過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

実は、私がバンコクで一番行きたかったスポットがこの「プラカノーンのメー・ナーク廟」です。

ここには、バンコクの有名な民話の主人公であるメー・ナークが祭られております。

チャクリー王朝(1782-1932)初期のお話。

村長の娘ナークと村長の庭師として働いていたマークが恋に落ちた。マークは貧しいが働き者の男。
二人の仲を知った村長は娘をマークから遠ざけ、金持ちの中国人との縁談を進めた。
そんな父に逆らい、ナークは家出をしてマークと結ばれた。
 
その後ナークは子を宿すが、相前後してマークは徴兵され、戦地に赴く事になった。
マークは、親友のトゥイと近所の老夫婦に身篭った妻の世話を託した。

マークが戦地にいる頃、ナークが産気づいたが、老夫婦の助産もむなしく、
難産でおなかの子と共に亡くなった。
ナークがピー・プラーイ(難産で死んだ女性が化けると言われる霊)になるのを恐れた老夫婦は、
ナークを手厚く葬った。 

一方、それを知らぬ兵役中のマークは戦場の駐屯地でナークと我が子に出会う。
マークはナークに家を空けて来たことを叱ったが、二人への愛情にほだされ、一緒に夜を過ごした。
しかし、朝になるとナークと赤ん坊は消えていた。

それから間もなく兵役を終了したマークが、故郷に帰ると、トゥイにナークの死を告げられる。
マークは「ナークと赤ん坊に戦場で会っている」と主張して口論になった。 
二人がマークの家に行くと、何事もなかったかのようにナークは家で仕事をしていた。
トゥイは「あれはピー・プラーイで、お前は呪い殺されるぞ」とマークに忠告するが、ナークは反対に
「トゥイは私とマークの仲を割こうとしている」と言い返した。 

その後、しばらくナークとマークは一緒に暮していた。
ある日、ナークが臼と杵で唐辛子を砕いていた。ナークはふと杵を取り落としてしまう。
落ちた杵と取るために、ナークは尋常の人間ではできないほど長く手を伸ばし、縁側に腰掛けたまま杵を取り上げた。

それを見たマークは、そこで初めてこれはトゥイの言う通り、ピー・プラーイだと悟った。

マークは寺院に駆け込み僧に助けを求めたが、僧達は経を唱えるのが精一杯である。
その間にもナークは凶暴になっていき、村の人々を手当たり次第に呪い殺していった。 

その時、どこからともなく高徳で霊感の高い少年僧が現れ、ナークを退治した。
その骨は骨壺に収められ運河に投げ捨てられた。 
夫がいとおしい余りに悪霊となり、災いを及ぼしてしまう悲しい女性のお話です。

この民話を元に歌が作られ、映画にもなりと、タイでは最もポピュラーな怪談の一つの様です。

日本で言えば、牡丹灯篭か四谷怪談か…と言った感じではないでしょうか。


この話はバンコクでは「実話」とされ、ナークが祀られる「メー・ナーク廟」はバンコクの

最怖心霊スポット」となっているとの事です。

また、ナークが死して亡霊になってまで夫の帰りを待ったと言う事で、出征前の軍人が留守中の家の守護

を願掛けに来る場所でもあるそうです。




―さて、3日目の午後遅く。

お土産の買い物も終わった私TOは、一旦ホテルで体勢を整え、出発しました。

行く先は勿論「メー・ナーク廟」です。

ホテル近くのプロームポン駅からBTS(スカイトレイン=バンコク市内を走る高架鉄道)で3駅先の

プラカノン駅近くに「メー・ナーク廟」があると言う事です。
イメージ 1

                       ↑便利で快適、渋滞知らずのBTS。


BTSに乗っている最中。

一天にわかに掻き曇り、空が真っ暗になってきました。

スコールです。

案の定、プラカノン駅に着く頃には、土砂降りの雨…。

傘を持たずに来た事を後悔しました。

しばらく駅で雨宿りして様子をみましたが、一向に止む気配なし。


仕方が無いので、一旦戻り、目星をつけていたマッサージ屋で「タイ古式マッサージ」を堪能。

(1時間300バーツ≒900円で死ぬほど気持ち良かったです。プロームポン駅近くの「センターポイント・

マッサージ」―お薦めです!!)


マッサージ屋から出ると、雨はすっかりあがっております。

「さあ、行くか!!メー・ナークに会いに!!」

私は再度BTSに飛び乗り、目指すは「メー・ナーク廟」!!

待ってろ、ナーク、数々の「心霊スポット」を制覇したこのTOが、今行ってやるぜぇ!!








…となる筈だったんです。予定では。



予定では、ね…………







―しかし、マッサージで身も心もふにゃけた私TOの耳に、「ビール、飲みたくない…?」と言う悪魔の囁きが聞こ

えてきました。

時計を見ると、丁度5時。(あちらでは、夕方5時を過ぎないと酒が出ません。)

私TO,そのままふらふらと、その辺の「飲み屋と言う名のブラックホール」に吸い込まれ…


―「メー・ナーク廟」突撃の使命も忘れ、日が暮れる頃にはグズグズになってしまったのでした…。


イメージ 2

                     ↑メー・ナーク廟。(ウィキペディアより)


―こんなのですみません…せっかくバンコクに行ったのに…

タイのビールが安くて旨いのがいけないんだ…
胸の前で手を合わせ、丁重にお礼を述べ、さあ、いざ「心霊スポット」へ!!

青木さやか似は、「ホントに大丈夫デスカ?やめたほうがイイよ」と心配してくれます。

「マイペンライ(大丈夫)!!」と手を振り、教えて貰った路地を目指します。


―ちょっと歩くと、通りにはだんだんと人影も少なくなり、街外れに差し掛かった事を感じさせます。
イメージ 1

さらに歩くと…あ、ここだ…。
イメージ 2

路地の入り口です。

―警備員はいない様です。ラッキーかも。

それでは、路地に入ってみましょう…。
イメージ 3


ひと気のない路地の両側には、大層な邸宅が並んでおります。

教えてもらった番地を辿ると…



ここだ…

イメージ 4

ここが、不幸な一家の「ピィィィ」だ出ると云われる邸宅です

ひと際暗い邸内を覗くも、何も見えません。

0感人間の私は、相変わらず何も見えず、何も感じず…。

真夜中の住宅街であまりストロボを焚くのも何なので、ナイトモードで邸内を何枚か撮影しました。


余り長くうろついていると、不審者と思われるので(十分不審だが…)5分ほどで退散します。

路地の入り口にはいつの間にか警備員が立っていて、何か言いたそうな顔でこっちを見ていました。



先ほどの路上に戻ると、青木さやか似達が待っていました。

「どうだった?出た?何か見た?」と口々に聞いてきます。

「何も出なかったよ〜」と言うと、皆ホッとした表情に。

それからしばらく一緒に飲んで、お別れしました。

コープンカー!!(ありがとう〜)
イメージ 5


―と、ここで取り敢えず一件落着なのですが、後に画像を整理していた私は、少々肝を冷やしました。

真っ暗な邸内を撮影した画像の中に、こんなものがあったのです…







イメージ 6

光源のない場所でこの光の渦?もアレなんですが…

光の中に、シャツを着た人が何人か居る様な…?


―何なのでしょうか…????

イメージ 1

出発前夜。

私TO、より良い「心霊スポット探訪」の為、まずはタイの心霊事情の予習をしました。


タイの宗教は、南方上座部仏教。いわゆる「小乗仏教」です。

しかし、仏教伝来以前からの民間信仰の形として、「ピー信仰」と言うモノが広く浸透しています。

「ピー」とは、「精霊・お化け・妖怪・幽霊」の総称の様なものです。

家を守る精霊もピー。農村で、信心が足らないと祟るのもピー。死者が化けて出るのもピー。

様々な自然神や妖怪、幽霊、怨霊…に囲まれてきた日本人にとっては、非常に馴染みやすい信仰です。


そして、死者はすべからく「ピー」となり、それが悪い「ピー」になると、化けて出たり取り憑いたり

すると考えられています。



さて、最低限の予備知識を得た所で、バンコクへ。

それでは、レポート開始!!


到着初日。現地時間4月7日22:00。

日中40度近くまで上がった気温の残滓は、まだ通りの隅々までを覆っています。

夕方に街を洗ったスコールのおかげで、蒸し暑い事この上ありません。


会食を終えた私TOは一人、夜の裏通りへ。まずは、地元の人から「ピー」情報の聞き込みです。

おっと早速客引きのおっちゃんがインチキ臭い笑顔で声を掛けてきます。
イメージ 2

夜の通りには、こんなおっちゃんが1ダースなんぼで売れる位たくさんいます。

ご婦人方やお子様にはとても聞かせられない下世話なお誘いをはぐらかしつつ、情報収集を。

「どっかこの辺で『ピー』が出る所はない?」

「おお〜『ピィィィ』!!怖い怖い。わたし知らない」

取り敢えずここでは、地元の人は「ピー」ではなく(いかにも怖そうに)「ピィィィ」と発音するのだと言う事を学び

ました。


さて、さらに裏通りを行くと…道端に出された飲み屋のテーブルで飲んだくれている白人のおっさんが。

声をかけてみましょう。サワッディー!!
イメージ 3

仲良くなりました。

スウェーデン人だそうです。こんな暑いところで何をやってるんでしょうか。

彼に聞いても「ゴーストなんて見たことない」と言うので、店の人たちに取材を試みますが…
イメージ 4

皆さん、「ピィィィ」と言うと、怖がって取り合ってくれません。まあいいや、楽しいから。
イメージ 5

さて、そろそろ行かねば。名残惜しいが、またね〜

しかし、皆さん笑顔が素敵ですね。微笑みの国と言われるだけの事はあります。


―再び裏通りへ戻ったTO。ピィィィ。ピィィィはどこだ〜。


おっと、潰れたカラオケ屋の路上で宴会をやっています。

花見でしょうか?花見にしては花が咲いてないが。兎も角、仲良くなってみましょう。

サワッディー!!
イメージ 6

やたらノリの良い若者達です。

宴会にまぜて貰える事になりました。
イメージ 7

向かって右の(青木さやか似の)おねいさんは片言の日本語が出来ました。

馬鹿話でひとしきり盛り上った後、早速「ピィィィ」の情報収集開始!!

「ねえ、この近くで『ピィィィ』が出るところ知らない?」

―案の定、「『ピィィィ』?怖〜い!!なんでアナタそんな事きく!?」と、皆顔をしかめます。

「『ピィィィ』に会いにわざわざ日本から来たんだ」と言うと、大ウケ。

「こんなへんなヒト、みたことない」と言いながら、4人はタイ語で何やら真剣に話し始めました。


(あそこ、でるじゃない?あそこを教えてあげれば?)

(キャー、あそこはマジやばいよ!!)

(私の友達もあそこでピィィを見たし)

(あそこはマズイんじゃないか?いくらなんでも)


―てな事を言ってるんじゃないかと思っていると、青木さやか似が向き直って教えてくれました。



「いい?この先に左に曲がる路地があります。そのさきはお金持ちの家がたくさんあるところで、もしか

したら、路地の入り口には警備員がいるかも。いたら、たぶん入れないね。いなかったらOK。

路地に入ったら、左のほうに誰も住んでいない家があります。そこには『ピィィィ』がいます

昔、そこに住んでいた家族の『ピィィィ』です。泥棒に殺されたのです。子供の『ピィィィ』もいます。

とっても怖いけど、ホント、アナタ、行く???」

行く行く!!



―ついに、「ピィィィ」の手がかりが得られました!!

(つづきます。―しかし、心霊レポートでも何でも無いですね、コレ。)

マイ・ペン・ライ!!

―やっと、定休日になりました。

せっかく頂いたコメントにお返しできなかった事を、重ね重ねお詫び申し上げます。

貧乏暇なしとは良く言ったものですね。


さて、例の暴動、とりあえずは収まった様です。

不幸にも死者が出てしまいましたが、引き上げる「赤シャツ隊」の表情を見ていると、あまり悲壮感とか

切迫感がないですね。

何となく、野球を見に行って贔屓のチームが勝った後の様な顔をしています。


そんな事はさて置き、ぼちぼち「バンコク心霊ツアー」の記事を上げていきますので、お暇があれば

お付き合い下さい。(ただし、全然怖くないです。)

全1ページ

[1]


.
TO7002
TO7002
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

過去の記事一覧

1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
検索 検索

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
コンタクトレンズで遠近両用?
「2WEEKメニコンプレミオ遠近両用」
無料モニター募集中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事