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このブログをお読み頂いている方の中にも、今年就職した新入社員の方がいらっしゃるかもしれません。 今時分は、新人研修の時期でしょうか。是非とも頑張って頂きたい物です。 さて、某企業では、割と最近まで「宿泊研修」を行っておりました。 某県の山中に、小学校の廃校舎を改装した研修施設があり、そこを借り切って4〜5泊のスパルタ研修を 行うのです。 しかし、その研修は、ある年を境に行われなくなりました。 理由は、最近の新入社員は、そんな事をするとすぐ辞めてしまうから…と言う事でしたが、それは あくまで表向き。 本当の理由は、社内でも半ば公然の秘密となっているそうです。 その理由とは…10年程前、こんな「事件」があったからです。 恒例の「宿泊研修」。その年は3泊4日の日程でした。 参加する新入社員は男子のみ、およそ30名。 夜は、講堂に布団を並べ、タコ部屋状態で寝ると言うものでした。 初日と2日目の夜、肝試し大会が開かれる予定でした。 これは、遊びでも何でもなく、れっきとした研修プログラムの一環です。 度胸付けと連帯感の強化を図る為との事です。 研修施設からそう遠くない所に、古い隋道がありました。 その隧道を抜けると、小さな祠があり、教官役の先輩社員が昼間のうちに目印の札を置いてあります。 2人一組になった新入社員は、研修施設からトンネルを抜け、祠に置いてある札を持って来る。 そう言うルールでした。 人数が多いので、肝試しは2晩に分けて実施されました。 初日の組は無事肝試しを終えたのですが、肝試しに参加した者の中から高熱を出す者が続出し、翌日には 全員が入院すると言う事態になりました。 伝染病の集団感染かと思われましたが、検査の結果その兆候は無く、発熱の原因は不明とされました。 ただ、病院に搬送された新入社員の何人かが、奇妙な事を言っていた… そんな話が、残った新入社員の間に広まったそうです。 「夜、寝ていると、何かが腐った様な臭いがし、金縛りに遭った。自分達の寝ている布団の間を 何者かが徘徊する気配を感じた。その後、急に猛烈な悪寒が襲ってきた…」 「中年の男女、子供の姿を見た。皆焼け焦げて、骸骨の様な顔だった」 「子供の様なモノが布団の上にのしかかってきた」 異口同音にそんな「証言」をしたと。 当然、2日目の肝試しは中止になるかと思われましたが、体育会系スパルタ教官は肝試しを断行。 心底ビビりながら、残された新入社員達は、祠のお札を取りに行きました。 幸い、肝試しでは特段なにも起こらず、就寝。 しかし、新入社員たちは、昨晩の「証言」を知っている為、おいそれとは眠れません。 相談の結果、人数を半分に分け、半分が眠り、残り半分は起きている。そうして、交替で眠ろう。 そう言う事になりました。 夜が更けてくると、眠っているグループに異変が起きました。 皆、一様にうなされだしたのです。 起きている者は、うなされる同僚を揺り起こそうとしましたが、誰一人目を醒まさない。 気がつくと、「証言」通り、講堂に悪臭が漂ってきます。 同時に、形容しがたい異様な気配が講堂を満たしています。 起きている者は震え上がり、皆一箇所に固まっておりました。 すると… なぜ、来た と、野太い男の声が何処からか聞こえました。 起きている者全員が、はっきりと聞いたそうです。 「すみません!!僕達は行きたくなかったんです!!ごめんなさい!!もう二度と行きません!!」 「ごめんなさい!!」「すみませんでした!!」 皆口々に、侘びの言葉をを叫び、手をあわせていると、その内悪臭は消え、気配も感じなくなりました。 うなされていた者達も、静か寝息をたてる様になりました。 翌朝、幸い熱を出す者も無く、病院からも、全員平熱に戻ったと連絡が入りました。 寝ていた者には、金縛りに遭った、と言う者が何人かいましたが、それ以上の事は無かったと言います。 起きていた者達は、教官役の社員に、昨晩の事の顛末を報告しましたが、取り合って貰えませんでした。 それからは、特に何も異常は起こらず、その年の宿泊研修は終了しました。 しかし、その数日後…肝試しを仕切っていた教官社員が急死。 原因不明の高熱で倒れ、そのまま…。 死の間際に、「骸骨がいる 骸骨がいる」とうわ言を言い続けていたそうです。 新入社員達から、「これは、祟りではないか」と言う訴えが相次ぎ、社員の動揺を最小限に留める為か、 会社は参加者全員に御祓いをし、翌年から宿泊研修は無くなったそうです。 ―後日談。 この事件の後、こんな噂が社内に広まったそうです。 「その後、会社は興信所を使って、肝試しに使った隋道や祠の因縁を調べた。 その結果、恐ろしい事が判った。 実は以前、隋道の中で、子連れの一家が乗った車が炎上し、全員が亡くなるという事故があった。 それから、隋道では一家の幽霊の目撃話が絶えず、興味本位で見に行った人が原因不明の熱で亡くなる 等の異常な現象が多発した。地元有志で、亡くなった一家を慰霊する祠を建てた…」
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伊豆にも使われていない隧道がたくさんありますよね。。。
2009/4/25(土) 午後 4:05 [ - ]
理由を聞いてくる霊っているんですね
やたらと祟ってくる霊よりはよっぽど親切(?)ですね(^^;
2009/4/25(土) 午後 4:11
何時も乍ら画像に熱が入ってますね〜
勉強になります。
2009/4/25(土) 午後 4:43
研修かぁ・・・今の会社の研修場所も山の中に隔離された所にあるんで面白くないんですよね。by旦那
2009/4/25(土) 午後 4:50
臭い臭いってどんな臭いなんだろう。私は知り合いに不孝があると、煙草がいぶった臭いに咳きが止まらなくなるけど、悪臭には会ったことないです。
この間読んだ幽霊サイトでこんなのが有りました。
ある商店街の旅行会で湖に行ったのですが、「この湖はたくさんの方が亡くなってるので悪さをすると祟りがあるのでおきをつけください」とガイドさんが言っているにもかかわらず、やんちゃなおじさんが何度もつばを吐いた。夜、かなしばりに会ったおじさんは、「ふざけんな。出て行け」と怒鳴るとかなしばりは解け、「おれは幽霊に勝った」と自慢してた。所が何日かしておじさんは自宅のお風呂で溺れ死んだ。商店街の人たちは「祟りだ」と怯えたそうです。
行ってはいけない場所、やってはいけない事、ってあるんですよねぇ。その会社も事前に調査してから施設を買えば良かったのに。
2009/4/25(土) 午後 11:49 [ クリリン ]
こんばんは〜


"行ってはいけない場所"…
結構、知らない内に行っているんじゃないですか?TOさん
あと、普通の(?)心霊スポットでも、居る筈の霊の方々を挑発するのは辞めた方がいいですよ〜
(TOさんのブログ内の方々には、そんな事する方は居ないと思いますが…)
それではまた〜
2009/4/26(日) 午前 1:06 [ イレイズ ]
度胸と連帯もいいけど、引く時は引かないとね
この隧道は現在使われていないのでしょうか?
祠も慰霊にはなってないんですね。それもまた可哀想です。
2009/4/26(日) 午後 9:19
花遊び山遊びさん、私もまだまだ若い(?)ので、勢いで…。
因みに、現在はこの隧道は完全閉鎖状態です。
すぐ近くに国道が通っている為、この道を使う人は殆ど居なかったのだと思います。
まあ、そっとしておいた方が、「お互い」の為でしょう。
2009/4/27(月) 午前 0:09