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久々の本業記事の更新です。
かねてから懸案の「エルサレムのUFO」です。
当ブログでは世界中のUFOネタを取り扱っておりますが、今までは現地に行った事もない私が 「TOは見て
きたような講釈を垂れ」と、偉そうな記事を書いて参りました。
しかし、今回は違います!! 私、エルサレムには1週間ほど滞在した事があるんです!!エッヘン。
昭和天皇崩御の報を知ったのは、エルサレムででした。
当地の新聞も全て1面トップ、しかもカラー写真付。
新聞売りの小僧が「ジャパニーズ・カイザー・デッド!!」と、新聞を押し付けてきたものでした。
(↓)エルサレム郊外に佇み、物思いにふける若かりし頃のTO。
―そんな事はどうでもいい。本題に入りましょう。
2011年1月28日午前1時。
エルサレムの岩のドームに光り輝くUFOが降下してきて、しばらくウロウロしたあとピューッと飛び去って
行った様子が動画で撮影され、YouTubeにアップされました(最初の動画)。
これだけだったら、いつものフェイク動画だとスルーする人も多かったでしょうが、同じUFOを別の場所
から、とあるカップルが撮ったとされる動画(二番目の動画)がアップされたもんだから、さあ大変!!
更に別人が撮ったとする動画がアップされ(めんどくさいので貼ってませんが)、一連の動画群は一部で
「最も信憑性の高いUFO動画」とみなされつつ、聖地でのUFO騒ぎが勃発しました。
日本において特に喜んだのは、ア○○○ョン系やラ○○アン系の方々だったようで、彼等のブログやHPには
其々恣意的解釈つまりは思い込み的な記事が百花繚乱と相成りました。
(何でも食べるア○○○ョンは毎度の事として、ラ○○アンは食いつくわなぁ。場所が場所だけに…。)
しかし!! ですよ。
最初にこの動画を見た時に、私はやはり違和感を感じた訳です。
まずは、このUFOの動き。ゆっくり降下してきて、しばらくゆっくり漂って、最後はピューッと飛び去る。
これって、過去何度も見てきたフェイクUFO動画の定番的な動き方ではないですか。
「最初はゆっくり、最後はピュー」。 ―これはアヤシイ。
さらに、岩のドームの屋根って金ピカなのに、何でUFOの光が反射してないのか???
背景の夜景の灯りが一つも動かず、明滅もせずと言うのもおかしい。
明かりの中には自動車のライトや、民家の灯りもあるだろうに、それらが静止画のように変化を見せない
のはヘンだ。二番目の動画なんて、木々の一つも動いていない。動いているのはUFOだけ。
大体、ユダヤ・キリスト・イスラム三宗教の聖地である(コプト教もいるけど)エルサレムは、イスラエルの(自称)
首都でもあり、同国随一の観光地でもある。人口も多ければ、巡礼者や観光客で1年中賑わっているのに、
このUFOの目撃証言も出てないし、撮影された動画がほんの数本と言うのも考えにくい。
エルサレムに来る観光客の中で、カメラやビデオを持たない人は殆どいないだろうに。
―と、思ったのは私だけでは当然なく、重箱の隅の隅まで突きまくる欧米の懐疑論者達(ベンジャミン・ラロフォ
ードさんとか…)は、同じような疑念の下で、徹底的な分析を試みました。
そんなアイオブザタイガーな連中によってたかって調べられたら堪ったものではございません。
結果このUFOはフェイクだと言う事が明らかになってしまいました。
この動画はビデオカメラから直接投稿されたものではない・ブレ方がおかしい・合成の痕跡がある…
などなど。ツッコミどころは満載でした。
地元のTV局も、この騒ぎを傍観してはおりませんでした。
独自の取材により、UFO動画の出所をを明らかにしたのです。
このニュースによると、最初の動画を投稿したのはEligael Gadliovichと言う人。
元俳優で、現在は映像製作会社を経営しております。
二番目の動画は、某映像学科の学生が投稿したもので、師事する先生はEligael Gadliovich氏とも
旧知の間柄。このリレーションは、偶然ではありますまい。
つまりは、映像の専門家達がサクサクっと作ってYouTubeに上げた
のが「エルサレムのUFO」の正体だった!!
と言うのが、オチでした…。残念!!
プロだけに、動画一つ上げるだけでは満足できなかったのか、複数作って信憑性を高めようとしたのか。
しかし、それは裏目に出たようで、最初の頃は動画によってUFOが光ったり光からなかったり、驚きの声の
タイミングが早すぎたりと、結構アラもあったようです。
それを修正して再アップしたりして、かえって合成の疑惑に火を点けちゃったりと、なかなかの
策士策に溺れっぷり を見せているのがご愛嬌。
YouTubeを漁っていると、「エルサレムのUFOの作り方」を解説している動画がありました。
ベースになる画像に、UFOの飛行経路や光り方を設定していく様子がよく判ります。
出来る人がそれなりの編集ソフトを使うと、この程度のUFO動画はいとも簡単に作れてしまうんですね〜。
この動画によると、岩のドームはWiki Commonsの画像を引っ張ってきたようです。
ああ、確かに同じだ。こりゃ。元が静止画像だから、灯りも何も動かない訳だわな。
と言う訳で、久々の記事更新でした。
お粗末様でございました・・・。
参考) Ghost Theory「Israeli News Uncovers The “Jerusalem UFO Video” Hoax」 Discovery News「Jerusalem UFO 'Almost Certainly a Hoax'」 Life's Little Misteries「Hoax in the Holy Land: Jerusalem UFO a Proven Fake」 UFO ON EARTH「Fourth video of Jerusalem UFO… even more FAKE than the previous」 HUFFU POST WEILD NEWS「Jerusalem UFO Likely A Hoax Says Israeli TV Report」 他
ラ○○アン系のブログなんかをユダヤ教徒が見たら激怒するだろうなぁ…と、いらぬ心配をするTOでした。
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デジタル時代になって心霊もUFOも動画の世界に引っ越したみたいですね f^_^; フィルムいじるより簡単ですし。
でも、音声の入れ方がなかなか演出感があって面白かったです。普通はそんなもん見たらもっと騒ぐんじゃないかと思いますが(^^;
2012/7/4(水) 午後 6:30 [ - ]
又三郎さん、昔は写真職人さんが心霊写真とかを手作りしたそうですが。
隔世の感ありですね…。
2012/7/4(水) 午後 8:04
TOさん、コンビニに置いてある本で、竹書房(だったかな?)から出ている
昔の不思議写真…ネッシーとか宇宙人とかの写真集を見てください〜〜。。
単純に、けっこう楽しめます♪
2012/7/4(水) 午後 8:48
かっちゃんさん、その手の本は好きです!!
ブックオフで105円になったら買います!!
2012/7/4(水) 午後 8:56
おニューの記事、有難うございます!謎なのは「何故背景に静止画像を使用したのか」ですね。「そこまで細かく調べる奴はいないだろう」と、たかをくくって居たのでしょうか?何か間抜けだなあ。一度位「何じゃ、こりゃー(i|!゜Д゚i|!)⁈」となる様な、凄まじい怪異画像(動画含む)を見てみたいものです(=^x^=)。
2012/7/4(水) 午後 9:33 [ そまりん ]
そまりんさん、あまり深く考えていなかったんでしょうねぇ。要は、あまり出来の良くないジョークだったと…。
2012/7/4(水) 午後 10:00
お久しぶりです
あれまあ…
これまたコテコテのフェイクでしたか…
某TVで見た時は割と引き込まれたんだけどなあ。
記事アップありがとうございましたm(_ _)m
2012/7/4(水) 午後 11:44 [ 神威ラルフ ]
これ、前にトリハダスクープかなんかそれ系のテレビでやってましたね〜。
ニセモノだろうとすぐに暴かれてましたけど。
今はUFOものに限らず、CGも手が込んできて本物っぽいものが多くなってきたのできちんと調査しないと判別が難しくなってきましたねぇ。
2012/7/6(金) 午後 6:50 [ リットリオ ]
夜分、すまぬ。



コメントが久しぶりになる。
記事を読んでいたら、貴殿のかつて旅行していたイスラエルで起きた出来事の記事を思い出す。
そして、写真で思い出したのは、友人を撮影した心霊写真
十数年前に某アミューズメントパークで撮影して、焼き増し(フィルムカメラ)しようと思ったが、撮影した時に無かった変な光の紐
数年悩んだ末に、件の友人に白状して謝りました。
霊障無しだが、迷惑千万な心霊写真でした。
2012/7/7(土) 午前 1:44 [ MAYオリーブサンフィッシュ ]
神威ラルフさん、宇宙人の地球来訪を信じる我々は、フェイク、嘘、インチキ、与太話との闘いは避けて通れませんから(笑)。
でも、「最後にピュー」はあまりに陳腐ですよねぇ…。
2012/7/9(月) 午前 0:11
リットリオさん、事こうなると、何を以って「本物っぽい」とするか?との命題が生じて参りますね。
私の子供の頃なんかは、「ジグザク飛行するのがUFO」という必要条件がありましたが、そんなもんはいつの間にか立ち消えちゃいましたね〜。誰か一人くらいジグザグ飛行するUFOの動画をYouTubeにアップしてくれませんかね。
2012/7/9(月) 午前 0:17
MAYオリーブサンフィッシュさん、お返事も夜分すまぬ!!です。
昔の記事を憶えて頂いて感謝感激です。
で、大抵の場合、心霊写真とは傍迷惑なものです。人生の記念となるべき写真(七五三とか、結婚とか)なんかに写ってたら、どこに怒りのやり場を持って行ったらいいのか!?
ホント、心霊もTPOをわきまえて欲しいものです…。
2012/7/9(月) 午前 0:26