」(1994)を出した後に編集されたもので、やはりリチャードといえばバラードのイメージが強いこともあって、バラードに焦点をしぼったコンピレーションがリリースされました。通常のものは現在で国内盤で手に入りますが、ここで紹介するのは台湾盤で、通常のものに加えて、2枚目にCHANNEL Vで収録されたAT THE HARD ROCK LIVEという名目でミニライヴCDが付属されています。

収録曲は以下の通り。
DISK ONE 
1.NOW AND FOREVER(4TH 「PAID VACATION」)
2.KEEP COMING BACK(3RD 「RUSH STREET」)
3.HOLD ON TO THE NIGHTS(1ST 「RICHARD MARX」)
4.SILENT SCREAM(4TH 「PAID VACATION」)
5.ANGELIA(2ND「REPEAT PFFENDER」)
6.RIGHT HERE WAITING(2ND「REPEAT PFFENDER」)
7.HAZARD(3RD 「RUSH STREET」)
8.CHILDREN OF THE NIGHT(2ND「REPEAT PFFENDER」)
9.ENDLESS SUMMER NIGHT(1ST 「RICHARD MARX」)
10.NOW AND FOREVER(LIVE VERSION)
11.CHAINS AROUND MY HEART(3RD 「RUSH STREET」)
12.HEAVEN ONLY KNOWS(1ST 「RICHARD MARX」)
13.(IT LOOKS LIKE)I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
14.CAN'T HELP FALLING IN LOVE
DISK TWO
1.CAN'T HELP FALLING IN LOVE(DUET WITH ERIC WOO)
2.BRING IT ON HOME TO ME
3.HAZARD
4.ENDLESS SUMMER NIGHT
5.NOW AND FOREVER
6.RIGHT HERE WAITING

 やはり当時久々の全米7位のヒットとなった映画「ゲッタウェイ」の主題歌である『NOW AND FOREVER』が軸になった編集ですが、各作品から満遍なく選ばれていますね。デヴュー前から他人に曲を提供してきた実績もあるだけに、やはり1STの頃から一貫して質の高い曲を書き続けてきたことがわかります。

 さて問題の2枚目ですが、1曲目はあのエルヴィス・プレスリーの有名な歌でも知られる曲ですね。レゲエアレンジでUB40もヒットさせていました。ここではエリック・ムーという人(どうやら香港で有名な歌手、俳優のようです)とデュエットしています。HARD ROCK LIVEといえば確かMR. BIGも出していた気がするのですが、アコースティカルなアレンジで演奏しています。まぁUNPLUGGEDですね。『BRING IT ON HOME TO ME』は有名なソウル、ゴスペル歌手であるサム・クックのカヴァーです。今でもサムの人気は衰えることなく、様々なアーティストに影響を与えていますね。リチャードもソウルやR&Bの影響を当然受けているでしょうから、サムのレコードなどを聴いて育ったんでしょうね。

 最後の『RIGHT HERE WAITING』ではあの荘厳なシンセの後に何故かブライアン・アダムスの『(EVERYTHING I DO)I DO IT FOR YOU』をほんのワンフレーズ挿入しています。なんだかお茶目ですね。

 やはりライヴでも実力を発揮するリチャード・マークス、現在のアメリカではあまり注目されているとはいえませんが(裏方としては別ですが)、またヒット曲を書いて、チャートに出てきてほしいですね。

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 1980年にジョン・ボーナムの死によりZEPを解散させた後、リリースした彼の1stアルバム。一足先にジミー・ペイジがサントラをリリースしていましたが、それからちょっと遅れて本作がリリース。ZEPの残念な幕切れによるものなのか、本作は全米5位、全英2位と素晴らしいチャートアクションを残しました。

 ZEPファンにとって本作はどうとらえられているのでしょうか?当時は結構困惑したファンも多かったのではないでしょうか。ZEPの長尺で劇的な曲を期待していたらかなり肩透かしを食らわされたのではないかと思います。まあ、インプロ部分は楽器隊が担当していたわけですから、プラントとしてはそれをソロであえてやるとは思えないのですが、やはりZEPサウンドを心のどこかで求めてしまうのは当然といえますね。

 プラントの性格を考えると、ZEPそのままのサウンドではなく、彼が影響を受けてきた音楽を素直に音に反映している感じですが、後期ZEPが示してきたエスニックなサウンドやファンク的なサウンドも本作には程よい感じで現れています。時代はとっくにニュー・ウェイヴや第2次ブリティッシュ・インヴェンションの時代であり、そんなこともあるのか、ポップでキャッチーな曲があったり、サックスを導入した曲があったりして、今までとは違うムードの曲もあります。ギターのロビー・ブランドは本作でプラントと共作しているのですが、プレイに関してはまったく派手なところはなく、堅実でむしろ地味に感じます。

 参加ミュージシャンにドラムにコージー・パウエルとフィル・コリンズといった名手が参加していますが、彼らも同様、あくまでもプラントのバックということで堅実なプレイに徹しています。ZEP時代のまあいってみれば、ドラマティックさはまったくといっていいほど影を潜め、インタープレイもなく、プラントの歌に焦点を当てたサウンドは、当時としてはまったくもって大冒険だったのではないかと思います。本来好奇心旺盛でヒネクレもののプラントのこと、やはり皆が期待するものを期待通りに出すのではなく、それとは違ったものを製作するのは彼らしい選択だったのかもしれませんね。

 でもそういったノスタルジーにひたることなく、まあPAGEPLANTなんていうプロジェクトもありましたが、現在でもソロ作をリリースし続けるプラントの心意気は素晴らしいと思います。でも正直ZEP時代のハイトーンはもはや望めないわけで、そんなこともZEPサウンドからある一定程度距離を置いている理由なのかもしれませんね。

 

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 ロバート・クレイといえば80年代に活躍したブルースマンとして有名ですね。現在も元気に活動しています。80年代は特にロック・アーティストとの競演も多く、エリック・クラプトンとの親交は有名です。86年に発表した「STRONG PERSUADER」は100万枚以上売れ、グラミー賞も受賞するなど華々しい活躍をしています。

 そんな中で本作を何故取り上げたのかというと、もちろんエリック・クラプトンが本作収録の『BAD INFLUENCE』をカヴァーしているからです。本作は84年に発表されたクレイ2作目のアルバムです。ギタースタイルはまさにアルバート・コリンズに影響を受けたことが一聴してわかりますね。どうやらコリンズの下で修行していたようで、どうりでという感じです。もちろん70年代から活躍をしているバディ・ガイの影響もあるのでしょう。ピキピキしたギターサウンドが特徴的で、このサウンドはまさに師匠コリンズが得意としていたサウンドです。コリンズといえば寒いシリーズが有名ですね。なんでもタイトルに「ICE PICKIN'」やら「FROSTBITE」や「ICEMAN」などなど。

 話はもどってクレイですが、ロック世代に生を受けただけあり、ロック世代にも十分アピールする素質を持っており、ワイルドさや野卑さよりも上品でマイルドな、そしてポップな印象もあります。実際学生時代はBEATLESやエリック・クラプトンに触発されて、バンドでコピーをしていたようです。

 ヴォーカルは本作に収録されているエディ・フロイド作の『GOT TO MAKE A COMEBACK』などを聞いていると、ソウル、R&Bなどにも影響を受けていることがよく分かります。エディ・フロイドといえば、エディの代表曲『KNOCK ON WOOD』をエリックがカヴァーしています。またクレイ作の『MARCH ON』もソウル・ミュージックそのものです。きっとサム・クックやレイ・チャールズを好んで聞いていたんでしょうね。

 マイルドでソフィスケイトされてはいるものの、時々現れるねちっこいギターソロやスクイーズなどプレイテクニックの確かさとエモーションも感じられ、本物のブルースマンにはない、エンタテインメント性も兼ね備えているといえるでしょう。


 

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 久々の80'sロックですね。MR.BIG、彼らの曲を初めて聴いたのは、確かラジオだったと思います。スーパーバンドのふれこみで結構大々的に扱われていた記憶があります。曲はもちろん『ADDICATED TO THAT RUSH』。ギターとベースのタッピングのユニゾンで始まるこの曲は、まさに彼らの代名詞にふさわしいテクニカルでスーパーな曲でした(正直どうやって弾いているのかわかりませんでした)。これを聴いて衝撃を受け、早速レンタルへ。60〜70年代ロックを聞き始めて、数年だったため、MR.BIGがFREEのあの名曲から取られていたとは後から知りました。確か当時「FREE LIVE!」は聴いていたと思います。あれにも『MR.BIG』は入っていましたかけどねぇ。気づきませんでした。

 早速借りてきて、聴き始めました。1曲目。もちろん先の『ADDICATED〜』。BON JOVIやWHITESNAKEなとキャッチーでゴージャスなハードロックを聴きなれた耳には、心地のよい曲でした。しかし、その次の曲からは???。何とも渋いミディアムテンポの曲が続き、派手でゴージャスな音を期待したのに、ぜんぜん違う音が出てきて非常に戸惑いました。

 今考えれば、彼らの好きな70年代ハードロックを現代風にアレンジし、そしてなんといってもソウルフルなエリック・マーティンのヴォーカルをテクニカルな楽器隊を押しのけて、メインにしたバンドという位置づけだということがわかりますが、若造で刺激に飢えていた耳には少々拍子抜けでした。当時60〜70年代の渋いロックを聞き始めてはいたものの、当時のハードロックやヘヴィメタルにそういった渋いものは求めていなかった自分にとってはやはり違和感がありました。

 確かに80年代後半からGUNSやGREAT WHITEといったバンドが登場し、ブルーズに根ざしたハードロックが売れていたことは知ってはいたものの、やはり個人的にはポップでキャッチー、そしてゴージャスなハードロックの方がわかりやすかったということもあり、そっちの方面の音を主に聞いていました。当然今ではGUNSやGREATWHITEも大好きですが。

 それでも『ROCK&ROLL OVER』や『WIND ME UP』、『BIG LOVE』などは気に入っていましたし、何といっても『ANYTHING FOR YOU』にはやられました。今でも彼らの中ではベスト・バラード・ソングだと思ってます。また日本盤ボーナストラックにはHUMBLE PIEの『30DAYS IN THE HOLE』が収録されています。当然当時HUMBLE PIEなぞ聞いたことがなく、名盤「PERFOMANCE〜ROCKIN' THE FILLMORE』を聴くのは数年後になります。確か90年代初頭に初CD化になったはず。

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