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たった一人で、こつこつと、目撃報告の中から真に英国防衛上ゆゆしき事態を発見せんとする専門官。 その職を拝領してからかれこれ50年。上司は幾度と替わったが、部下が出来た事は無い。 それがある日、「あ〜、チャーリーさん、明日からもういいですから」と言われ―しかし何も不平を 言わず黙々身辺整理して、物置同然の、しかし自分の唯一の居場所だったオフィスを去るチャーリー。 ふと見る鏡には、皺だらけの自分が映る。 「老兵は死なず…か。―では、私も、只消え去ろう。アメリカ人の言葉に沿うのは癪ではあるが…」 しかしチャーリーは、思い直した様に、焜炉一つの名ばかりのギャレーで、アールグレイをポットと自分 のためだけに淹れると、50年間の間に、したたか座り慣れてしまったアームチャアに身体を沈めた。 彼は、左手に紅茶をたもちつつ、胸のポケットから、あの写真をとり出した。 そう。自分がこの仕事を引き受ける動機となった、この写真…。 それは、ドイツとの戦いの中、ロイヤル・エアフォースのスピットファイヤー・パイロットとしてドーバ ー上空にいた父が、愛用のライカで撮影した一枚。 その写真に向かって、チャーリーは呟いた。 「父さん、ごめんなさい。とうとう最後まで、この写真の真実性を証明出来なかった…」 その写真には、円盤型の飛行物体が、見事に写しだされていた…。 ちなみに、その部門の要員は1人。年間予算は約650万円だそうです。
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たったの一行の見出しで、こんなストーリーを創作するなんて、
やはりTOさんはモノカキで食っていった方がいいのでは?(^^;)
このブログが本になることを祈ってますよ〜〜〜♪
しかし、年間予算・・・・・ほとんどその人への給料で消えていたのでは???
2009/12/7(月) 午前 10:45
すごい文才ですね?小説お書きになってはどうでしょう?
車うってる場合じゃないですよ(^^)
2009/12/7(月) 午前 11:57 [ ま〜くん♪ ]
なんと、記事見出しで考えたトゥーさんの創作ストーリーだったのか。すごいイイ出来。
きっとお父さんの写したUFOは、試験飛行していたドイツ空軍のハウニブかブリルだったんですよ。
2009/12/7(月) 午後 4:10 [ リットリオ ]
かっちゃんさん、恐らく担当者の給料分でしょうね。
その人こそ、本でも出してくれないかな?
2009/12/7(月) 午後 5:30
まーくんさん、いやいや、下手の横好きなだけです…。
2009/12/7(月) 午後 5:30
リットリオさん、ナチの円盤機ですね。何か、本気で火星に行こうとしてたらしいですが…。
2009/12/7(月) 午後 5:31
650万円では思うような調査はできなかったでしょうね〜!!by旦那
2009/12/7(月) 午後 10:16
旦那さん、でも650万くれるのなら、私はやりますです!!
2009/12/8(火) 午前 0:27
仕分けされてしまったのでしょうか。
TOさんのショート・ショート、実に見事です^^
2009/12/8(火) 午後 8:12
花遊び山遊びさん、ショート・ショートでは、星新一さんの洗礼を、小学校の時に受けましたので…。星レベルまではまだまだ遠いです。
2009/12/9(水) 午前 1:16