住まいの怪

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下宿

月夜の晩に」の下宿屋の別話です。

同僚に例の話ブログに載せた、と言ったら「その下宿の話、もう一つあるよ。」と教えてくれました。

 
その下宿は、一階は広い土間で、二階に幾つか部屋がある、という造りで、当時住んでいるのは同僚

の父(Oさん)とその友人だけでした。

友人は、階段を上り下りする足音が聞こえるとか、夜中に階下で話し声がするとか言ってましたが、

Oさんには何も聞こえない。「馬鹿な事、言うな。」とあしらっていたそうです。

が、他の友人が泊まった時。その友人は、夜中に飛び起きドアを開けると「やかましー!」と怒鳴った。

「下で大声で話してる奴らがうるさい!」と言うので、Oさんもやはり何かいるのかと思う様になった。


ある日、夜道を友人と二人で帰っていると、友人は下宿を見て、「おおーっ、燃えとる!!」と叫ぶ。

Oさんには、いつもの下宿が見えるだけ。しかし友人は「下宿が青白く燃えとる!」と言います。


故郷に高名なお坊さんが居るのを思い出したOさんは、母親に電話して、取り次いで貰いました。

事情を聞いたお坊さんは「気配がある」と、Oさんの下宿に近い寺の住職さんを紹介してくれました。

住職さんが来ると、下宿を見ただけで、「これは相当なものだ…。」と言ったそうです。


住職さんは「戦争で亡くなった女工さん達が、自分達の死が判らないまま、一階に居る。」と言います。

「これから、仏教で言う『引導』を渡します。つまり、自分達が亡くなった事を教えるのです。」

と言って、何やら儀式のような事を始めました。

住職さんは「今晩一晩は何があっても部屋から出てはいけません。」と言い残して帰って行きました。


その晩、Oさんには相変わらず何も聞こえず、何も感じずでした。しかし、友人は、

「一階で大勢の泣き声が聞こえる…。」と、夜通し震えていたそうです。





話としては「月夜の晩に」よりも前だと思われます。
因みに、「高名なお坊さん」の逸話をもう一つ聞きましたので、またの機会にご紹介します。

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部屋から出たらどうなるんでしょう・・・
ブルブル

2010/3/28(日) 午前 11:26 [ - ]


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