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さて、食い足りない方の為に、もう少し。 結論から言えば、この事件はやはり、気球の誤認だった様です。 ただし、そん所そこらの気球と違います。 このUFOの「正体」は、1940年代から始まったアメリカ海軍の極秘計画である「スカイフック・プロジ ェクト」に使われた特殊な気球。 何故、たかが気球が極秘なのかと言うと、この気球の任務をみると判ります。 ↑スカイフック気球 「スカイフック計画の目的」 ○ソビエト連邦の上空飛行と写真調査を含むスパイ活動。 ○高空の大気・気流調査。(開発中のジェット戦闘機や高高度爆撃機の為) ○将来の宇宙開発の基礎データの収集。など、とても表には出せない重要な物ばかりです。 スカイフック気球は、高度3万m以上まで上昇し、全高180m、最大直径30mにもなる巨大な「物体」です。 その気球が何らかのトラブルにより、比較的低高度まで降りてきたのが、このUFOなのです。 気球には想定高度というのがあり、そこでは予定の形状(まん丸とか)になるのですが、 何かの弾みで想定高度以上にあがった場合、外側が想定気圧より低いために異常に膨張するそうです。 そうすると、中の気密された気体が漏れ始め、高度が下がってくる。 すると、しぼんだ気球になってしまう。 上空は非常に強い風が吹いているので、下がってきた気球は、風の影響で円盤型になったり、洋ナシ型に なったりと、形を変えるそうです。下降気流にはいると、縦長になることもあるとか。 また、気球は多く外側が白色もしくは銀色です。 これは太陽熱を反射させ、中の気体が膨張するのを 防ぐ為です。これが太陽光を反射すると、金属色に見えてしまうのです。 最初に寄せられた、市民や警官の目撃情報は、UFOの形は目撃者によって様々で、 「逆さまにしたアイスクリームコーン型」「笠型」「楕円形」。まさに、降りてきた気球そのままです。 さらに、あまり日本のUFO本には書かれていませんが、事件当日の午後4時、ケンタッキー州 マディソンビルで物体は再び目撃されていました。 その折、ヴァンダービルド大学の天文学者ザイフェルト博士が物体を詳しく観測しており、目撃した 物体を「籠とケーブルがついている洋ナシの形をした気球」と述べています。 これ等は、ずばりそのまんまです。だいぶ高度が落ちてきていたのかもしれません。 蛇足ながら、当日の朝は晴れていたが、かなり霞がかかっていたと言うので、午前中の目撃者には 気球の下についていた機器等は、見えなかったのだと思われます。 そして、「スカイフック」は海軍の計画だった為、空軍は実験の情報を掴んでいませんでした。 空軍のプロジェクト・グラッジ(UFO調査機関)を指揮するルッペルト大尉が、事件当日に 「スカイフック気球」の実験が行われていたことを突き止めたのは事件から1年もたった頃。 プロジェクト・サインの報告書を再読し、サインのメンバーとも面談したルッベルトは、物体は金星など ではないと確信しました。ルッベルトは物体は気球であるとした報告書を発掘しました。サインは物体を 宇宙人の乗り物だと信じ込んでいましたが、証拠がなかったので、安易に「物体は金星だった」と片付け ていたのです。1月7日の天気図は気球がケンタッキー州とテネシー州上空を飛行していた事を示してい ました。後日、事件当日の早朝にミネソタ州リプリー基地からスカイフック気球が打ち上げられていた事 が確認されました。 しかし、極秘プロジェクトの正体をばらす訳にもいかず、ルッベルトは物体の正体は「研究用の気 球」としか発表できませんでした。 半ば予備役状態のマンテル大尉は、こんなとんでもない気球があることさえ知らなかった筈です。 つまり、大尉は気球を誤認したというより、まさに未知の物体を追った事には他ならないのです。 そして、大尉の職務に対する情熱からか、高度9000mまで酸素マスク無しで上昇。 この高度では、酸素マスクなしでは、人間は意識を保つことは出来ません。 酸素欠乏により意識不明になり、そのままきりもみで堕ちていった…と言うのが真相の様です。 さて、「飛行物体の中に何人かの人が見える」と言う最後の通信ですが、これは完全にガゼネタでした。 この話は事件から時間が経過した後、「基地関係者の口から本当の最後の通信の内容が明らかにされた」 と言う触れ込みで広まったモノですが、その「基地関係者」が一体誰であるのかと言う特定は為されてお りません。 真の通信記録によると、「高度7,000フィートまでに追いつかなければ、追跡を断念する」と言った後の マンテル大尉からの通信はだんだんと要領を得なくなり、そのまま通信が途絶えたのです。酸素の欠乏に より、意識が朦朧としていった様が見て取れます。 また「レーザーで撃たれた」「死体が焼け焦げだった」「穴だらけ」等は、検証するまでもなく後からつ いた尾ひれ。マンテル大尉の遺体は、墜落の衝撃で寸断されてはいたものの、シートに座った状態で発見 されております。焼け焦げでもなく、穴だらけでもありませんでした。 残骸と化したマンテル機のスロットル開度は4分の1、プロペラピッチは最大で回転数は上昇、エンジン の混合気調節はアイドルから停止状態にされていました。この事実は、マンテル大尉が墜落中に意識を取 り戻し、機体の速度を何とか押さえようと操作していた事を物語っています。マンテル大尉は、最期の最 後まで、空の英雄らしく、必死に機体を操ろうとしていたのです。 この事件が「UFO史」に与えた最大の影響は、米軍のずさんな調査と中途半端な発表のせいで、 「米政府はUFOについて何かを隠そうとしている」という陰謀論的推測がはじまった点だと思います。 そして、アメリカの多くの研究書には以上のような事がより詳しく厳密に書かれているのにも係わらず、 相変わらず日本では、紹介されずに終わっているのです…。(まあ、どうでもいい事ですが。)
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やはり観光目的じゃなかったら怖いので、気球でよかった・・・のか・・・な?
2008/5/10(土) 午前 10:26
minamiさん、私も「宇宙人観光ツアー」の証拠を掴みたいのですが、大抵こうやって「軍の極秘なんとか…」ってオチになってしまいます。
何処に居るんだ、観光宇宙人!!
2008/5/10(土) 午前 10:32
極秘実験を隠すにはUFOが使いやすいんですね。しかし日本のUFO関連のかたの偏向伝達にはまいりますね。by旦那
2008/5/10(土) 午前 11:52
旦那さん、日本のオカルトメディアは、「政府が真相を隠蔽している」とか何とか常套句で言いますが、隠蔽しているのはお前らだろ!!
と突っ込みたくなります。
因みに、UFOのせいにしておけば都合がいい、と言うのは実際多々あります。事例を一つ記事にします。
2008/5/10(土) 午後 0:09
ある本によると、マンテル大尉は頭部が切断された変死体でみつかったと、、、
航空自衛隊のパイロットで空将までなった人の言う事ですからガセではないと思われますが、、、
2011/8/3(水) 午後 9:06 [ nao**021* ]
nao**021*さん、それはアノ本に載ってたネタですね?
ミソは、仮にマンテル大尉の遺体の頭部が切断されていたとしても、それがすなわち宇宙人の仕業の証明にはならない事です。
2011/8/3(水) 午後 9:25
マンテル大尉が最後に目撃したものは、「さんちゃ〜ん」、「ペロく〜ん」、『ふったりでランランラ〜ン♪』だと、ずっと思い込んでおりました。
このウッチャンの肌を持つナンチャン似の男は、疑い無く空の英雄だったんですね。宇宙人なんかに殺されるような男ではなかったと。(合掌)
ところで、UFO地球観光説は誤りだと思います。真実はUFO地球教習所説です。UFOの操縦は大変複雑で危険なので反対派宇宙住民の同意が得られず、流れ流れてこの星へ。UFOの操縦方法ですが、3人の宇宙人がスクワットの要領で…
はっ!?窓から誰か覗いてる!
2014/8/15(金) 午前 3:38 [ あやしい ]
あやしいさん、確かにマンテル大尉は「♪はったらっく おじさん」でしたが…(苦笑)。
でも、あやしいさん、UFO地球教習所説は半分当たりです。
観光を兼ねた合宿免許で地球に来てるのです。
それは兎も角、は、はやくカーテン閉めて!!
2014/8/20(水) 午後 2:52