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昨夜親父から聞いた話、ちゃんと憶えてました。 その内のお一つです。 林道をずっと歩いた山深い所にある一軒宿。登山基地として、山好きばかりが泊まる宿です。 そこの主人と飲んで意気投合し、聞いた話だそうです。 今はその宿、拡張を重ねて随分大きくなっているのですが、以前は雑魚寝の大部屋一つの小さな宿。 先代の頃、手狭になった為、増築をしようと言う事になりました。 そこには昔から、建物の横に、ふた抱えもある大きな岩がありました。 何か文字を刻んだ跡があるので、昔の人があえてそこに置いたらしいが、由来は判らない。 増築の妨げになるので重機で移動しました。 ところが、岩のあった辺りの地中から、続々と白骨が出てきてしまいました。 しかも、どれも首が無い。 平家の落ち武者伝説もある土地なので、恐らくそれだろうと、懇ろに弔って工事を続けました。 その後、何故か今の主人の代になると、増築した部屋に泊まったお客さんから 「息苦しくて眠れない」「金縛りに遭う」「人の気配がする」と、苦情が出る様になりました。 最初は「気のせいですよ」と誤魔化していましたが、苦情の内容は次第にエスカレートして行く。 「ザンバラ髪の落ち武者のようなモノを見た」 「がちゃがちゃと音を立てて部屋中を歩き回る黒い人影が出た」 「首の無い鎧姿の幽霊が出た」 終いには、宿の者たちも立て続けに幽霊を見る様になり、このままではいけないと言う事になりました。 改めて調べると、工事の際にまだ数多くの骨が埋まっているのは予想出来たが、きりが無いので適当な所 でそのままにしておいた、と言う事が判りました。 そこで、高名なお坊さんを呼んで、再び弔いをすることになりました。 その人は、「以前ここに地蔵なり碑なり岩なりがなかったですか?それに封印されていた霊が、 今になって現われています。」と言いました。 そこで、裏手に転がしてあった岩を元の場所に一番近い所に戻し、供養をして貰いました。 その後は怪異は無くなったと言いますが、今でも霊感の強い客が泊まると、異様な空気を感じると言われ る事があるそうです。 翌日親父が見てみると、確かに、建物の脇に大きな岩が鎮座していたそうです。
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旅の怪
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せっかく安らかに眠っているところを起こされて怒ったんでしょうね。でも時間が経ってから現れたのが謎ですね。by旦那
2008/5/10(土) 午後 9:22
旦那さん、「霊は気まぐれ」ってとこでしょうか。
2008/5/11(日) 午前 0:30
すごいねぇ、それだけの霊を鎮めていてくれた力って。
石も、それなりにパワーを持っているものを選んで使うんだろうか?
2008/5/11(日) 午後 3:00
ゴロウさん、石のパワーに、人の祈りのパワーが重なっている様な気がします。
道端のお地蔵さん等を見ると、何百年も昔から、数多くの人がこのお地蔵さんを拝んできたんだなあと思うと、お地蔵さん自体に祈りの念が染み付いているような気になります。
2008/5/11(日) 午後 3:10
石って不思議ですよねぇ。やはり古くからそこにあるものを安易に動かしてはいけないんでしょうね。
2008/5/11(日) 午後 9:16
minamiさん、置くべきして置いた物をみだりに動かしてはいけません。
会社の私のデスクの上も、散らかってるだの小汚いだの散々な言われ様ですが、其々の物品は置くべきして置かれた物ばかりなのです!!
2008/5/12(月) 午前 0:35
((*´゚Å゚):;*.':;ブッ
とっとと片付けましょうね〜♪
2008/5/12(月) 午後 1:37
minamiさん、片付けると何処に何があるのか判らなくなるんですよ…。だから、このままで良し!!
2008/5/12(月) 午後 4:20