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大学時代のバイト先でのお話です。 私は夏休みになると、普段のバイト先を休み、割の良いバイト先を見つけては、稼いでおりました。 中でも、一番良かったのが、某大手コンピューター・メーカーの組立ラインのバイトでした。 24時間稼動の工場は、3交代制で、私は一番時給の良い、夕方〜朝のシフトでバイトしていました。 私の入る組立ラインは、「フェイズ3」と呼ばれ、塵・埃がほぼ完全に排除されたクリーンルーム の中にありました。 そこに入る時は、専用のウエアを着て、エアシャワーを浴びます。 エアシャワーは、電話ボックス程の密閉された部屋で、更衣室とクリーンルームの間にあります。 そこを通らないと、クリーンルームには入れないのです。 ある時、休憩時間が終わり、たまたま私が真っ先にエアシャワーを浴びようとしたら、 社員の人が、「あー待て待て。今、俺も行くから、一人で入るな。」と言いました。 その人は、先にエアシャワーを浴び中に入ると、 エアシャワーを浴びる私の方を向いて、立っていました。 私がクリーンルームに入るのを見届けて、社員は持ち場につきました。 「組立ラインには重要な社外秘が沢山あるって言っていたから、バイトだけでは入らせないのか。」 と、思っていたのですが、 見ていると、社員でも、一番先にクリーンルームに入るときは一人では入らない。 私の時と同じく、先に入った人は、次の人が入るまで、クリーンルームに背中を向けて待っている。 ちょっと気になったので、仲良くなった社員の人に聞いてみました。 すると、その人は、一人で中に入ると、変なモノを見る事があるからだ、と教えてくれました。 何でも、5年程前に、クリーンルーム内で何かの発作を起こし、初老の社員が亡くなったそうです。 それから、一人でクリーンルームに居ると、亡くなった社員が現れる。 もう、何十人も見ているので、供養をしようと言う話になったが、 クリーンルームが一度外気に汚染されると、数百万単位での復旧費がかかるので、出来ない。 塵・埃の元となる、お札なども貼れない。 仕方なく、絶対にクリーンルームでは一人にならない、と言うのが、暗黙のルールになったそうです。 クリーンルームの中を見ないように、最初に入った人は、後ろを向いて次の人を待っている…。 と、言う事でした。
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最新のクリーンルームも幽霊は取り除けない。
2008/4/2(水) 午前 10:55 [ 気まぐれ ]
Kanataさん、会社側は、埃と塵が取り除ければ良い様です。
世界一綺麗な空気の中で、楽な軽作業。しかも高時給。
真夜中でも社員食堂が開いていて、タダ同然でたらふく飯も食える。
夢のようなバイトでした。
2008/4/3(木) 午前 0:20