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続いて新ネタ。
これも、あるディーラーに勤める方から聞いたお話です。何年か前の体験だそうです。
その方のお父さんが入院したので、仕事の合間にお見舞いに行ったそうです。
入院したのは、有名医大の付属病院でした。
その病院は、最近大きく増築されたそうで、巨大な白亜のビルと言った感じの近代的な建物でした。
受付で父の病棟を尋ねて、指示された方に廊下を歩きますが、あまりに広くて迷ってしまいます。
行きがかったナースさんに改めて道を訊くと、丁度その病棟に行く所なので案内しますと言ってくれました。
ベテランらしい、40歳ほどのナースさんの後について行くと、広く明るい廊下は人通りも少なくなってきます。
おそらく倉庫や研究室なんかがある場所なんだろうな…と、そんな事を思いながら歩いて行くと、ナースさんが
前を向いたまま、その病室は旧病棟にありますから、と言います。
旧病棟?そんな話、聞いたかな?まあ、増築されたとは言え、まだ旧い病棟も使っているんだろうが…。
廊下は、とある角を曲がると、急に古びた感じになりました。―その、旧病棟に入った様です。
何となく薄暗く、天井には何やらパイプ類がむき出しのまま這い回っています。病室らしき部屋が並んでおりま
すが、どこもドアが固く閉じられ、人が居るようには思えません。床は綺麗に磨きこまれ、壁や天井にもどこと言
って綻びがある訳でもないのですが、まるで廃墟の様な雰囲気が漂っています。
その廊下には、自分達以外に歩く人もない。ナースさんは、慣れ切った足取りで、すいすいと進んで行きます。
がたごとと、音を立てる、年代物のエレベーターに乗ると、ナースさんは無言で4階のボタンを押しました。
背を向けたままのナースさんに、何となく重い雰囲気を感じ、わざと明るい声で、立派な建物を作ったのに、まだ
こんな旧い病棟も使ってるとは、余程患者さんが多いんですね…と声をかけました。こんな病棟に親父を入れや
がって、と言う皮肉も少々交えて。ナースさんは、何も答えず、エレベーターはチンとベルを鳴らして、ドアが開
きました。
降りてみると、てっきりナース・ステーションや病室が並ぶ風景があるのかと思いきや、そんな物はどこにも無
い。目の前は、灯りも点いていない、かなり広いフロアで、そこにはストレッチャー(患者を運ぶキャスター付のベ
ッド)や車椅子が、薄暗い中に、それぞれ何十も整然と並んでいるのです。
これじゃ、まるで倉庫じゃないですか!!こんな所に患者を入れてんですか!!
―腹立たしくなり、声を荒らげましたが…。自分の声がフロアに虚しく響くだけでした。
いつの間にか、先ほどのナースさんが姿を消していたのです。
あれ?と思い、辺りを見回しましたが、人の気配は全く無い。
ふと赤い光が目にとまり、何だ?と思って見ると、古びた鉄のドアの上に「手術中」と書かれたランプがぼんやり
と燈っているのでした。
ゾッとして、エレベータのボタンを押しますが、電源が切れたのか、うんともすんとも動きません。
こんな気味の悪い所に患者が居る訳が無い!!
―慌てて、階段を探して、無人の病棟を先もわからず走り回っている内に、気が付けば患者や病院のスタッフか
行き交う、明るい病棟の廊下に出ていたそうです。
後から聞くと、旧病棟はやはり今では全く使われていないと言う事でした。
また、病院の案内図を見ても、旧病棟につながる廊下などは見当たらず、病院の人もそんな廊下はありません
と言うばかりでした。
―しかも、旧病棟は3階建だったのです…。
自分を案内したナースは何者だったのか?自分が連れて行かれた場所は何処だったのか?
今でも、全く判らないそうです。
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危ない所でしたね〜!!あちらの世界に行くところだったんですね〜!!by旦那
2010/4/7(水) 午後 3:03
完全にトワイライトゾーンに引き込まれましたね。。
そのナースが若くて美人で巨○なら、きっと戻って来れないところでしたね。(笑
「べっ、べつに案内してあげるからって、あなたのこと気になるワケじゃないんだからねっ!」
とか言われたらどこまでもついて行っちゃいそうです。。(爆。。。
2010/4/7(水) 午後 3:39
旦那さん、たまに、こう言う訳の判らない場所に迷い込む(連れて行かれる)話に出くわします。油断も隙もあったもんじゃありません。
2010/4/7(水) 午後 4:26
かっちゃんさん、そりゃあ、そんなナースさんだったらあの世の果てまでついて行くでしょう。「もういい加減に帰ってよ!!」とか言われながらも。
2010/4/7(水) 午後 4:27
麻酔なしで手術されるとこだったかも(^^;
考えただけでゾッとします
2010/4/7(水) 午後 6:08
麻酔無しで手術された事は有りますが(最初の40分位)…怖くはないですよ〜


あちら側の領域に引き込まれるのは…勘弁してほしいですね…
そんな話が合わなさそうな幽霊の方の領域なんて…
2010/4/7(水) 午後 7:00 [ イレイズ ]
怖いですね・・・病院では一番幽霊に会いたくないですね!
2010/4/7(水) 午後 9:19 [ - ]
こわい・・こわすぎます・・・生きている人と見分けがつかないユウレイさんには
絶対にお目にかかりたくありません!あ・・見分けが付くのもいやです・・Orz
2010/4/7(水) 午後 11:22
「手術中」の扉開けたら、その向こうには何が待ち受けていたのだろう。
こんな手の込んだ悪戯する幽霊じゃ、決してろくなことは起こらんな。
病院ってこういう変な話多いですよね。
昔住んでいたところの近場にある病院では、年寄りの幽霊が出ると次の日、必ず誰か死ぬという話がありましたが。
そういえば家の母が、若い頃に看護婦のバイトだかなんだかをしていた話を聞いたから、少し聞いてみよっかな。
2010/4/8(木) 午前 3:48 [ リットリオ ]
病院に出る幽霊は患者ばかりじゃないんですね(@_@)
医療ミスか何かの責任を取らされて自殺した?
なんて話もあるかもですね。
白い巨頭は怖い
2010/4/8(木) 午前 9:26 [ クリリン ]
悟さん、ブラックジャックにやって貰えるならいいですが…。
2010/4/8(木) 午前 10:14
イレイズさん、幽霊にも愛想は必要ですね。
2010/4/8(木) 午前 10:15
あかりさん、おちおち入院もできませんね〜。
2010/4/8(木) 午前 10:16
ミーさん、私は幽霊ですと名乗る幽霊もあまり聞きませんが…。
2010/4/8(木) 午前 10:17
リットリオさん、是非詳しいお話を!!
「コメ怖」に載せさせて頂きますので!!
2010/4/8(木) 午前 10:18
クリリンさん、白い巨○は大好きなんですが。
2010/4/8(木) 午前 10:19
気持ち悪い話ですね。
私も子供の時、病院でエレベーター移動していて誰もいないような場所に出てしまってあわてて戻ってその場所に大人をつれて行こうとしたけど行きつけなかったことがあります。
2010/4/8(木) 午後 9:33 [ ゆん ]
危機一髪ですたね。。。
あちら側の世界に連れて行こうとする輩
多いんですから。。。
2010/4/25(日) 午後 0:02
ひぇ〜、やっぱり病院てでるんですね〜。
結構、病院系の怖い話って好きなんです。
ぜひ、「病院の怪」というカテゴリー作ってくださいませ。
あっ、「病院の怪談」っいうサイトあるんですけど怖面白いですよ。アドレスは
ttp://www5e.biglobe.ne.jp/~nurse/newpage58.htm
です。
見てみてください。
2010/5/26(水) 午後 11:41 [ - ]
hig*m*ru*01さん、働いている方や入院されている方には申し訳ないのですが…やっぱり、病院は怪談話の供給源ではあります…。
2010/5/27(木) 午後 3:43