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拝み屋さんは現地に着くなり、「これは、凄い。」と絶句します。 妖気は更に増し、霊感の無い人にも感じるのか、怪訝げに店を振り返る通行人もいます。 気を引き締めて店内に入ると、先日の整理された店内と打って変わった有様です。 テーブルはひっくり返り、椅子もバラバラに散らばっている。 壁紙も所々が引き剥がされた上に、蛍光灯も軒並み割れ、破片が床に散らばっている。 「これは…」とAさんも不動産屋さんも言葉が出ない。 厨房には、相変わらず強い「念」が籠もり、黒い影が目に見える様です。 拝み屋さんは「おやらい」(内容は秘伝で、人に言うと効果が無くなるそうです。) と言う儀式を執り行うと言い、Aさん達は外で待つ様にと言われました。 車で待機するAさんには、何かの気配が激しく店の中を蠢いているのが感じられます。 不動産屋さんも「鳥肌が立つ。」と腕を擦っています。 2時間もすると、拝み屋さんが出て来ました。 いつの間にか、Aさんも変な気配は感じなくなっておりました。
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