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さて、喚き十王岩ですが、その声の正体は谷から吹き上げてくる風だったとも言われております。
風が樹木や岩の間を抜ける時に笛のような音を出し、その響きが喚き声に聞こえたと言う訳ですが、何となく
腑に落ちないのです。
もしそうだとしたら、他の場所でも同じ様な喚き声がしていてもおかしくないでしょうに。
(↓)何故に喚くか、十王岩…?(後から見たところ。)
十王岩の謎に想いを馳せながらここからの素晴らしい眺望を堪能している時…。
(十王岩の眺望はかながわの景勝50選に入っております。)
謎が全て解けた!! (ような気がしました。)
(↓)十王岩から鎌倉市街を眺める。
どうですか、この眺望。
真ん中を通っているのが、鎌倉のメインストリートである若宮大路です。
つまり、ここは鶴岡八幡宮や幕府中枢部の真裏にあたり、鎌倉中心部全域が見通せてしまう戦略上
の重要地点なのです。
(↓)尾根の反対側からは遠くランドマークタワーも望める。
建長寺や極楽寺など、重要な切通しに有力寺院を配置したのは、いざ鎌倉の際にそこを防衛拠点とする為
だったとも言われております。先ほど通って来た展望台からはその防衛拠点の建長寺も眼下に収める事が
できますし、十王岩一帯は、敵の間者なんかを絶対に近づけたくない場所である事は間違いありません。
そこで幕府は一計案じ、喚き十王岩の怪談話を流布させ、みだりに人が近づかないように仕向けたのでは
ないかと、そんな風に思った訳です。
―少々うがち過ぎでしょうか。
(↓)十王岩のすぐ傍には、明らかに人の手が入った岩肌が。「監視所」みたいなものがあったのか???
真相はともあれ、喚き十王岩みたいなミステリアスな伝説があちこちに残っているのが鎌倉の良い所です。
十王岩に別れを告げ、ハイキングコースを今度は名月院へと下り、家路に就くTOでした。
(↓)春の紅葉。
さて、次回はどこに行こうかな♪
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鎌倉怨霊散歩
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現在よりも、遥かに信心深かった人々に対しては、恐ろしい怨霊譚は十分に「結界」を張る効果があったのではないかと思います。こういった話が一度世間に広まると、放って置いても尾鰭が付いて、忌まわしくも悍ましい“怪奇スポット”は勝手に増殖して(当初は語られていなかった現象・事件迄追加されたりして)いったのではないか?等と妄想したりして居ります。あれ?これは現代のオカルト話と同じ構造ですね?ラストの欄干越しの画像、綺麗ですね。久しぶりに鎌倉を訪れてみたくなりました(=^x^=)。
2012/4/20(金) 午後 9:55 [ そまりん ]
その呻き声みたいなのって、今でも風の強い時に聞こえるんですかね!?何年か前のことですが、建長寺の半僧坊のとこの階段を降りてた時、左の耳元で鳥の羽根のバタバタいう音と、後ろ髪をサ〜ッと撫でられた感じがしたのを覚えてます。2〜3メートル後ろにいた友達は、鳥などの生き物は見てないと言ってたので、目の前の(彫刻の)天狗の仕業じゃん!?なんて冗談を言ってたんですが…。階段を降りきって鳥居の下をくぐり抜けた瞬間、またもや左の耳元で羽音のようなのが更に大きく聞こたんです。精霊だったら面白いんだけど…( ̄∀ ̄)☆
2012/4/26(木) 午前 1:13 [ 波乗り娘 ]
そまりんさん、そりゃもう、ものすごい尾ひれがついてたでしょうね、当時は。
しかし、あと1週間早く行っていれば、桜が見ごろだったろうに。残念です。
2012/4/26(木) 午前 10:21
波乗り娘さん、そう思ってしばらく耳を傾けてたんですが、何も聞こえませんでした(笑)。私は天狗の羽音(?)も聞こえませんでしたが、そんな事があってもおかしくない雰囲気のところですよね〜。
2012/4/26(木) 午前 10:23