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ホノルルの中心に立つ、「アメリカ唯一の宮殿」と言われるイオラニ宮殿。 超有名なカメハメハ大王像の対面にあります。 ややこじんまりとした印象ですが、なかなか荘厳な雰囲気を醸し出しております。 ここでの怪異譚は、次のような物が…。 深夜、宮殿内や庭園・果ては、隣接する図書館や庁舎の一角が、突然異様に寒くなる。 すると、いずこからか黒衣に黒いヴェールを纏った婦人が姿を現す。 婦人の足は地面には着いておらず、滑る様に移動すると、やがて消える…。 観光客・州政府職員・地元の人々など、多くの人間が黒衣の婦人を目撃しているそうです。 この婦人は、ハワイ王朝最後の女王である、リリウオカラニ女王の亡霊であるとされています。 さて、ここが「心霊スポット」になった曰くですが…。 サトウキビのプランテーションで財を成した白人勢力が、1887年に「共和制化」を求めるクーデター を引き起こし、ハワイ王朝を傀儡化しました。 白人勢力はこれを「革命」と称しますが、実際は、国王は議会の承認なしに政治に関与できない・ ハワイアン、アジア人には選挙権が与えられない等、実質的には「国の乗っ取り」としか言えないもの でした。民族主義に燃える民衆側に立った王家は様々な抵抗を試みますが、白人勢力の反撃に遭い、 徐々にその力や人材を失っていきます。 リリウオカラニ女王は、ハワイアンにも選挙権を与えるべく憲法改正を試みますが、逆にこの抵抗が 白人勢力に勢いをつけさせ、遂に1894年、白人勢力が臨時政府を樹立。 王制は廃され、ハワイは共和国になってしまいました。 その後、最後の女王となったリリウオカラニは、反乱の首謀者との濡れ衣をかけられ、 ここイオラニ宮殿に幽閉されました。 リリウオカラニは音楽にも通じ、イオラニ宮殿に幽閉中に、名曲「アロハ・オエ」を作曲したそうです。 そして、リリウオカラニは、その後もハワイ人の敬愛を受けつつ、1917年11月11日、79歳で亡くなりまし た…。 リリウオカラニ女王は、無念の為に彷徨い出てくるのか、それとも未だハワイを愛してるが為に姿を 現すのか…。 (写真ですが、ここの所だけカメラが不調になり、ご覧の様に荒れた画像になってしまいました…。)
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