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路肩の人影の営業マンの別話です。 ある日の夕方、一人で車を走らせている時。 前を走る車の後部座席から、男の子がこちらを見ています。頬は西日に照らされ橙色に染まっています。 笑顔で手を振ってあげました。手を振り返して来ると思っていましたが、ぼーっと見つめているだけ。 「愛想が無いなあ。」と、男の子から意識を外していましたが、改めて見るとその子の姿が無い。 シートに寝転んでいるのだろうと思い、気にかけていませんでしたが、不意に背中に悪寒が疾ります。 ちら、とルームミラーを見ると、さっきの男の子が、自分の後ろに座っていました。 心臓が飛び出る位に驚いた彼は、ハンドル操作を誤り、縁石にホイールをヒットさせてしまいました。 気付くと、男の子は居なくなっていたそうです。 彼は1本十数万のアルミホイール(買ったばっかり)を削ってしまい、幽霊に本気で怒っていました。
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車に纏わる怪
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確かにアルミがそんなことになったら怒りますね。by旦那
2008/2/20(水) 午後 9:47
化けて出るな、とは言いませんが、幽霊さんの方も、相手に極力経済的損失が出ないようにご配慮頂けると有り難いですね。
2008/2/21(木) 午前 11:41