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先日乗ったタクシーの運転手さんから聞いた話です。
人の良さそうな風貌の初老の運転手さんでした。
私は今はこうして横浜で車乗ってますが10年ほど前までは、○○県の某所(特に名を秘す)でやってましてね。
夜、○○駅で客待ちしていると時々、長距離が入るんですよ。
車で小一時間ほど走ったところに、○○の奥座敷なんて呼ばれる温泉がありましてね。
地元の会社の宴会なんかに良く使われる所なんですが、仕事が遅くなって、タクシーで駆けつける方なんかが
結構いらっしゃる。
商売としてはおいしいんですが、行きはよいよいで、帰りが怖いんです。
ええ、その温泉の手前に、湖がありましてね。
そこに架かった橋を通るんですが、いわゆる、自殺の名所なんですよ。その橋が。
行きはほら、お客さん乗せているんでどうって事はないんですがね。
帰りは独りでしょ。おっかないんですよねぇ。
やっぱり、「出る」なんて噂もありましたしね。「見た」って言う仲間も何人かいましたしね。
寂しさを紛らわすのにラジオをかけても、何故かその橋のあたりでは雑音が入って聞こえなくなったりしまして、
やっぱり何かあるのかなぁとは思ってました。
―それでですね、年も押し迫った時期に、温泉にお客さん乗せてってね。
まあ、忘年会のお客さんですよ。
旅館で降ろして帰ろうとすると、道端に手を挙げている人がいる。
そうなると、こっちは嬉しいですよねぇ。商売にもなり、橋を独りで渡らなくてすむのでね。
乗ってきたお客さんは、中年の男性でした。何でも、急に家に帰えらなきゃいけない用事ができたとかでね。
夜も9時を過ぎてましたから、バスはないんですよ。それで、○○駅までやってくれと…。
あんまり喋らない人だったんですが、不景気で大変だとか、子供の受験がどうとか、ぽつぽつとね。
そんな話を聞いているうちに、橋に差し掛かったんですよ。するとね…。
突然、お客さんが、停めてくれって言うんだ。橋の真ん中で。
おしっこなら何もこんな橋の真ん中ですることはない、橋を渡った先にトイレがありますよって言っても、いいか
ら早く停めてくれと言い張るんです。やけに強い口調なんで、つい車を停めちゃってね。
おいおい、このまま湖にドボンなんて勘弁してくれよなんてハラハラしながら見ていると、お客さんは欄干から湖
面をじっと見下ろしてるんですよ。
こりゃ、いよいよまずいと思って、車降りて声をかけようとしたらですね…。
お客さんの横に、白い靄みたいな、ぼんやりと人の形をしたモノが立ってるんですよ。
丁度そのお客さんの肩を抱くような感じで…。
うわあと思いましたけど、怖いよりもお客さんを助けなきゃと言う気持ちの方が強かったんですね。
駆け寄って、「コラア!!あっち行け!!」とか叫びながらその靄を夢中で振り払って、お客さんの腕を掴んで
車に押し込んで、そのまま全速で逃げたんですよ。
後席でぐったりしていたお客さんが途中で目を覚ましたんで、大丈夫でしたかと聞いたら、お客さんは何にも憶え
てないんです。橋の真ん中で降ろしてくれと言った事も、何にも。え?何が?って聞き返されましたよ。
まあ、本人が憶えていないんだったらと思って、余計な事は言いませんでしたけどね。
たぶんアレ、死んだ人が引きずりこもうとしてたんでしょうねぇ…。
(↓)最近、ベテランっぽいおっさんが出てきてないですね。そう言えば。
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車に纏わる怪
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うわぁ・・・寝る前に読んじゃった。。夢に見そう〜〜。。( ̄〜 ̄;)。。。
最近、夢の中でアチラの世界へよく行くんですが(マジに)、
現世とあまり変わらない風景で、やたらに広いですよ。
明るいけど静かで、だけど寂しくない。人も歩いています。
富士の7合目あたりの雰囲気(高地で植物がない)の場所では、
白い鳥居がいくつも並んでいる参道があり、そこを登って行くと
なにやら格式高い場所らしいのですが、オレはまだ行けないらしい。。
不思議とアチラの世界に居るとなんだか安らぐんですよね。。(^^;)
2012/1/25(水) 午後 11:18
かっちゃんさん、行ったまま帰ってこないなんてナシですよ。
と言いつつ「コメ怖」に載せさせて頂いたりして。
2012/1/25(水) 午後 11:53
むぅ、以前、車で家に送ってもらったとき意味不明な行動で、湖方面行きそうになった友人に見せてやりたい記事だわ。
生者も都合というものがあるのに、幽霊も仲間増やそうとしないでとっとと成仏して欲しいですね!
大切な人がこういう身勝手な幽霊に奪われたら、何を呪えばイイのだろう。
ゴーストバスターズにでも依頼出すか……。
2012/1/26(木) 午前 4:27 [ リットリオ ]
おお・・・サブイボが出た・・・
かっちゃんさんのコメもヤバい・・・
2012/1/26(木) 午前 8:59 [ ヌルハチ ]
恐っ
頼むから巻き込まんといて〜って感じですよね(-ω-`;)
次回から邪気退散の意を込めてベテじぃを発動しましょう(・ω・´)
2012/1/26(木) 午前 10:23 [ エド ]
その幽霊はどこから憑依してたんだろう?
。
車ごと引きずり込まれなくてよかったですね
かっちゃんさんもお気をつけて。
2012/1/26(木) 午後 0:48 [ クリリン ]
なにやらご心配をお掛けしてしまいましたか??どうもすみません〜。。( ̄▽ ̄;)。。
え〜と、補足すると、
どうしてソコがアチラの世界と判るのか?・・・ある霊能者にその話をしたところ、
「実際に幽幻界にはそういう場所がある」と仰ったのですよ。。。
古〜い旅館みたいな建物や、山や川や街やお店など・・・オレが見た場所を言うと
「あるあるあるある」・・・・・昔のクイズじゃないけど・・・(笑。。
憶えてないけど、オレはそこでいろいろ教わってきてるようです。。
ただし、その霊能者の方からは、やはり注意はするようにと言われてます。。
そういえば、なんか暗くて雰囲気の悪い場所もありましたからねぇ。。。
2012/1/26(木) 午後 5:19
タクシーの運転手さん達は、怪現象に遭遇する確率が高いんですね。閉鎖された空間で、単調な作業を延々と繰り返していると「ハイウェイ ヒュプノシス」の様な、一種の半覚醒状態に陥って幻覚を見やすくなる、なんて事もあると思いますが…。自分自身、以前に聴覚・臭覚だけでなく、触覚すら今でも明確に思い出せる程の幻覚を経験しました。決して変なクスリを使用したのでは無いですよ。実際、それがあまりに生々しかったので、暫くの間は「もしかすると現実に何らかの体験をしたのではないか?」と自らの理性を疑っていた程です。心霊現象という物が果たして存在するのか否かは私ごときが論ずる物ではありませんが「物語」として非常に魅力的なのは間違いの無いところですね。
2012/1/26(木) 午後 9:54 [ そまりん ]
運転手さん、すごい勇気ですね
もし東大阪語訳したら「オラァ!何しとんじゃワレ!」みたいな感じでしょうか?
2012/1/26(木) 午後 11:54
リットリオさん、幽霊にもそれなりのマナーは必要ですね。そういえば、丹波哲郎さんは大霊界で今何をしてるんだろう?この手の幽霊を叱りとばしてほしいものですが。
2012/2/1(水) 午前 11:27
ヌルハチさん、風邪ひいてるんじゃ?ご自愛ください。
2012/2/1(水) 午前 11:29
エドさん、ベテじいの画像がどこかにいってしまっております。削除した憶えはないんですが、どこか旅にでも出てるんでしょうか?
2012/2/1(水) 午前 11:31
クリリンさん、京都の某超有名池では車ごと引き込まれそうになるとか。
2012/2/1(水) 午前 11:32
かっちゃんさん、軽いノリの霊能者さんですね〜。あちらとこちらの中間みたいなところなんでしょうか?
2012/2/1(水) 午前 11:34
そまりんさん、私も1回だけ、超リアルな幻覚を見た事があります。高熱でうなされていた時ですが。また、仰るように、幽霊がいるとかいないとかよりも、お話として面白いかどうかの方を重視するのが当ブログでございます。
2012/2/1(水) 午前 11:41