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雪山

大学時代、バイト先の先輩の話です。その先輩は、山岳部に入っておりました。

友人と雪山に登った時。夜、予想以上の降雪で、テントが雪に埋もれてしまう程でした。酸欠に注意しながら、そろそろ就寝と言う時…。

ぼす、ぼす、とテントが外から叩かれます。耳を澄ますと、また、ぼす、ぼす、と音がする。

木から雪の塊が落ちたのだろう、と思いシュラフに入ると、今度は…

「入れてくれ…」

積もった雪を通して、くぐもった声がします。まさか遭難者か、と思った二人は慌ててテントの外に顔を出すと、そこには…。

雪に塗れて真っ白になった人影が大勢立っていました。5人や10人ではきかない。ライトの灯りが届く範囲にびっしりと人が立っていました。

「うわあ!」と叫ぶや、テントを塞ぎ、顔を見合わせる。「な、何だ今の!」「遭難者じゃないよな…」
「ど、どうする?」恐怖は最高潮です。そしてまた。

ぼす、ぼす―「入れてくれぇ…。」―ぼす、ぼす…「入れてくれぇぇ…。」

これはいよいよヤバい。二人は縋る思いで手を合わせ、「成仏して下さい、成仏して下さい…。」と呟きながら、拝み続けました。―どの位そうしていたのか、やがて声は聞こえなくなったそうです。

当然、一睡も出来ず、山行も途中で切り上げ、翌日に下山。先輩は暫く雪山恐怖症になっていました。




自分的にはAクラス入りする位怖い話です。聞いた時は。自分も雪山は多少齧りましたが、ああいう所はスペシャルな人しか行ってはいけないなあと、つくづく思います。

第六話

電話の女は、とてつもなくヒステリックに「彼を返せ!どこに遣った!」等と怒鳴り散らします。Aさんは、恐怖心を抑えながら、のらりくらりと受け答えする。でも、声が震えるのは防ぎ様が無かったそうです。
 ようやく電話を切ったAさんは、直ぐにBさんに電話をし、「お前、彼女は俺の電話番号知ってたぞ!絶対見られるなと言っただろ!」と言いました。しかしBさんが言うには「そんなバカな!お前に言われた後、直ぐにアドレス帳は1枚ずつトイレットペーパーに包んでトイレに流したぞ…。あいつが見た筈が無い!」
 その後も、彼女から、何度かAさんに電話が架かって来ました。次第に彼女も落ち着いて話すようになったそうです。なぜ自分の電話番号を知ったのか、と聞いてもはぐらかされて答えてくれない。
そして、何度目かの電話の際…。

ヒッチハイク

東欧圏を貧乏旅行した方の話。
 ヒッチハイク中、人家まばらな草原で車が捕まらず難儀していた。夜になってしまい、野宿の覚悟を決めた頃、車の音と灯りが近付いてくる。最後のチャンス!と手を挙げていたが、様子が面妖しい。良く考えると、草原の起伏を縫うように道は走っているのに、灯りは真っ直ぐやってくる。音も聞きなれない。

闇の中から現れたのは、戦車だった!

結局、戦車に乗り込み(と、言っても、砲塔の手すりにしがみ付いて)近くの町まで送って貰ったそうです。荒野を突き進む戦車の乗り心地は「最悪。死ぬかと思った。」との事です。



羨ましい!乗って見たい!たぶんT-72ですね。この戦車。

角部屋

こちらも、旅先で知り合った方から聞いたお話です。

 ホテルの角部屋に泊まっていたが、夜中に部屋の無い方から何度も「バン」とドアが閉まる音がする。怖くて寝つけ無かったが、翌朝ベランダ越しに見てみると、非常階段がある。ああ、そこのドアの開閉音だったのかと。従業員が出入りでもしていたのだと納得。
 
 その夜も「バン」「バン」と何度も音がする。煩いので文句を言ってやろうと待ち構えて居た所に「バン」と来た。
 
ベランダから声を掛けようとしたが、非常階段には誰も居なかった。

 慌てて屋内の廊下に出て見たが、そこも無人。そう言えば、ドアの音はしても、非常階段の上り下りの足音は一切していない事に気付いた。ツアコンさん経由ですぐ部屋を替えた。


何気ないですが、当事者にとっては怖いかも。角部屋って、敬遠する人多いみたいですね。

雪の夜

北国の街で聞いた話です。職場の部下の体験談。彼は、その手の体験は豊富な人です。
 
 ある冬の、雪の降りしきる夜。真夜中に金縛りに遭った彼は、それと同時に身体が中に浮くのを感じました。彼は金縛りには慣れていたましたが、身体が浮くのは初めてで、ちょっと狼狽したそうです。
 
 敷布団から30センチ程浮いたまま、両足が、ぐい、と引かれました。ゆっくりですが、強い力で少しづつ、身体が壁に引き寄せられる。彼は金縛りに遭ったままで、抗う事が出来ません。徐々に壁が近付いてくる。
 
 もう壁に足がつく、と言う所で、ばふ、と彼の身体は床に落ちました。金縛りも解けている。彼は床に戻り、そのまま寝てしまいました。

 翌朝、外が騒がしく、早くに目が覚めました。おふくろさんに、何かあったの?と聞くと、

「隣のご主人が、玄関先で亡くなったんだって…。」と。

 北国では良くある事ですが、ご主人は酔って帰宅し、玄関前の雪溜りで寝込んだまま凍死したそうです。

 彼が引いて行かれた壁の先には、丁度そのご主人が亡くなった、雪溜りがあったそうです。



聞いた時は結構怖かったのですが、私が文章にすると、相変わらずちっとも恐怖感が沸きません。困った物です。
 時に、私も驚いたのですが、この様に亡くなる方は毎冬何人か必ずいらっしゃるとか。また、真冬に行方不明になった人が、雪解けと共に、家の軒先の雪の中から発見されると言う事もあるそうです。
 私も徒歩5分の勤務先に向かう途中、近道しようと公園(かなり広い)を横切ったのが運の尽き。吹雪に飲み込まれ、ホワイト・アウト状態になってしまい、危うく遭難しかけました。遅刻して出社すると、私の救助隊が編成され、出発する所でした。北国の冬を嘗めてはいけません。

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