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先日聞いた話ですが、話してくれたのは、久しぶりに会った女友達。
妙齢のご婦人(言い換えれば、単なるおばさ…いや、言い換えません。このブログを教えてしまったので、たぶ ん読んでるから)です。
わーかった判った。怒るな怒るな。
えーごほんごほん。40がらみとは言え、美くしき人妻のノンから聞いた話です。
ノンが小学生の頃、お父さんを亡くしたとは知っていましたが、つい先日、彼女はお父さんに会ったそうなんで
す。この間、実家に帰った時、子供を連れて買い物に行った帰り、中年の男性とすれ違ったそうなのですが、そ
れがお父さんだったと。
そろそろ陽もつるべ落としで、かろうじて残る空気の明るさに夜闇がないまぜになってくる夕方。
だって、前から歩いて来る人なんていなかったのに、ふっと、背広着たおじさんとすれ違ったのよ。あれ?と思っ
て振り返っても誰もいないし。おかしいなぁと思ったんだけど、今の人、お父さんだったってすぐ気づいたのよ。
だって、お父さんの背広の匂いがしたんだもん…。
夕暮れに染まる住宅街に、樟脳の香りがそこはかとなく漂っていたそうです。
それは、ノンにとって忘れる事などできない、会社から帰ってきたらまず真っ先にノンを抱き上げてくれたお父さ
んの背広の匂いだったのだそうです。
お父さんの顔なんて、写真でしか憶えてないのに、匂いって、憶えてるのよね〜。
と、ノンは泣きそうな顔して微笑んでました。
樟脳(しょうのう)とは、私の子供の頃には必ず洋服の防虫剤として衣装棚とか箪笥に入ってた奴です。
昭和のお父さん達の匂いって、樟脳と仁丹とタバコと酒でした。
(松任谷由美 作詞作曲 『ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ)
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携帯からだと ポチ がしたくても出来ない〜
とりあえず、ポチした気に成って(笑)
2010/11/11(木) 午前 2:59 [ イレイズ ]
イレイズさん、お気持ちだけでも十分に嬉しいです!!
2010/11/11(木) 午後 7:42
そっかー。
。
今や防虫剤は「たんすにゴン」ですもんね。
注釈なしでも記事の内容がふつうに分かる自分の年が怖い
2010/11/12(金) 午前 10:42 [ クリリン ]
クリリンさん、これも「世代識別リトマス怪談」ですね〜。
むかしのオヤジ達は、樟脳の匂いで加齢臭をごまかしていたのではないだろうか?―と仮説を立ててみました。
2010/11/12(金) 午後 10:36