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同僚の話です。彼は所謂「釣りバカ」で、休みの度にあちこちの海へと出かけております。
彼は、「見やすい」体質です。体験談には事欠きません。「いや、マジに怖いですよ。」と言う位なら、夜釣りなんか行かなければ良い物をと思うのですが、毎週彼は出かけていきます。
先日、性懲りも無く、友人と二人で釣りに出掛けた彼ですが、釣り場では「何事も無く」、出勤に間に合うぎりぎりまで釣っていたそうです。明け方前、真っ暗な山中の帰路を急いでいた時、突然「怪異」は起きました。
渓谷に架かる赤い橋を渡りきった時、彼の首筋に激痛が走り、思わず「痛てっ…!」を漏らすと、同時に助手席の友人も「痛たたたっ」と首を押さえる。これはヤバイ、と直感的に思った彼は、痛みに耐えながら、道路脇に空き地を見つけると、そこに車を停めたそうです。
暫く経っても二人の痛みは治まるどころか、ますます酷くなっていく。空が白み始め、薄明かりが車を包むと…。
その空き地の片隅には、大量の花束が置かれていました。
それを見た二人は、すぐさま車をスタートさせ、痛みに耐えながら何とか戻ってきたそうです。数日経っても痛みは治まらず、医者に行ったのですが、原因不明。
1週間程でようやく痛みが引くと、彼はまた釣りに出掛けて行きました。
釣りに行く人は、結構変な体験をするみたいですね。彼の話はまだ山ほどあるので、改めて記事にしたいと思います。
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