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「みどりが淵」の話を聞かせてくれた同僚の別話です。 やはり、里帰りした時の事。 従兄弟達と道を歩く時、よく「ごっこ歩き」と言う遊びをしていたそうです。 例えば、動物の物まねをしながら歩くとか、10歩づつケンケンをしながら歩くとか。 ある夜、親戚のおじさんが皆を縁日に連れて行ってくれた帰り道。 いつもの様に「ごっこ歩き」をしながら家路についていると、おじさんが「よし、次は後ろを絶対 振り向かないで歩こう!!」と言いました。 皆で何とか他の子を振り向かせようと、はしゃぎながら歩いていましたが、 一番後ろに見張るようにおじさんが歩いているので、振り向けません。 そして、しばらくしてから、おじさんは言いました。 「よし、家までかけっこだ!!振り向いた子は負けだぞ〜。よーい。ドン!!」 皆一斉に走り出し、足の遅かった同僚は、一番最後を走っていました。後ろにはおじさんが走っている 足音が聞えるのですが… 背後からは、おじさんの足音以外にも、何人分かの足音がはっきりと聞えました。 何故おじさんが、急に「ごっこ歩き」を仕切ったのか、その時何となく判ったそうです。
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