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「心霊スポットの旅」の醍醐味は、そこが「心霊スポット」で無ければ一生縁が無かったかも知れない 場所に行ける事です。 今回もそんなケースです。 本日は定休なのですが、ワカホリ気味の私は、仕事の都合で色々あって、群馬は高崎へ出向きました。 せっかく高崎まで行くのだからと、ご当地の「心霊スポット」を事前に調べた結果… よし!!ここに行こう!!と決定したのは「群馬の森」。 1974年に開園した緑地公園だそうです。 地元では有名らしいのですが、この公園の一角に廃墟があり、そこにうようよ霊が現れるのだとか。 公園内で幾つかの自殺があったとの事で、当初は自殺した人の霊が…と思われていた様ですが、最近では もっと古い時代の霊ではないかと云われているそうです。 ―まあ、兎も角、行って見ましょう。 さて、入り口の案内板。随分きっちり横長の公園です。 駐車場も入園も無料!!と言うのが嬉しいです。 足を踏み込むと、そこには怨霊渦巻く禍々しい光景が… 広がっていてくれれば良かったのですが、ご覧のように広々とした明るい公園です。 こんな明るく開放的な場所に、果たして「心霊スポット」なんて下世話なモノがあるのでしょうか? 敷地内には「近代美術館」や「歴史博物館」の豪勢な建物がそそりたっております。 …うーん、まさにハコモノ感が漂いまくっています。不思議な事に、何処の地方自治体も「近代美術館」 や「歴史博物館」を造りたがりますが、その近代美術館にピカソが来る事はまず無いでしょう。 ―そんな事は、どうでもいいですね。 下調べによると、ここは旧軍の火薬製造所だったのです。 歴史はかなり古く、明治にまで溯ります。 明治15(1882)年 「東京砲兵工廠岩鼻火薬製造所」として黒色火薬の製造を開始。 以来、軍需・民需の火薬を造り続けました。 明治38(1905)年 日本初のダイナマイト製造を開始。 ノーベルがダイナマイトを発明してから30年後の事です。 大正12(1923)年「陸軍造兵廠火工廠岩鼻火薬製造所」となり、 そして、昭和15(1940)年、開戦前夜。「東京第二陸軍造兵廠岩鼻製造所」と改称されます。 終戦時の規模は、敷地面積32万5千坪・従業員数約4,000人。 戦争終結と共に、その歴史に幕を閉じた火薬工場ですが、跡地には南側に化学メーカーの研究所と工場、 北側に「日本原子力研究開発機構高崎量子応用研究所」が置かれ、その緩衝地の様な感じで 真ん中に「群馬の森」が置かれているのです。なるほど、きっちり横長の理由が判りました。 南側にある化学メーカーは、ここでは医薬品の研究開発・製造を行なっているのですが、元はと言えば日 本有数の火薬メーカー。大正5(1916)年 に 日本最初の火薬製造会社として発足した老舗です。 北側の「原子力研究所」は、昭和38(1963)年 旧日本原子力研究所・高崎研究所として設置され、 動力試験炉(JPDR)の初発電に成功しております。こちらでは、放射線利用の研究開発等を実施していると の事です。(HPを見ると、放射線を照射するとクズ真珠が最高級品に変わるのだとか。しかし、そんなの 誰も欲しがらないと思いますが。) 前置きが長くなっておりますが、何を言いたいかと言うと、「軍の火薬工場跡」「原子力研究所」と言う 一般人にとっては圧倒的に得体の知れない存在の前に、数人の自殺者の霊など何処かに行ってしまい、 勢い「廃墟に彷徨う霊は自殺者の霊ではなく…」と言う話になっているのかなあと思いました。 さてさて。時間も余りないので、そそくさと「心霊スポット」探しに勤しみます。 何せ広い上に、「化学工場側」「原子力側」に廃墟が点在しているとの事。 限りある取材時間を考え、今回は「原子力側」の廃墟のみを当たる事にしました。 さすが、「群馬の森」と言うだけあって、広大な広場を囲む様に生い茂る森の中に入ると、幽玄を感じさ せる樹木が生い茂っております。 森の遊歩道を辿って行くと…不意に「立入禁止」の札が。 ここか!!と思い、木々を透かして見ると、ありました、廃墟が。 鶴亀1号が順調に作動するので、「ここは霊なんて居ないだろう」とたかを括ったその瞬間!! 鶴亀1号に異変が!!液晶画面が乱れ、まるで受信状態の悪いTVみたいになってしまったのです!! や、や、ヤヴァ〜イ!!こ、これはホンモノだあああ!! おいコラ鶴亀!!わざわざ高崎くんだりまで来て手ぶらじゃ帰れねえぞ!!ホラ、ガンバんなさい!! と念じつつ、撮れてるかどうかは兎も角、シャッターを押します。 撮れてますが、ブレブレ…。 場所を変えて… ナンだか良く判りませんね。 「立入禁止」を無視してもっと寄ろうと思えば寄れたのですが、「入っちゃいけない所には、入らない」 と言う我が取材班の公式ルールがあるので…。 ちなみに、火薬工場の事故で亡くなった方々は確かに存在します。 一応、確認出来た限りでは、大正元(1912)年1月24日に爆発事故があり、建物約50棟が全半壊し、6人が 死亡した… と。 さて、そろそろ横浜に帰らねば…。今日はこれが精一杯。 また来る事があったら、心霊抜きで、もっとゆっくりしたくなる、素晴らしい公園でした。
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ここは一発デジタル一眼を買いましょう!!by旦那
2009/6/25(木) 午後 7:53
ところが、今晩いじってみたら、鶴亀1号、ちゃんと動く様になっておりました。―甘えてるんですね、きっと。もっともっと過酷な「心霊スポット」に連れて行って、鍛え直してやる!!
2009/6/26(金) 午前 0:04
えっ〜、TOさん、SADの気あり? 飲んでます?
鶴亀1号のすすり泣く声、聞こえるのですが.....
労ってあげてください。
2009/6/26(金) 午前 0:14 [ gol*enl*ly3* ]
gol*enl*ly3* さん、確かに私はS系ですが…。
鶴亀よ、お前が頼りだ。わんぱくでもいい。逞しく育って欲しい。
そんな感じなのです。
2009/6/26(金) 午前 0:40
あ〜〜〜本当だ〜〜〜
イメージ6のは、0.5感のワタクシでも分かってしまった(^^;;;
ワタクシの”特に名前はない”号も、廃墟探索していると時々ゴネますが
ケータイのカメラは全然ゴネませんねー。
あちらの方々、ケータイは「カメラ」として認識してないのか?
2009/6/26(金) 午後 0:49
こーさんが言ってる『イメージ6』を見てみました
いてますねぇ〜(^^;
でもそれ以外は何も・・・
この写真も例のアレみたいになるんでしょうか・・・
2009/6/27(土) 午後 9:28
あぁっ!
前言撤回です!!!
イメージ4の廃墟の壁を見てください
なんか『顔っぽいシミ』がありません?
2009/6/27(土) 午後 9:37
あら2009年記事ですねー
群馬の森 ここで写真撮したらそれらしきが写っていたいました
ここは不思議な場所ですねーいろんな意味で!
2013/7/16(火) 午後 1:50 [ あおちゃん ]
あおちゃんさん、旧い記事へのコメントは大変嬉しいです!!
確かに、不思議な雰囲気を湛えた公園ですよね〜。いつかまた、行ってみたい所です。
2013/7/16(火) 午後 7:51
誰かホントに怖いとこは群馬でありますか?教えてください
2013/7/29(月) 午前 0:42 [ クリス ]
クリスさん、クリスと聞けばクリスエバートロイドが思い浮かんでしまうのは多分私だけだと思いますが、群馬でホントに恐いとこは思い浮かびませんでした。お役に立てずすみません
2013/7/30(火) 午後 9:25
こわいんです
2013/8/7(水) 午後 7:32 [ こうちゃん ]
こうちゃんさん、一応、「怖い話」のブログですので。
2013/8/12(月) 午前 10:49
二枚目の写真の立ち入り禁止
場所どこら辺にありましたか?
2013/12/8(日) 午後 5:56 [ もち ]
間違えました
4枚目の写真です
2013/12/8(日) 午後 5:58 [ もち ]
もちさん、随分前の事なので、忘れてしまいました。
ところで、何かひっかかるものでも?
2013/12/29(日) 午後 9:56
この近所に何年も住んでましたが、この話は初めて聞きました。
と、群馬に住んでいた頃を懐かしんでいるうちに一つ思い出したことが。
同じく、群馬の下久保ダムの奥の方に、一家惨殺にあった(眉唾物の話)という廃家に何度か行ったことがあります。
恐らくは、ただの廃屋でしょうが、夜中に行ったので可也風情がありました。
2014/1/10(金) 午後 11:48 [ ny1997 ]
ny1997さん、貴重な地元情報を有難うございます!!
こうして多くの情報を寄せて頂くと、いわゆる「心霊スポット」も民俗学的かつ文化人類学的に考察されるべき対象となっていく…のだと思います!!
そんな事はいいとして、下久保ダムの廃屋のお話、詳しくお聞かせいただければ幸甚です!!
2014/1/10(金) 午後 11:58
この辺りが詳しいです。
http://npn.co.jp/article/detail/40993708/
僕が行った時(20年くらい前の話ですが)は、お札なんか貼ってなかった気が・・・。
こちらは画像付(&ネタバレ?)
http://ameblo.jp/6blogs/entry-10873964818.html
僕が行った時(もう20年前)はこれ程に朽ちていなく、一軒家の面影が残っていたんですが。
それと、このダムは日航機墜落事故の現場(御巣鷹山)から左程遠くなく、ダム周辺の道路には事故で亡くられた方々が列を成して彷徨っている、という話(眉唾物)も聞いたことがあります。
下久保ダムには釣りで何度も出かけましたが、そういった事象に出くわしたことは一度たりともありませんでした。
2014/1/11(土) 午前 1:23 [ ny1997 ]
ny1997さん、”新井さんの家”は、興味深いですね〜。
ありもしない「一家心中」などの尾ひれがついていくのは、どこの廃墟スポットでも同じかも…。(鎌倉にも”サザエさんの家”なんてのがあったし。)
日航機墜落事故にまつわる幽霊譚は、まだ事故の記憶が生々しい事の現れでしょうか。
2014/1/15(水) 午後 2:24