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最近、ネット上なんかで良く見るUFO画像。
こんな感じ(↓)のや…
(拡大)
こんな感じ(↓)のやつ…。
(拡大)
いわゆる「太陽を背にして飛ぶ、真っ黒なUFO」と言われるモノです。
画像だけかと思ったら、動画もありました。
何でもこの動画は、コロンビアのアンティオキア州と言う所で撮影されたそうです。
太陽を背にした真っ黒い円盤型UFOが次第に遠ざかっていく様がはっきりと写っております。
フェイク画像ならUFOを追っかけて撮る筈が、どうやら撮影者はUFOに気付いていない雰囲気。
つまりこの動画はフェイクではない…。と、一部では言われている様です。
しかし、ちょっと前まで、こんなパターンのUFO写真などは見た事がなかったのですが、何故最近この手のUF
O画像が増えてきたのでしょうか?
デジカメに詳しい方なら、一目でお判りでしょうが、このUFOの正体は「撮像素子の飽和現象」と言われている
ものです。
試しに、「太陽が黒く写る」とかで検索すると、多くの方のブログなんかにこの種の画像がアップされている事が
判ります。つまり、誰にでも撮れる、良くある現象なのです。
デジカメやデジタルビデオに組み込まれているCCD(電荷結合素子)は、光を受けるとそれを電荷に変換し、
数値データ化します。しかし、太陽光の様な強い光が直接当たると、デジタル変換できる数値の桁数を
軽く超えてしまい、マイナス値に誤変換してしまいます。その為、本来は「明るい」と言うデータが、真逆
の「真っ黒」になってしまい、一番光の強い部分が黒く抜けてしまうのです。ですから、どの画像や動画
を見ても、太陽の中心部分が黒く抜けて写っているのです。
平たく言うと、眩しすぎてカメラがいっぱいいっぱいになっちゃって、とっちらかって、真っ黒けになってし
まうと、そう言う事なのです。
確かに、前出の動画はフェイクではありません。デジタル撮影機器特有の「エラー」だったのです。
UFOが遠ざかっていく様に見えるのは、カメラが動いて太陽光が直接CCDに当たらなくなったからです。
フィルム撮りのカメラではこの様な現象は発生しないので、道理で昔はこの手のUFO写真が無かった訳
です。デジタル撮影機器が広く普及したからこそ現れたUFOなのですね、コレは…。
デジタル画像ならではの「エラー写真」と言うのは他にも色んなパターンがあって、それが例えばNASAの衛星
が撮影したなんてモノになると、とたんにビリーバーさん達が食いついてきます。
例えば、これ…
NASAの太陽観測衛星(詳しい機種は判りませんが、たぶんSOHOだと思います…)が撮影した画像に、
超巨大UFO群が写っていた
−と言う触れ込みの画像です。どれが超巨大UFOなのかと言うと、この(↓)ツブツブがそうなのだとか。
一つ一つが地球よりも
大きなUFOなんだそうで
す。また随分と、景気の
いい話ですね。
しかしこれは、NASAによるとDSN【注1】のコンピューター故障によってデータが誤圧縮された為に発生したエラ
ーだと言う事で、まかり間違っても「超巨大UFO」なんかではありません。
これ、元はと言えばNASAの公式サイトに出ていた画像だそうですが、「UFOだ!!」と指摘されてから間もなく削除
されたと言われております。つまり、NASAが「超巨大UFO」の存在を隠蔽したと。でも、「言われてから隠蔽するく
らいなら、最初から公式サイトなんかに載せないのではないか?」と思うのは私だけではないでしょう。
もし、ホントに画像が削除されてたのなら、それは単に「エラー画像が変な誤解を受けてるから…」と言ったしごく
真っ当な理由からではないでしょうか。
大体、そんなでっかいUFOがうようよしてたら、NASAが隠蔽しようが何しようが、アマチュア用の天体望遠鏡から
でも見えるので、世界中にいる大勢の天文ファンから「超巨大UFOを撮影した!!」と言う報告が殺到する筈ですよ
ねぇ…。【注2】
フィルムの入れ間違いによる二重写しとかが無くなった反面、この様なデジタル由来のエラー画像が出てくるの
で、その辺を頭において「UFO写真」や「心霊写真」を見なくてはいけない時代なのですね。オカルトもテクノロジ
ーに連れて変化すると言う事の好例かもしれません。
ちなみに、太陽付近のUFOは、最近では「ソーラー・クルーザー」なんて呼ばれて、UFO業界の新ジャンルとなっ
ておりますが、面白そうなので近々改めて記事にしたいと思っております。(需要があれば…。)
【注1】DSN(ディープ・スペース・ネットワーク)=NASAの深宇宙通信情報網。地球の自転や位置を問わず、探査機と交信するための通信システム。
【注2】この辺の、ちょっと考えれば判りそうな事をあえて考えていない、何となく間の抜けた感じがこの手のネタのご愛嬌ですね。いい味出してます。
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あーやっぱりこういうオチなんですね〜。
デジタルの限界……と、言ったところですね。
機械的安定性では旧世代のものも、捨てたものではないかもしれませんね。
2010/6/20(日) 午後 8:39 [ リットリオ ]
デジカメってそうゆう現象がおきるんですね!(・0・)
UFOとは関係ないけど勉強になりました
この世界は奥が深いなぁ・・・
☆ぽち☆
2010/6/20(日) 午後 9:07
確かに、デジカメが普及してから、UFO写真や、動画が増えましたよね。
現在、こんなに発表されるのなら、なぜ、昔のフィルムのカメラに写らなかったのか?と不思議に思ってました。
2010/6/20(日) 午後 10:29
リットリオさん、「先端技術=ノーエラー」かと言うと全くもってそうではないのは、車を売っていると良くわかります。機械も人間もエラーがあるのは世の常です。リットリオさんの仰る様に、銀塩カメラは、技術的には熟成の極みに達していたと思います。そこから生み出された作品も含めて、再評価されてしかるべきだと思うのですがね〜。
2010/6/20(日) 午後 11:54
悟さん、おまけにデジタル画像は加工が容易と言うメリットもありますので、今後は中途半端な「UFO写真」や「心霊写真」は淘汰されていくでしょう。
その後は、何も残らないか、ホンモノが見つかるか。二つに一つです。
―あ、何か、奥が深い事言っちゃった。
2010/6/20(日) 午後 11:57
KoKonaさん、仰る通りです。その内、3DでUFO動画とかが出てくるに違いありません(すごく見てみたい)。オカルトは世に連れ、世は人に連れ…です。
2010/6/21(月) 午前 0:00
北海道で撮った夕日の写真にいっぱい写ってましたよ〜〜♪
こんな記事が・・・↓
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_int&k=20100507024944a&rel=y&g=int
2010/6/21(月) 午後 1:23
かっちゃんさん、北の大空に暗黒UFO大量出現!!って記事を書きましょうか?
ちなみに、イリュムジノフ大統領の事は記事にしようかと思ったけど、あまり資料が無いので中止しております。でもまあ、首相夫人がUFOに乗って金星に行く時代ですからねぇ。
2010/6/21(月) 午後 5:32
科学の進歩で出来上がったUFOですね〜!!by旦那
2010/6/21(月) 午後 9:37
旦那さん、3Dが普及したら、今度は「3DのUFO動画」が出てくると思います。絶対に。
2010/6/22(火) 午前 0:34
TOさんは昔の事から最近の事まで、何でも良くご存知ですねぇー、いつも感心してしまいます。
去年まで僕のビデオカメラに書いてある3CCDって何だろうって思ってました。3cmとか3㎗とかの単位かなんかだと思ってました。
2010/6/26(土) 午後 4:22 [ ま〜くん♪ ]
下手の横好きと言うヤツで…。役に立たない事ばかりです。
2010/6/26(土) 午後 9:20