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さて、最近近場のスポットを精力的(?)にこなしておりますが。
今回は、野島へ行って見ました。
野島と言えば、金沢八景の一つに数えられた、古くからの景勝地。
歌川広重の描いた「野島夕照(のじまのせきしょう)」で有名な島です。
横浜の最南部、平潟湾の入り口に浮かび、海抜57mの野島山を抱える小さな島です。
古くから漁師の島として栄え、昔は「百軒島」と呼ばれていたそうです。
これは、島の軒数が百を越えると必ず災いを招くと言われており、軒数が百を超えない様に制限していたから。
恐らく、限られた漁業資源を守る為の方便だったのでしょう。
さて、野島には「野島公園」と言う公園が整備されております。
この公園が、割と有名な「心霊スポット」になっており、色々なサイトにここでの「体験談」が寄せられています。
特に、島の頂上にある展望台付近での話が多く、階段を上がってくる足音がするが、誰もいなかった…とか、
展望台の上から女が見下ろしていたが、上ってみると誰もいなかった…とか、そんな話がある様です。
噂では、野島公園では死体遺棄事件が何度か発生しており、その被害者の霊が彷徨っているとか。
また、展望台付近で首吊り自殺が何件かあり、その自殺者の霊が(以下同文)。
死体遺棄に関しては、実際に1992年に女性のバラバラ死体が公園内で発見されており、この事件は未だ未解
決だとか。そんな事実も、「心霊スポット化」の要因になっているのでしょう。
さて、前置きはこの辺にして、早速行ってみましょう。
公園の駐車場に車を停めると、すぐ横に、伊藤博文の別邸があります。
対岸の夏島で明治憲法を起草したのは有名な話ですが、伊藤博文は金沢の海をこよなく愛したとの事で、ここ
野島にも立派な別荘を持っていたのです。現在では横浜市指定文化財となっており、良く手入れされた庭園の
中に、茅葺寄棟屋根の落ち着いた邸宅が建っております。
見学無料なので、ちょっとお邪魔してみましょう。
この建物の様式は「田舎風海浜別邸建築」と言うそうですが、開放感に溢れて、夏の暑さも快適にしのげそう。
海からの風が、心地よく室内を通り過ぎていきます。
この閑静な一室で、伊藤博文公は何を思ったのでしょ
うか…。
静謐な空気に包まれていると、明治時代にタイムスリ
ップした気分になります。
海に面した縁側からは、シーパラダイスが望めます。古さと新しさのコントラスト。絶妙の借景です。
庭から、憲法起草の地である夏島(向こうのこんもりとした山)を望む…。
おっとっと。また「歴史散歩」みたいになってきました。いかんいかん。心霊スポット突撃の記事なのでした。
さて、では、野島公園に入ってみましょう。
まず、海に沿って
島を時計回りに歩く感じになります。
あまり知られていない様なのですが、野島公園には、横浜では唯一の自然海浜が残されております。
現在、横浜にある自然のままの砂浜は、たったこれだけ…。少々寂しい気がします。
公園内を歩いていると、猫が多いニャーと言う事に気づきます。エサがいいのか、どの猫も良い毛並みをしてお
ります。それにあまり人を恐れません。
園内の様子。広々したバーベキュー場もあります。
さて、公園を半周して、野島稲荷神社に着きました。
由来によると、野島稲荷神社は京都伏見稲荷の系統との事。野島の総鎮守であり、安貞元(1227)年に建立され
た、800年の歴史を持つ由緒あるお社です。
いい雰囲気…。
万治年間(1656〜1660年)には、野島の南端に紀州大納言徳川頼宣公の別邸があったとされ、野島稲荷神社は
その鬼門の護りとして頼宣公の厚い信仰を受けたそうです。 ちなみに、先述のバラバラ死体はこの神社の近くで発見されたとか…。
神社を過ぎると、広い遊び場があります。陽光の中、お子さ
んと遊ぶママさんや、日向ぼっこのお年寄りがのんびりと
時を過ごしています。
そして、ここに、野島のもう一つの歴史がぽっかりと口を開
けておりました。
戦時中に掘られた「掩体壕(えんたいごう)」です。横須賀海軍航空隊の戦闘機を空襲から守るために造られた
もので、全長260mの壕は野島山を北東から南西に貫いています。この中に約100機もの戦闘機を収納する計
画でしたが、終戦の為、実際に使用される事はなかったそうです。掩体壕はふつう1機を格納する程度のサイズ
で造られますが、同時に100機を格納する野島の掩体壕は、現存する中でも日本最大級のものだそうです。
(←)掩体壕の反対側の口。
横須賀に近い野島には、やはり戦争の記憶が残され
ておりました…。
いつまでたっても心霊スポットが出こないですね。
いや、ここからが本番です。
遊び場から、野島山の山頂に向かう上り口がありました。いよいよ、展望台に向かう取材班。
いくぞ、待ってろ心霊スポット!!
小さな島とは思えないほどの豊かな森。
吹き抜けてくる風は、かすかに潮の香りがします。
やや急な、長い長い階段を登り続ける取材班。
結構きつくなってきた…。
登る、登る、登る…
登る、登る…もう、太もも限界だあっ!!
と、取材班が音を上げそうになった時、やっと頂上に到着。
広々とし、良く手入れされた芝生の広場に、展望台がそそり立っておりました。
ここに夜な夜な亡霊が…出るとは思えない様な、明るく開放的な雰囲気。
展望台への階段を登る…。何も感じず。
そして、展望台の上には360度のパノラマが広がっておりました。
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心霊スポット見返してみていたら、いつの間にかここに行ってたんですね〜。最近の記事なのにまったく気づかなかった……(それとも見たけど疲れててコメントし忘れたのかなぁ……)。
ここの公園は結構心霊スポットとして有名ですね。
この近所に住んでいる親戚も、地元の人は夜はここに寄り付かないと言っていました。
悪霊の類ではなさそうですが、展望台にはよく“出る”らしいですね。
もっとも花火大会のときは夜でも沢山人が押し寄せるでしょうから、誰も幽霊なんて気にしなそうですがw(とくに事情を知らない観光客は)
2010/11/13(土) 午前 1:11 [ リットリオ ]
リットリオさん、野島公園ではホーム○スの方々をよく見かけるのですが、「幽霊」の正体はもしかしたら…?
2010/11/13(土) 午後 6:46